正しき航海、船出の朝

正しさとはなにか

善とは何か、悪とはなにか

常に我々生きている人間が、

考え、善を志向し、昇華していかねばならない


創価学会・初代会長の牧口常三郎は

「善とは公益、悪とは利己」という

善悪というものは相対関係のものであって

絶対のものでは無いと指摘した


我々人類はこの深い箴言に学んで

より深く思索していかねばならない


考えることは善いことだ

きちんと事実を基にして考察していけば

自然と仏法の凄さを感じると思う。

それはデマに依らないで、

また感情に振り回されないで、

きちんと精査していくことが必要だ。


仏法は法則であって

キリスト教などの所謂、絶対神がいる訳では無い

厳然と我々が

生まれ 育ち 生きていく中で

自然と感じていくものである

例えば地球上では

水は高いところから低いところに落ち

乾燥すれば火事の危険があり

節制することを疎かにすれば、

体が病んでしまうようなものであって

決して誰かが誰かを罰するような

ものではない。


それを水を低いところから

高いところに落とそうとしたり、

乾燥する冬に火遊びをしたりすれば

自分に悪いことが起こるのを

人のせいにするから

負の連鎖から抜け出せないのだということを

知らずにいるのは愚かである


そんな愚か者には

ならないで頂きたい


聡明でいるということは

素晴らしいことだ

寄るべなき 船はいつしか沈むということだ

海図もなく 羅針盤もないのに

航海に出ようとするのは

誰しもが止めるのに


我々は人生というところに

いささか浅慮過ぎるのではなかろうか


海図を持て 羅針盤を持て

そして それから錨を上げよ


我々の人生の船旅は

まさにこれから始まるのである。


さあ、眩しくも美しく 光り輝く朝焼けの方へ

我々の地球号は堂々と船出する

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