転校/小学校最終学年
あいつらはほんとの友だちいないから
私の方が幸せなのよ
問題があるのはいじめる側だろう
こっちに原因あったとしても
小6の春に転校した(いじめが原因ではない)。初めの2ヵ月くらいは問題なく過ごせていたが、あるやらかしをきっかけに断続的にいじめられるようになった。
耐えた。いつものように。大人たちが根本的にいじめを解決してくれたことなんてほとんどない。小4の時に母がいじめに口出ししてくれたことがきっかけで状況が改善したことがあるが、それくらいである。
救いになっていたのが、数少ない友人と自分の考え方だった。あいつらは、いじめる側は「本当の友達」がいないんだ。何かあればすぐ裏切るようなニセの友人しかいないあいつらより、私の方が幸せだ。いつしかそんな風に考えるようになっていた。
それでもやはり病んでいたらしい、2度ほど夢遊病のような症状が現れた。
その年のうちに母に児童相談所(以下、児相)に連れて行かれた。何度もいじめられる私を見かねた母が児相に連絡をとったところ、優先的に相談の枠に入れてくれたらしい。私はそこで2時間ほどある検査をした。
なんで、私が。率直な感想はこうだった。なんで私がこんなよくわからない場所でこんな検査?を受けなければならないのか。問題があるのはいじめる側だろうに。
その時に私は発達障害の可能性を指摘されていた。
(児相に連れて行かれた頃は一時的にいじめが収まっていたが、卒業前にまた一部のクラスメートにいじめを受けることになる)
ハッタン ー私と短歌と発達障害ー なつちか @ja72
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