うたかたのやくそくへの応援コメント
真っ暗闇の宇宙空間に、宇宙船からもれる光をわずかにうつし、溶けていく泡。
そんな鮮烈な映像が脳内に浮かびました。
人間は死後に完全なる無になるのに、驚怖を感じるのかもしれません。その驚怖を中和させる苦肉の策が泡だったのかなー
泡は死者への優しさですね。
作者からの返信
コメントと評価をいただきありがとうございます!
>泡は死者への優しさですね
素敵な表現をされますね。
泡に入れたところで、作中において結局人間は分解されるわけですから大きく変わるわけではありません。
だから仰る通り、理論的な考えからというよりは、優しさのように感情的な考えから生まれた葬送なのでしょうね。
うたかたのやくそくへの応援コメント
泡沫希生様
初めまして。方角企画より参りました。
SFテイストで、語り合いによる物語。動きが少ないにも関わらず映像が浮かぶようで楽しかったです。泡葬と言う発想が素敵ですね。自然に帰る、正にそんなイメージで、私もそうして欲しいなと思ったくらいです。
人間って自分の生きていた意義みたいなのを、どうしても気にしがちですよね。その人間らしさもまた無機質な雰囲気の中で映えて見えました。
まだちゃんとわかっていないのですが、北か北北西と言う感じでした。
作者からの返信
コメントと評価をいただき、ありがとうございます!
動きが少ない話になってしまったので、そのように言って下さると嬉しいです。
>泡葬と言う発想が素敵ですね。
タイトルを決めてから書いたのですが、やはり「泡」を出さないわけにはいかないなと。思いついたのが〈泡葬〉でした。
この作品の方角、ご推察合ってますよ!この作品はフィンディル様によると北北西です。
うたかたのやくそくへの応援コメント
初めまして、フィンディルさんの企画からお邪魔致しました!
冒頭から結末まで、とても美しい物語ですね!
SFゆえに、宇宙空間を舞台にした二人きりのやりとり。
静かな場所で読みたくなるお話でした。
最後は泡になって消えて行く…
人魚姫のような淡くて透明な結末…
そこに何か意味を持たせたくて行う指切りが、切なかったです。
いつかどこかで再会できたらいいな、と思いました。
方角は初心者なものでさっぱり分かりませんでしたが(西かと思った)、フィンディルさんの感想をお読みして、勉強させて頂きました。
素敵なお話を読ませて下さり、ありがとうございました^^
作者からの返信
コメントありがとうございます!
美しい物語と仰っていただき嬉しいです。
この約束は果たされるのか、それとも儚いままで終わるのか。それはきっと二人にしか分かりません。
私も今回初参加で、西の作品を目指したのですが、ちょっと上手くいかなかったようです。作品の方角って難しいです。
評価までいただきありがとうございました。
編集済
うたかたのやくそくへの応援コメント
早々にお読みしてコメントしてなかったので戻ってまいりました。笑
〈泡葬ほうそう〉。まずこの表現がすごくいいなって思いました。どうやったら思いつくんだろうってくらい「おお!」となりまして。
全体の雰囲気もSFの良い意味での輪郭がはっきりしてない空気感が特徴的だと思いました。あとすごく映像的というか、文字を追うだけで自然と想像力が掻き立てられる作品でした。方角は北が少し入っているような気がしますがどうなのでしょうね。
作者からの返信
わざわざ戻って来てくださり、コメントをありがとうございます!
『泡沫』というタイトルなら、「泡」を出さないといけないと思いまして。
〈泡葬〉は、最初〈泡沫葬〉でしたが、語呂が悪いので考え直し、短くすれば良いことに気づいたのでこうなりました。
仰る通り、自分でも書いている内に、ぼんやりとした雰囲気になったなと思いました。
ちなみに、この作品は北北西の作品になっているそうなので、北がしっかり入っています。作品の方角って難しいですね。
評価もありがとうございました!
うたかたのやくそくへの応援コメント
これはファンタジー満開のスペースオペラですねー。こういう未来系宇宙系SFもの好きです。結末がはっきりしていないし、登場人物もあえてぼんやり書いてあるので真北ではなさそうですが、エンタメテイストが残ってるなーと感じました。
逆に登場人物「私」と「君」をはっきり書いてこの二人の出会いの行く末を書けば、それがハッピーエンドでもバッドエンドでも文句なく真北に向きますからねー。真北向きの物語の導入部で少し純文に寄せた感じでしょうか。
これは続きを読みたいところですねー。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
北向きから離れることを目指したのですが、仰る通り、結果としてエンタメ要素は残っているようですね。
作品の方角って難しいのだなと、考えさせられました。
続くとしたら、どんな感じになるんでしょうね。今の私には思い浮かばないので、読者の方に好きに想像してもらえればと思います。
評価までいただき、ありがとうございました。
うたかたのやくそくへの応援コメント
泡沫希生さん
まずペンネームが、そのままお心を語っているようだと想いました。人生のはかなさそのものです。その名を題名にした短篇ですから、きっと小説を書いてきた動機の根幹にも触れているのでしょう。
宇宙葬として細かく星の海に消えていくのはロマンチックでもあり、ブラックホールに呑まれるような虚しさとも向き合わなければいけないような気がします。
でも誰もがそうやって広大な宇宙の泡沫と消えるのであれば、誰もが同じ運命の中にあるという希望も残るものなのかも知れません。
東西南北、全ての方角が少しずつ入っているとわたしには想いました。
作者からの返信
コメントと評価をいただき、ありがとうございます!
ペンネームに使用している「泡沫」の意味を、自分なりに理解しているつもりではあるので、それを精一杯反映して書きました。
「きっと小説を書いてきた動機の根幹にも触れている」についてはすみません、自分のペンネームの意味について語るのは恥ずかしいので返信を割愛させて下さい(笑)。
宇宙そのものも、人によって恐怖を覚える人もいれば、ロマンを感じる人もいることでしょう。
その宇宙を泡となって漂うことに、希望を見出すのかどうかも人によって違うでしょうし、
ある意味で、そういった美しさや虚しさ、恐怖や希望は同時に存在しているものだとも言えるのかもしれません。
この作品の方角は人により感じ方が違うようで、今までいただいた感想を集めてみると、実は東西南北すべての方角を含んでいたりします。
ということで、私には、この作品の方角の答えは出せそうにありません。
御作『経立』へのコメント返信もありがとうございました。
『希生』の件、実は、誰かに言われそうだなと思っていたんです。『希生』、どんな話になるんでしょう。少なくとも、今の私には思いつかないようですね。
返信が長くなり、失礼いたしました。
うたかたのやくそくへの応援コメント
非常に面白いことに挑戦されたのだなと感じました。
雰囲気が優しくておしゃれですね。
命や出会いの儚さが描いてあり、ともすれば重く悲しいお話になったかもしれませんが、読後に心が温まる、軽やかさのある物語だと思いました。
西も南も感じますが、個人的には北もあるかなと思います。
作者からの返信
コメントと評価をいただき、ありがとうございます!
>雰囲気が優しくておしゃれですね
この作品には自信があまりなかったので、そう感じていただき嬉しくなりました。
題材は考えている内にシリアスなものになってしまったのですが、今回は重すぎないお話にしたかったのでこの形になりました。
目指したのは、西と南なのですが、仰る通り、結局、作品の方角は北も含んでいそうですね。
うたかたのやくそくへの応援コメント
フィンディルさんの企画から拝見しました。
きれいな雰囲気のお話で、泡沫というタイトルにも合った私好みの作品でした。
物語の構成は、北向きでいけるものだなと私は感じました。
西に寄るのかどうか、フィン感の傾向だと、真北か北北西あたりで収まるのかなあと予想します。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
タイトルに沿った話になるように書いたつもりだったので、タイトルに合っていると言っていただけて安心しました。
目標は、北向きから離れた作品を書くことだったのですが、
私も時間が経つにつれ、自作は結局北向きなのではと思うようになりました。作品の方角を考えて書くのは、私にはまだ難しかったようです……。
評価までいただきありがとうございました。
うたかたのやくそくへの応援コメント
文体がとても好きでした。
二人称の小説を初めて読んだのですが、とっても素敵ですね。
彼女でも彼でもない君っていう・・・。
何百年経ったとしても、人は誰かともう一度会いたいと願うんだという希望みたいな物も感じられました。
無機質な感じの始まりでしたが、小さな恋の芽生えのようなラストに心が温かくなりました。
方角・・・。
すいません、初参加でよくわからないんですが、北東な気がしました。
作者からの返信
コメントと評価をいただき、ありがとうございます!
語り手の「私」がいるので、自分では二人称小説ではないと思っていたのですが、どうなのでしょう。
私も二人称小説を読んだことがないので、今度勉強してみようかなと思いました。
>無機質な感じの始まりでしたが、小さな恋の芽生えのようなラストに心が温かくなりました
始まりと終わりの対比的な描写については、自分では気づいていなかったので気づきを得ました。素敵なご感想をありがとうございます……!
私も初参加なので、方角については皆さんの考えを参考にしているところです。北東に一票とのこと、承知しました。
うたかたのやくそくへの応援コメント
はじめまして! こんにちは、水木レナと申します。
ファンタジックですね! 拝読していて胸に「読書の楽しい時間」がよみがえりました。言い方が陳腐かもしれませんが、読んでいてああよかったと感じたので。
読者を安心させる安定感がありますね。
世界設定はSFだけれど、そこに生きているキャラは逸脱してこない。どうやら宇宙人ではないらしいし、人間だと言っている。無用な想像力を働かせないですみました。
その上でのことですが、このお話は上質の感触がします。どこかで見た感も覚えません。
泡沫さん独自の物語を形成してると思います。
総じて好ましく、約束をかわすふたりの刹那的関係が愛おしく思える作品でした。
ラストの感じでは西が入るのかもしれませんね。
それでタグが南西なのでしょうか。
でもわたくしは北半球の感触がいたします。読者の思考を安全に誘導する手腕がそう思わせたのだと思います。
それではまたー。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
方角企画ということで、北以外の作品を書くことに挑戦しました。
>総じて好ましく、約束をかわすふたりの刹那的関係が愛おしく思える作品でした。
いつもと異なる作風に挑戦したため、この作品には自信がなかったのですが、お褒めのご感想をいただき、嬉しいです。書いて良かったなと思えました。
ただ、仰る通り、結果としては、この作品には北の感触が残っていると私も感じています。
西の方角は目指していたつもりですので、西は入っているようで安心しました。
評価までいただき、ありがとうございました!
うたかたのやくそくへの応援コメント
企画から参りました。コメント失礼します……
物語の始まりから終わりまで、それこそまるで泡に包まれているような感覚でした。
緩やかでいて、芯のあるストーリーが素敵ですね。
方角、あまり詳しくはないのですが、西っぽさはあるように感じます。北というよりは南寄りなのかも……とも。
タグにあるように、南西もしくは西南西あたりでしょうか。
素敵な物語をありがとうございました……!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
>始まりから終わりまで、それこそまるで泡に包まれているような感覚でした。
私自身、何度も読み返す中で、なんだか不思議な作品だと感じていたのですが、
このコメントを見て、なるほど、この作品には浮遊感があるのだと気づきを得ました。
西と南の要素を感じるとのこと、承知しました。
私も初参加なので方角は詳しくありませんが、タグ付けの際に西南西か南西かで実は迷いました。作品の方角、難しいですよね。
こちらこそ、評価までいただきありがとうございました!
うたかたのやくそくへの応援コメント
こんばんは。拝読させていただきました。
宇宙への泡葬という概念には脱帽しました。中々に美しい弔い方を考えたものですね。
個人的には、抽象的な大衆感?を感じたので、「南北」かな?と企画的には思いました。
人生の一瞬だけが交わった未来人。その片側の感覚が美しくも悲しくこちらの心に響くのが良いですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
この作品はプロットを2個ボツにして、ようやく書けたものなので、〈泡葬〉の設定を褒めていただき嬉しいです。
方角は南北に一票ですね、承知しました。
北以外の方角を目指して書いたのですが、私も、この作品は北の方角をまだ残しているような気がしています。
ご意見ありがとうございました。
うたかたのやくそくへの応援コメント
いいですねえ。
最近色々な本を本でいて、純文学も読むんですが、なかなかしっくりくるものがないのです。その中で泡沫さんの作品は、文体がとても素敵というか好みというか、文字を追うのだけでも楽しいです。でもそれはきっと、ちゃんと裏にストーリーがしっかり流れているからなんですよね。ものすごくドラマチックではないのに読ませるストーリーが出てくるのは、感性なのでしょうねえ。素晴らしいと思います。
ペンネームと同じタイトルなのも、かっこいいな!って思いました。
方角音痴なので、今フィンディルさんのページを確認してきまして、南西かなって思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
北以外の方角を書いてみたいと思い、試作してみました。
いつもより詩的な表現をするように心掛けて書いたつもりですので、文体を褒めていただき嬉しいです。
私自身、純文学を読んだ経験はあまりないので、純文学的になっているのか自信はありませんが、西の趣きは出ているようで安心しました。
タイトルは、泡沫さんが『泡沫』で書いたら面白いのではという思いつきで決めたのですが、書いている内にかなりシリアスな作品になったので不思議です。
方角は南西に一票ですね、承知しました。レビューまでいただき、ありがとうございました!
うたかたのやくそくへの応援コメント
静かだけど色々とくるものがある作品でした
作者からの返信
コメントありがとうございます。
拙作を読んでいただいて何か感じるものがあったとのこと、嬉しく思います。
評価までいただきありがとうございました!