暦について考えよう!
さて、異世界においては、1日が24時間とは限らないし、1年が365日でもないかもしれない。ということはご理解いただけたかと思います。
その上で、あえて言いましょう。
面倒臭い!
地球人が居住可能な惑星で、大気濃度も地球と変わらず、時差ボケも起こさず、すんなりとなじめる環境。
それは地球です。
ガンダムに出てくるコロニーだって、地球と同じ時間や環境になるように整備している。と、聞いたことがあるような無いような。
ということで、地球人には地球に行ってもらうことにしましょう。
なので、異世界物は全てパラレルワールドです。
1日が10時間しかない環境なんて、私には想像できません。
私には、神様の神様『創造神様』的な存在が、パラレルワールドを創っているのが見えます。
創造神様が、たくさんの神様にパラレルワールドを配るのです。
ちゃんと管理するんだよーって。
貴方も、小学校の夏休みの宿題の「アサガオの観察日記」をつけるため、理科の授業か何かでプランターにアサガオの種を仕込んだものを自宅へ持ち帰ったことでしょう。
綺麗な花が咲く子も入れば、枯らしてしまう子もいたでしょう。
帰宅途中に転んでひっくり返してしまう子もいるかもしれません。
プランターの土壌に栄養補助剤をブッ刺して、大きな青い花が咲いた子もいれば、何もしていなくても赤い小さな花が咲く子もいたのかも。
アサガオを育てるプランター=地球
学校の先生=創造神様
小学生=神様
として考えてみましょう。
これでパラレルワールドで問題ありません。
それぞれプランターを管理している個人によって、咲く花が変わってくるのは当然だよね。
似たような種を植えても、何色の花が咲くかはわからないし。
隣のプランターから蟻を一匹持ってきても、たぶん大丈夫です。
だって、基本的な環境は一緒だから。
……暦を考えていくと、惑星のサイズや自転速度・公転速度、太陽との距離などを考えていかないといけなくなることに気づきました。
中途半端な文系でしかない私には、ハードルが高すぎます。
転生ならまだ良いんです。
生まれた時から、その星の住人です。
その星の環境に適応しています。
地球と全く関係ないファンタジーも良いんです。
作者様が、現代人である我々に現地の言語や時間や単位をわかりやすく翻訳した上で伝えてくれているだけです。
急にフランス語で書かれた小説を渡されて「楽しんで!」と言われても、私はフランス語を読めないのでわかりません。
作者様たちの優しさで出来ています。
偶然転移しちゃった人、お前はダメだあ。
私たちは、パラレルワールド以外、生きていけないよ。
暦について考えていたら、惑星環境にたどり着いてしまいます。
酸素濃度、重要なんですよ。
少しだけ触れてみます。
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◆20.9% 通常の空気の状態。
◆18% 安全範囲の最下限:危険範囲と紙一重の状態。
◆16〜12% 脈拍・呼吸数増加、精神集中力低下、単純計算の間違い、精密作業性低下、筋力低下、頭痛、耳鳴り、悪心、吐き気などが出る。動脈血中酸素飽和度85〜80%でチアノーゼが表れる。
◆14〜9% 判断力低下、不安定な精神状態、異常な疲労感、酩酊状態、頭痛、耳鳴り、吐き気、嘔吐、当時の記憶無し、傷の痛みを感じない、全身脱力、体温上昇、チアノーゼ、意識朦朧状態になる。階段やハシゴからの転落死や溺死の危険性あり。
◆10〜6% 吐き気、嘔吐、行動の自由を失う、危険を感じても動けず叫べない、虚脱、チアノーゼ、幻覚、意識喪失、昏眠、中核神経障害、全身痙攣、死の危機。
◆6%以下 数回のあえぎ呼吸で失神・昏眠、呼吸停止、身体麻痺、心臓停止、6分で死亡。
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平地では、1気圧=1013hPaに対し、富士山頂上付近は、650hPaになるそうです。
つまり、酸素濃度は平地の3分の2です。
66%で換算すると、約14%の酸素濃度です。
結構危険です。
標高5895mのキリマンジャロでは約500hPaです。
酸素濃度は、平地の2分の1になります。
50%換算で、約10%です。
それは、確かに酸素ボンベが無ければ死にますね。よく登ろうと思うもんだなあ。
それでも、その環境に住んでいる人がいます。
その環境に適応できている人間がいる。ということです。
でも、一瞬でその環境に叩き込まれたら、アウトでしょうねえ。
異世界かあ。
キリマンジェロだけでも、十分に異世界だと思いますね。
一応、勇者として召喚される系統は『勇者を召喚する側が、自分たちの環境に適応できる生物』を前提に召喚していると思うので、いいんじゃないかな?とは思います。
誰だって少なくないリソースを割いて召喚した勇者?が、5秒で血反吐吐いて死んだら困るでしょうし。
召喚する側もリスク高いガチャだなあ。
神様の謎パワーは偉大です。ということなのでしょうが……。
そんだけのパワーを使えるなら、ちょっとしたトラブルくらい自前でなんとかして欲しいモンです。
ちなみに、なのですが、2020年4月にNASAは太陽系外惑星の一つに、地球とほぼ同じサイズ、同じような温度が予想できる惑星を発見しました。
『ケプラー1649C』と名付けられた惑星です。
予想しかできないので詳細はわかりませんが、夢は広がりますね。
一つ言えることは、地球は奇跡の星だ。ということですね。
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反応がなくて寂しいので、出来れば『いいね』や『スター』、感想などいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
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