　ということで、

『ボディランゲージに頼るのは、結構危険』

　な気がします。

　異世界の神様の謎パワーで言葉が通じるようになったとしても、何が危険なジェスチャーなのかはわからないのではないでしょうか。

　ついでに『異世界の歩き方』的な一般常識もインストールしてくれると良いですね。

　さもなくば、親切な人から『やったらダメなジェスチャー』をちゃんと教えてもらってから、魔王を倒しにいきましょう。

　でも、知識のない人間を捕まえて『面白いから』という理由で、間違った事を教える人間は一定数います。

『面白い』だけで済めばいいのですが。

　でも、言葉が通じればなんとかなりますよ！多分！

　言葉が通じない場合は、それこそ記憶喪失設定もいらない位のレベルです。

　安心してゼロから言語と習俗を学んでください。

　あなたが異世界に行ったとき、言葉も通じないあなたの面倒を見てくれて、その上ちゃんとした知識を授けてくれる親切な人間に出会えるように。

　外国で『安全』かつ『気分良く』過ごすためには、その国の文化や習慣、何気ないNG事項などを知っておくことがとても重要です。

　それは『異世界』でも同様でしょう。

　勇者として旅立ったが、訪れた村の住人を知らないうち侮辱していて、激昂した村人に襲われて死んでしまった。など、洒落にもなりません。

　私ですか？

　いや、遠慮させていただきます。

　言葉がわかったとしても、今更、他国の文化・習慣・習俗を一から学び直すのはしんどい……。

　『あっかんべー』として知られる、自分の下瞼を人差し指でちょっと下げるようなポーズですら、国によって『お前はよく見てる！ずる賢いな！』から『俺はお前の事を油断せずに見てるからな！』など色々ありすぎです。

　リビングのソファに座って、何も考えないでバラエティ番組見ながら、ポテチ食べて、コーラ飲んでる方が好きなので。

　あ、思い出したら応援しますよ。

　頑張ってください！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい