第15話 命守る装備は散財か?〜夏の陣〜
やあ、皆、散財してるかな!?
身を切る作品書く代表、木曜日だよ!
あはっ! 皆読んでる!?
私は本日、沢山ご飯食べて、二万くらいコスメ買った。
靴買うはずだったのに、靴一足も見てない。
家に帰ってきてから、「なあぜなあぜ?」と心のなかで唱えてしまった。
まあ、そんなプチ散財はさておき。
夏の同人大イベントや、夏の音楽フェス、夏のよさこい。
ここ数年溜まりに溜まったエネルギーが、爆発したような状況なのだなあと思った。
それと同じように、熱中症でぶっ倒れた数が恐ろしいことに。。。
皆樣、どうやらここ三年で夏のイベントの過ごし方を忘れたようだ。
私も思い返していて、ちょっと忘れてたので、復習がてら書いていこうと思う。
リストは一番下に載せるが、それぞれも解説していくゾイ。
来年の私、これを見て、夏のイベント乗り切れよ!
まずは基本装備。
夏のイベントにおいて、一番大事なこと、それは。
・「水の確保」
お茶でも、酒でも、コーヒーでも、スポドリでもない。
「水」だ。
なるべく多くの水を用意しろ。持ち込みできる会場なら、何個か自前に凍らせてペットボトルホルダーに入れて持っていくとベストじゃよ。
お茶、コーヒーは利尿作用があるため、脱水を起こす可能性がある。
酒? アルコールを水分にカウントするな! 水分が抜けるだけだ!
スポドリ、たしかに最適解だが、一部フェス会場では没収される。芝生保護観点のためである。
ちょうど今話題だしね!
なので、水を必ず用意してほしい。
あと!!!! できればズボンとかに引っ掛けるタイプのボトルホルダーもあるといいぞい!
水分へのアクセスは、時間が短ければ短いほど自分の命を守ることになるからな。
・「塩飴」「塩分タブレット」「梅干し」
どれかを必ず用意してくれ。一袋〜二袋だ。
最悪、「レモン(クエン酸)」と「塩」でもいい。
これを三つ、イベント前に購入して自分の最適解を見つけてほしい。
私個人的には、塩分タブレットをおすすめ。おいしくないが、口で溶けるスピードが早い。
梅干しが好きなら、潰し梅や、梅シートみたいなのがいい。沢山用意してくれ。
とにかく、塩分とクエン酸を取ろう。
ちなみに、よさこいのチームによっては皆の手のひらに塩が配られ、それを舌で舐め取るという珍光景が見れることがある。
傍から見たら、白い粉を舐める派手なイッチャッテル人たちの完成である。
そして、日焼け止め。
日に焼けると肌が痛くなったりするが、日焼けじゃない熱傷である。火傷です。火傷防止のために日焼け止めは塗ろう。
「とにかく焼けないし落ちないやつ」をライブでは選ぼう。塗り直すのまじで忘れるぞ。
次に大事なのは、各種冷やしグッズ。
このエッセイではあまり企業名を出したくないが、
今年のBi◯reは優勝じゃぞ〜!!!!
冷タオル、汗拭きシート、冷感スプレー。
全部とりあえず買っておこう。
ちなみに、冷感スプレーが大きい場合は百均で小さいスプレーボトルで移し替えてもいいぞい。
また、頭皮のドライシャンプー系もあるとアタマがスッキリするのでおすすめです。
おすすめがあるけど、それは個人的に聞いてくれ〜!!
次は服装。
・歩きやすいシューズ
絶対に歩き慣れてない靴は止めた方がいい。
どうしても履きたい場合は、歩きやすい薄いサンダルも持参してくれ。
帰りのダメージと機動力が変わる。
また、スタンディングライブで指先が出てるサンダルは履くな、踏まれると地獄を見る。
・汚れてもいい長袖の上着
ウィンドブレイカーだとなおいい、とりあえずこれはもっておけ。
夏場、熱いだけが敵ではない。
急激なクーラーによる冷風も自律神経バグらせてくる。味方だと思ったら、背後から刺される。
そんな時、ウィンドブレーカーを着ると風に直接当たらないし、直射日光におけるダメージも防げる。
あとなにより、最悪ケツに敷いて座れる。
レジャーシートや捨てれる薄い紙もいいが、個人的には安いウインドブレーカーのが使い勝手も良い。
夏は如何に快適な休憩を増やすかが重要である。
・なるべく黒を避けた服の色にする
黒色は熱を集める。まじでこれで体感相当変わるので、黒色に近い色は避けた服にすることをおすすめする。
・日傘
晴雨兼用完全遮光の折りたたみが望ましい。
夏の天気は変わるので、雨振っても大丈夫なようにしておくといい。
荷物の大きさによってはライブ会場でクロークに預けることになる。
あと、あまり高い傘はパクられるかもしれないので、肝に銘じておくように。。。
・カッパ
傘よりもカッパのが良いときもある。
体を水で冷やすと体調不良にもなりやすいので、なるべく濡らさないように!
・帽子
移動中の命を守るために、着けよう。なんなら、サウナハットもいいぞ。
移動のときや野外フェスなら着けても言われないが、屋内やアイドルライブでやると剥ぎ取られる。TPO見極めてつけよう。
こっからは私のおすすめライブ装備品である
・飯は少しでもいいから食べよう
夏バテっぽくなると、ご飯が喉を通らないみたいなことがある。でも、なんとか食べよう。個人的にはバナナ、バナナ系のものがいいとおもう。
あとは、サラダチキンやおにぎり、とにかくPFCのどれかは胃に入れよう。食べ物は回復するのに必要だ。
・大きなごみ袋は二枚以上持っていこう
野外フェスや移動途中雨に振られた時に荷物に被せると濡れるのが防げる。子供の簡易的なカッパにもなるし、レジャーシート代わりのもなるのでおすすめ。
・野外ライブなら下着は水着やスポーツ系のもの
撥水や水や汗が乾きやすいのもそうだが、締付けが血流を悪くする。
なるべくなら、楽なものをつけていこう。
熱中症対策においてストレスも大敵じゃ。
・野外フェスなら日程表を余裕持って組もう
いろんなアーティストを見たいだろうが、一番見たいアーティストを見る前にぶっ倒れたら意味がない。
しっかりと余裕をもって、ルートを決めよう。
その際ご飯や、飲み物購入の時間もしっかりと考えよう。
知らないアーティストや懐かしいアーティスト、意外とそういうのが楽しかったりするゾイ。
・ライブ会場までの駅周りを確認
ライブ会場によっては、まじで山の僻地で飯買うところが小さな売店が、駅まで戻ってあるコンビニしかないみたいなところがある。
この場合、その店の中もほぼなく、飲み物や電池、ご飯などが確保できないなんて最悪なことに。
また、トイレも会場周り少ない場合がある。
ライブ会場までに必要なものを確保しなければいけないなら、どこで何を買うかまでを確認しておこう。
私のおすすめは、乗換駅。乗換駅はターミナル駅になっていて、トイレもコンビニもある場合が多いぞい!
・財布、コスメは壊れる、盗難されることを前提に
ライブ中は貴重品類にどうしても意識がそれがち。盗まれたり、壊れたりしてしまうことも大いにある。
なので、財布はまず壊れてもいいかつ、盗まれないような工夫ができるもの(私は首からぶら下げて服の中に入れてる)
持ち歩きコスメもプチプラ中心、または捨ててもいい奴中心に構成しておこう。
・紙石鹸は用意しておこう
案外石鹸がない。なので、紙石鹸があると結構便利である。
あ、ハンカチがないならライブタオルを買え。以上だ。
・経口補水液を一本持っておく
熱中症なのでは? と思った時、一口飲んで欲しい。もし、美味しいと思ったら、熱中症なりかけなので、少しずつゆっくり飲みながら木陰や涼しい所に移動して休め。
・前日は早く寝ろ。
とにかく、さっさと準備して寝ろ。一番金の掛からない熱中症対策だ。
さて、ここまで書いて、「そんなもの持ってない!」「お金ない!」と思った方には、私からの有り難いお言葉を授けよう。
体調崩して無駄になったチケット代や、かかった治療費の方が遥かに無駄遣いだ。
そして、その時見るはずだったものは、二度と生で見ることはできない。
勿論、人間どうしても体調崩すことはある。
それは仕方ないし、どうにもならない。
けれど、それは万全にした上で倒れたならである。
私は熱中症で凄く悔しい思いをしたことがある。大好きなよさこいチームの受賞演舞を、病院で点滴を打ちながら見た。本当にあれ程までに、踊りたかった舞台だったものはない。
その時の私は、どれも少しずつ怠った。水分も塩分も睡眠も休養も服装も。
あの悔しい思いを私は一生忘れないし、あれがあったからこそ、今までのライブで倒れたことはない。
皆さんにはそんな思いをしてほしくないので、できれば私のこれを見て、命を守るモノに散財してくれ。
では、まとめのリスト。
スクショタイムだ。
・持ち物
水(通常、凍らせたの)またはスポドリ
塩飴・梅干し系・塩分タブレット(塩とレモン可)
日焼け止め(落ちない強力なやつ)
冷感グッズ
(冷タオル、汗拭きシート、冷感スプレー)
日傘(晴雨兼用完全遮光が望ましい)
帽子(TPO弁えて着用)
ごみ袋(雨除け、レジャーシート代わり)
紙石鹸(石鹸がない場合)
コスメ(盗まれても痛くないなやつ)
財布(盗まれてもどうにかなるやつ)
カッパ(天気によっては大活躍)
経口補水液(熱中症バロメーター)
・服装
履き慣れた靴または替え用のサンダル
長袖の上着(汚れてもいいやつ)
黒以外の服(黒は熱い)
下着は水着または速乾性あるスポーツ用のもの
・当日までにやること
1.前日はとにかく寝ろ。すぐに寝ろ。
2.ライブ会場の周辺や移動手段の確認
(ライブ会場のトイレやコンビニ、飲食店の情報は絶対に確認)
3.フェスは日程とルートを確認
(優先順位を決めて、いつ休むのか、いつ飲み物を買うのかも含めてルートを決めること)
4.なんでもいいから当日は食べろ。食欲ない時のおすすめはバナナ、最悪果物やゼリー系でもいい。PFCを摂取することは大事。
5.熱中症かな? とおもったら経口補水液を一口。美味しかったら木陰や涼しいところで休んで。
以上である!
皆、命大事に!!!!
※作者はよさこいやっていた時に、一ヶ月に三回以上熱中症による点滴おくりになったことがある。熱中症になったら、病院に行きましょう。
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