僕と虐待

我が家の父親は普段は優しく家族サービスもしてくれるとてもいい父親なのですが怒らせると非常に恐ろしい。

怒鳴られるし普通に暴力もします。

そうなると家の空気は最悪、お通夜ムードです。


ある日習い事から帰ってくると玄関に父親が立っていました。


「お前ママの財布から金盗んだやろ?」

「ぬすんでへん」

「ほんまか?嘘ついたら容赦せんぞ?」

「ぬすんでへんいうてるやん」

「ママは盗んだ言うてるけど?」

「だからぬすんでへんっていうてるやん!」

「お前ちょっと来い。」


移動後

「これなんや?」

「おかね」

「そうやな。なんでこんなとこにあるん?」

「しらん、ママがおいたんちゃう?」

「ママはこんなとこにお金置かん!お前しかおらんねん金盗むやつ!!」

ドゴッッ!!


こんな会話を帰ってきて早々にするわけですよ。

というか昔の自分これでよく通し切れると思ったな……

もう既に殴られて自分は号泣してるわけですがこれで終わりではありません。


「ほんまにやってないな?」

「や゙っ゙でべん゙!」

ボガッッ!!

「ほんまにやってないな?」

「だ゙がら゙や゙っ゙でべん゙っ゙でい゙ゔでる゙や゙ん゙!!」

ドンッッ!!

「嘘つくなやカス。今ならまだ許したんぞ」

「ボソッ…」

「は?なんて?」

「ご゙め゙ん゙な゙ざい゙…」

「まあええわ、それに関しては許したる。やけど嘘ついたら容赦せんって言うたよな?」

「……」

「ケツだせ」

「え?」

「いいからケツだせ。ハンガーでケツ100回叩いたら許したるわ」


後は想像にお任せします…

あれは痛かった、人生で一番痛かったかもしれない。

真冬で帰宅したばっかだったから多分ハンガーの攻撃力二倍ぐらいになってたよ。

そんなわけで自分のお尻がどうなったかと言いますと……

ですわ。

イメージで言うとニホンザルの尻色反転させた感じですね。



次からやっと本題に入ります。

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