僕とお小遣い
児童相談所に一時保護されるパターンとしては2通りあります。
一つ目が虐待や育児放棄などの親に問題があるパターン。
二つ目が他人に迷惑をかけまくる子供に問題があるパターン。
多分一つ目が皆さんの想像する一時保護のパターンじゃないでしょうか。
二つ目に関してはイメージで言うとヤンチャしすぎて寺に預けられる少年みたいな感じ。
そんな2通りあるパターンですが多分ほとんどが一つ目だと思います。
そんな僕も一つ目でした。
ただ僕の場合は完全に親が問題なパターンではなく子供にも問題があるハイブリッドスタイルですが…
自分が小学生の頃は我が家では自分にはお小遣いがなく自由に使えるお金がありませんでした。
周りは駄菓子屋で買い食いしたりしてる中で自分は食べれない。
そんなのを見ていると自分もやってみたくなったんです。
でも自分にはお金が無い…どうすればいい?
そこで僕の中である一つの考えが浮かびました。
『ママのさいふからくすねればいい』
皆さんも子供の頃に一回ぐらいは考えたことあるんじゃないでしょうか?
まぁ実行に移した人はほとんどいないと思いますが…
そんなわけで自分は母親の財布から100円を盗んじゃいました。
今考えると相談すれば普通にもらえただろうな〜
バカですねwww
100円を握りしめて駄菓子屋に向かってお菓子を食べる。
やったことのないことをしている。
そんな興奮も相まってかあの時食べたサワーペーパーの味は今でも忘れません。
その行動がバレれば多分そこで終わっていたのでしょう。
結局その時はバレなかったんです。
その結果は僕に自信を与えてしまいました。
『天知る地知る我知る子知る』という諺のとおりいつか悪事はバレるもの。
何度も繰り返すうちに親にバレてしまいました。
そんなカスみたいな自分を母は優しく諭してくれました。
優しいですね。
諭された自分はめちゃくちゃ反省してこう考えました。
「つぎこそはうまくやる!」
過去の自分のことですが今考えると最高にカスいですね…
反省するところが違うってところが最高にクズ。
自分クズ人間の才能ありますわ。
母親に優しく諭されたのにその行為を続けてしまった自分は母親によって父親にそのことを報告されてしまいました。
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