第二話

月曜...一番イヤな曜日

でも昨日のことや今度また会えることを思い出したら

嫌な気持ちが眠気とともに消えていった

元カノとはおんなじ学校でクラスこそは違ったものの会いにいく仲だったから

クラスの前を通るのはなんだか抵抗感があった

よりによって出入口近くであったりしないよね?

なんて思うんじゃなかった

案の定ばったり会ってしまった

私は凹凸が合致したように

目があってしまった

逸らせられなくなってしまった

そんな時元カノが

「目の色変わったね良い事でも有ったの?」

私は彼氏ができたなんて言いたくなかったから

「特に変わってないと思うけど」

って返事した

バレなかったらしい

むしろ知っていたほうがびっくりだけど

朝のHRも帰りのHRも気がつくと終わっていた

私は同じ方向の友達がいないから

爆走して帰った

理由?近々定期テストがあるから?

違う。彼とDMするためだ!!

「学校終わったー」

彼も一個上ってだけだし学校終わって家につくのも

多分私のほうがはやい

だって家まで近いし足速いほうだし

それでも一時間しないうちに返信をくれた

「早いね、お帰りー」

ってゲームそっちのけでDMしにいった

そんなことを一週間くらいしてた

そして二回目の合う日になった

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る