第10話 菅井さん

 土曜日から月曜日まで三日間続いた合宿終わりの火曜日、やや気だるさを感じつつ重い足取りで学校に行った俺は担任の先生から名指しで職員室に呼び出された。どうやら月曜日の無断欠席をとがめられてしまうらしい。

 思い出すのは廊下で説教されていたエミさんの姿だ。

 もしかしたらパワハラまがいの厳しい折檻が待ち受けているのではないかと恐縮しながら職員室へ向かうと、こっちこっちと先生は笑顔で俺のことを手招きしていた。

 おかしい。先生の和やかな顔つきを見る限り、無断で学校をサボった俺のことを怒っているようではない。


「まあ、一回くらい休んだ程度でお前のことは心配しちゃいない。たまに気がそれているときもあるけど基本的には授業態度も真面目だし、大丈夫だよな?」


 意外に思いつつ先生の話を聞いてみると、連絡もせずに学校を休んだことを怒っていたのではなく、どうして休んだのかと俺のことを心配してくれていたらしい。なんたる善人か。どこから聞いたのか、中学生のころ不登校になりかけた時期があったことを知っていたらしく、その再発を懸念してくれていたようだった。

 そんなつもりじゃなかったので、想定外のことで心配をかけてしまった俺は誠心誠意で謝った。

 いくら安心させるためとはいえ、まさか当時の引きこもりは失恋が原因だったとまでは言えないが。

 しばらく学業など学校生活にまつわる話をして、頃合いを見計らっていたらしい先生は急に真面目な顔を見せた。


「で、少し話は変わるんだが。……お前さ、四組の中道と仲がいいって本当か?」


「ええと、四組の中道というとエミさんですか? そうですね。友達です。それが?」


「いやなに、どうやら最近彼女は学校を休みがちらしい。数人の生徒に話を聞いたところ、違うクラスのお前が一番親しいそうじゃないか。それで担任の俺にまで話が回ってきたんだが……ともかく、できれば気を遣ってやってくれないか?」


「ああ、なるほど。そういうことでしたら任せてください。友達ですからね」


「すまんな。困ったことがあったら俺にも言ってくれ」


 わかりました、と素直にうなずく。あまり気負わせないようにするためか先生は笑っていたけど、あえて任されるまでもなく、本気で俺はエミさんの力になろうと思っていた。

 ところがその日、彼女は学校に来ていなかった。困ったことにスマホを確認しても連絡はない。風邪を引いたのでもない限り、今日もバンドの活動につき合わされているのだろう。

 なんとかしたかったが、あちらからの返事がないのではどうしようもない。孝之さんと一緒に住んでいると考えれば、まさか放課後の時間を利用してアポなしで家を訪ねるわけにもいかないだろう。

 それから数日後、今日も一人で弁当だろうかと思っていた昼休みにエミさんが俺の教室にやって来た。スマホではやり取りが再開していたけれど、なんだかすごく懐かしい気がしてくる。

 こうして彼女と顔を合わせるのは合宿以来のことだ。


「というわけで、吉永君も来てくれないかなぁ……」


「ええと……」


 挨拶もそこそこに話を聞いてみれば、なんでもエミさんはバンドメンバーの菅井さんから休日に二人で会えないかと呼び出しを受けているらしい。会うだけならと一応は承諾したものの、やっぱり不安で俺のことを頼ってきたようだ。

 だが困ったことに、頼られた俺としても菅井さんと会うのは怖かった。バンドではドラムを担当している菅井さんはメンバーの中で一番体格がよく、喧嘩になったらまず間違いなく負けるだろう。

 声が大きくて迫力もあるので、どんなテーマの話し合いでも押し切られて言い負けるに違いない。なんという役立たず。


「お願いだよ、どうか私と一緒に来てほしいんだ。隣じゃなくてもさ、離れたところで見ているだけでいいから。嫌いってわけじゃないんだけどね、今の雰囲気で菅井さんと二人きりで会うのは気まずくて」


「年上の男子大学生が相手なんだ。二人きりで会うとなれば気まずくても無理はないよ。でもさ、どうして俺と? お兄さんとか岸村さんは?」


 まず真っ先に頼りそうなのは二人だろうなと思って尋ねると、数秒ほどの沈黙があって答えが返ってきた。


「……だってさ、他のメンバーには内緒で来てくれって言われたんだよ。でも吉永君は正式なバンドメンバーじゃないでしょ? だから君になら言っても大丈夫だと思って」


「そ、それはどうなんだろう?」


 メンバーには秘密で来てくれと言った菅井さんにしてみれば、つまりエミさんと二人きりで話がしたいってことなのでは? などと思わなくもなかったが、その話が本当なら菅井さんはエミさんと一対一になって言いたいことがあるということだ。

 ボーカル様、という言い方で強く迫っていた記憶がよみがえる。

 はっきり言って心配である。


「最近ぎくしゃくしてたのに突然大事な話があるって言われたら緊張というか不安というのかな。菅井さんはバンドを続けてくれそうな感じもあるから、事情も聞かずに断るのもあれだなぁって」


「うーん、確かにそうかも。菅井さんが信用できないってわけじゃないけどさ、何を言われるのかもわからない状態で二人きりで会うのはちょっと不安だね」


「じゃあ?」


「うん、俺も一緒に行く」


 というわけで、俺はボディーガードになったつもりでエミさんについていくことにした。

 その週末、土曜日の午後に菅井さんがエミさんと会う約束をしていたのは、楽しく雑談ができるようなファミレスなどではなく、大通りを外れた人通りの少ない路地裏だった。

 スマホに送られてきた地図を頼りに二人で足を運んでみると、古ぼけたシャッターに寄りかかって腕を組んでいる菅井さんの姿があった。


「やっと来たか。ずいぶん待たされたぜ」


「すみません、道に迷って遅くなっちゃって。……それで、私に用事って?」


「その前にエミ、聞きたいことがある。そいつは? 確か俺は、お前に一人で来いと言ったはずだが」


 怪訝そうに眉をひそめた菅井さんの鋭い目が俺の眉間を射抜いた。予定になかった部外者に向ける迷惑そうな目というか、もはや完全に邪魔者扱いだ。

 何か直接的に言われたわけでもないのに威圧感だけで足がすくむ。

 ところがエミさんは大げさに肩をすくめて首を横に振った。


「言ってないですよ、そんなこと。他のメンバーには内緒で、って言われただけですから。バンドメンバーじゃない彼なら一緒でもいいですよね?」


 連絡や相談もなく俺という部外者を連れてきたことに怒っているわけではなかったのか、おっけおっけと声をやわらげた菅井さんも肩をすくめ返す。


「屁理屈だとわかってうえで言ってるんなら反論したって二人で帰るだけだろ。お前も芯が強いんだか弱いんだかよくわからん奴だな。まあ、そいつが何かできるとも思えんし、いてもいなくてもいい」


 ひどい言いようではあるけれど、一応は受け入れてもらえたものとして頭を下げておく。

 最初に感じた敵意のようなものが消え去った菅井さんはこちらに背を向け、それまで軽く体重を預けていたシャッターのカギを開けて、ガラガラと大きな音を立てながら持ち上げた。

 なにやら中に用事があるらしい。

 いったい何が……と思って目を凝らすと、薄暗い倉庫のような場所には一台のドラムセットがあった。

 声もかけずに遠慮なく入っていく様子を見るに菅井さんの家か、あるいは知り合いの建物なのだろう。壁際にあったスイッチを押して照明をつけた菅井さんが俺たちを手招きして、ドラムのすぐ近くまで来るように呼ぶ。

 得体の知れない危険物ではなく、見慣れた楽器だ。

 断るようなことでもないので俺とエミさんはお互いの意思を確認するように顔を見合わせた後で足を踏み入れた。


「おい、吉永。これで叩いてみろ」


 博物館の展示品を眺める見学者のつもりでドラムの隣に立つや否や、そう言って渡されたのは二本のスティックだ。程よい長さの棒。手に取るのは初めてだけれど、いつも菅井さんがこれを使って軽快にドラムを叩いている姿を見る。

 要するに、ここで俺にドラムを演奏してみろというのだろう。

 しかし俺は困惑した。状況が呑み込めないのもそうだが、そもそもドラムなんて人生で一度も触ったことがない。どこをどれほどの力で叩けばどんな音が鳴るのかも正しくは予測できない。

 学校の授業で初めてパソコンのキーボードを触ったとき、まともに日本語の文章さえ打てなかったことを思い出す。スマホだって最初は使いこなせなかった。

 どんな意図があるにせよ、がっかりされるのは嫌だな。

 そう思って首をかしげる。


「叩いてみろって言われても、ドラムなんてやったことないですよ」


「だから?」


「えっと……つまり、どうやって叩いたらいいのかな、って」


「四つ打ちとか三つ打ちとかドラムには基本の叩き方が数種類あるけどよ、それはそれとして人それぞれに気持ちいいリズムがあるだろ? 踊りたくなる激しいテンポが好きなやつもいれば、眠れるくらい穏やかなテンポが好きなやつもいる。耳をふさぎたくなる滅茶苦茶なリズムが好きなやつだって探せばどっかにはいるだろう」


「それはそうかもしれませんが……」


「だから、まずは自分の好きなリズムで好きなように叩いてみろよ。それさえもできないなら、お前はなんでここにいるんだ?」


 そばではらはらと見守ってくれているエミさんに連れられてきたけれど、本来はバンドの部外者なのだ。やる気がないなら話の邪魔だから、遠回しに帰れと言われている。

 そこまで言われたら、いつまでもできない、わからないとばかり言っているわけにもいかなくなる。

 菅井さんにしても本格的なドラムのテクニックを求めているわけではないのだろう。ここはとにかく言われたとおりにやってみることにしよう。

 ドラム専用のスティックを一本ずつ握った右手と左手を使って、好きなように叩く。

 特定の曲をイメージするのではなく、気が向くまま自由にタカタカタン、タンタタタン、と腕を動かし続ける。

 しばらく黙って聞いていた菅井さんが苦笑した。


「リズム感ねえな」


 まるで音楽の先生に怒られた小学生の気分だ。

 あるいはオーディションの途中で不合格を知らされた受験生の気持ち。

 なんにせよ自分が否定された気になる。


「すみません。音楽の才能はないみたいで」


 なので下手でもしょうがないじゃないですかと、情けなく言い訳じみた言葉を口にする。心配してくれているエミさんの前で、いろんなことを努力しない自分を正当化するように。

 ギターだってだからやめた。もし聞かれたらそう答えるだろう。

 自分でもそれが嫌で、だから今でも練習していたことは秘密なのだ。


「謝ることじゃねえよ。だいたい、お前みたいにリズム感がないやつのためにドラムっているんだ」


 ほら、貸してみろ。そう言われたのでスティックを返す。

 新聞部の部室にあったハルナ先輩の椅子が俺にはふさわしくないのと同じように、これは音楽に不熱心な俺が持っていていい資格などない。

 そのまま菅井さんに譲るようにドラムも降りる。

 すると代わりに座った菅井さんがドラムを叩き始めた。


「やっぱりすごいな……」


 よく目立つ岸村さんにばかり目を奪われていたけれど、初心者丸出しだった俺とは段違いにレベルの高い演奏だ。練習によって培われたドラマーとしての技術だけでなく、自信に裏打ちされた豪快かつ繊細な腕使いがドラムの音色に力強さを与えている。

 周囲に満ちている空気が心地よく振動を繰り返し、リズム感のない俺でさえも自然とリズムをとって菅井さんの演奏に参加している気分になる。

 ここにいれば音楽的な意味では失敗しないと言われているようで、ずっと身をゆだねていたくなる。

 じっとりと汗をにじませて満足げな表情の菅井さんがドラムを叩くのをやめると、あたりは急に静かになった。


「ドラムの演奏だけじゃなくて性格も全部、俺が強引で自分勝手なのは認める。だけど、一生懸命に腕や足を使って俺が根底のリズムを作ってやってるんだ、支えてやってるんだって感じる時が一番演奏していて充実感があるんだよ。逆に言うと、それを感じられねえで勝手に演奏されるんじゃドラムやってる意味がない」


 はっきりとは明示していないけれど、暗に岸村さんや孝之さんを批判するような口ぶりだ。

 喧嘩しないでほしい。仲間割れしないでほしい。

 バンドが解散する未来を想像して胸を押さえたエミさんが何か言おうとして、誰の味方をすればいいのかわからなかったのか、何も言えずに口を閉ざす。

 どうしようもない気持ちがあふれそうになったのか、胸を押さえていた手がギュッと服を握りしめる。

 そんな彼女の姿を見て、あいつらのことが嫌いなわけじゃない、と菅井さんが言った。


「高校生の時、孝之からバンドに誘われて嬉しかったんだ。あいつらと違ってギターみたいな楽器は弾けないからって、やったこともないドラムを担当することになった日を今でも覚えてる。教えてくれる人もいないから、最初はでたらめに叩いていただけだったけどな」


 そのころを思い出すように、あえて不揃いなリズムで、でたらめに叩く。

 当然、ちゃんとした曲にはなっていない。めちゃくちゃなリズムだ。

 なのに、いつまでも際限なく続けていられそうだった。

 自覚があるのかないのか、腕の動きに合わせて体ごと揺らす菅井さんは笑顔になっている。


「それでも楽しかったんだ。時間を忘れるくらい楽しくてスティック四本持ちとか無茶なこともして、あの二人も馬鹿みたいに笑ってくれた。本格的に練習を始めたのはバンドに入ってからだけどよ、そもそも俺は子供のころから机とか本とか壁とかを指や棒で叩いて遊んでたんだよ。別にプロのミュージシャンになりたかったわけでなくな」


 それで一つの話が終わったのか、口を閉ざすとともに手の動きも止まる。

 しばらく黙って聞いていたエミさんが一歩踏み込んだ。


「私、菅井さんのドラム好きですよ」


「そりゃどうも。ボーカルの立場から口にしているお世辞でも、やっぱそう言われると嬉しいぜ。でも俺は岸村には認められていない。友達としてじゃなく、バンドのメンバーとしてはな。……あいつが求める技術や熱量に達してないんだよ、俺は。それがますます苛立たせる」


「そんなことないですよ。岸村さんだって、菅井さんの技術は認めてます」


「お前が俺のドラムを好きだといった言葉は嬉しく受け取る。けど岸村の言葉をお前が口にするのは違うだろ。……友達なんだ、俺たちは。友達って意味では距離があるお前にはわかんねえよ、エミ」


 確かに、それは事実だろう。そう言われるとエミさんは黙るしかなかった。

 もちろん、菅井さんにとって友達どころかバンドの仲間でさえない俺には何も言えない。

 沈黙が長く続くように楽譜に書いてあったかのように時間が過ぎて、スティック同士を音も立てずに静かに打ち合わせた菅井さんが口を開いた。

 ただし、一種の諦観を吐き出すように。


「お前らは馬鹿にするだろうが、俺は音楽に人生をささげるつもりでいる岸村とは違うんだ。……遊びでやりてえ」


「馬鹿にだなんて……」


「いいや、このままバンドを続けていれば、いつか絶対にどこかで馬鹿にするようになる。お前らじゃなくても、観客の誰かが言う。どうして本気でやらないんですかってな」


 それが嫌なんだ。想像するだけでも音楽が嫌いになる。

 そう続けた菅井さんは一度大きくため息を漏らしてから、明るく言った。


「実は大学の音楽サークルに誘われてんだ。小規模なサークルで本気でプロを目指してバンドをやるようなムードじゃないけど、講義終わりや休日にみんなで集まって、思い思いに楽器を鳴らす。それが俺にとっては居心地がいい。正直、今は岸村たちのバンドよりもそっちに心がある」


 こちらの反応を待たずにスティックを置いて、名残惜しさもなくドラムを離れた菅井さん。

 俺たちを導いて、外に出るとシャッターを閉める。


「バンドは解散しなくてもいい。ただし、俺は脱退する。それを今、こうやって一人ずつ呼び出して伝えてるんだ。大事な話だっつってんのに友達連れて二人で来たのには驚いたがな」


「菅井さん……」


「そんなに寂しそうな顔をするなよ。バンドが崩壊するわけじゃなくてドラムが去るだけだ。音楽性としてバンドに必要なパートだっていうなら、別のドラマーを募集すればいい」


「でも、菅井さん。私以外の三人は高校生のころからの友達で、そんな三人だから、私たちのバンドの音楽は……」


 わずかな可能性にかけて引き留めるためなのか、脱退を思いとどまらせるような何かを言おうとしたエミさん。

 そんな彼女に菅井さんのほうから提案が出された。


「だったら一つ提案がある。エミ、お前が恋人になるなら俺はバンドに残る」


「え、あの、私が恋人? 待ってください、急にそんなこと言われても……」


「いいから本気で答えろよ。俺は本気だ」


 ふざけているような雰囲気はなく、真剣な目がエミさんに向けられていた。

 なので彼女は覚悟を決めた様子でうなずく。


「だったら、答えます。すみません、菅井さん。私は……」


 ある種の告白に対する返答は最後まで言う必要はなかった。

 あー、はいはい。そう苦笑して菅井さんが肩をすくめる。


「嘘だよ。冗談だ。喧嘩別れすることになった友達の妹が相手だと本気にはなれねえ。恋人なんてこっちからお断りだ」


 自分から言っておいて、ひどいな、と俺は思った。

 けれど、その菅井さんがエミさんを指さす。

 善人ぶっている彼女の悪事を指摘するように。


「けど、そうやって一方的に恋心を伝えようとして岸村をとどまらせてんじゃないのかよ。あいつは音楽馬鹿なくせに妙なところで優しさがあるから、お前を傷つけるのが怖くてバンドの解散に踏み切れないんだろ」


 その言葉は、どこまで岸村さんの真実に触れているのかわからない。

 それでも、悪意なく淡々とした口調で告げるにとどめた彼の言葉は確実にエミさんの心を傷つけた。

 彼女が岸村さんをバンドに縛り付けている。

 伝えられずにいる彼女の恋心が原因で、岸村さんを。

 まるでそれは優しさだけで付き合ってもらっていたハルナ先輩のことを言われているようで、直接に言われたわけではない俺さえも胸を痛めた。


「じゃあな。お前の歌は俺も好きだったよ」


 その日を境にして、エミさんのバンドからドラムの音が消え去った。

 少しずつ、けれど確実に、エミさんの居場所であるはずのバンドが崩れ去っていくようだった。

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