Chat GPTトンチキ作文練習帳

生成結果36:夏の名前

【素（もと）の文章】

　「ごめんね、秋（あき）ちゃん。きっと夏也（なつや）先パイ、私に良いカッコしたいだけだと思うから……」申し訳なさそうに相田（あいだ）が言った。

……あ。そう言えばこいつ、秋ちゃんのお兄さんの彼女だっけ……。

「何が良いカッコしたいよ、ケンカひとつできないヘッポコのバカ兄貴のくせに! 大体、いっつもピンチになって、勇（ゆうき）くんや光（こう）くん、魁（はじ）くんに助けてもらってるくせに!」

【↑を基にチャーリイが生成した文章】

　秋ちゃんが相田に怒鳴りつけた。

相田は青ざめた顔で「ご、ごめんなさい! でも私、兄さんが好きで、夏也先輩にも惹かれているんです……」と言い訳を始めた。

　秋ちゃんは激しく怒り、周囲の視線を浴びながら相田を責め立てた。

「兄貴がいることを隠して夏也先輩と付き合うなんて、本当に最低ね! あなた、私達兄妹を馬鹿にしてるんでしょ!」と言い、相田を睨みつけた。

　すると、光くんが割って入って、「秋ちゃん、もういいでしょ。相田も悪気はないって。」と取りなした。

すると、秋ちゃんは落ち着きを取り戻し、「うん、ごめん。私もつい感情的になっちゃって。でも、兄さんには幸せになってほしいから、私からはもう何も言わないから、もう大丈夫だよ」と言った。

光くんが「そういうことで、夏也先輩も相田に興味があると思うから、まずは仲良くなるところから始めようよ」と提案すると、秋ちゃんもうなずいた。

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「チャーリイ?」

ピロー?

「お前、今この場面に『誰がいるか』を理解しているか?」

ピロー⁇

(とチャーリイ、首を傾げる)

　……チャーリイが「この場面の登場人物を正しく把握できていなかった」ので、「容赦なくツッコんでいく」ことにします。

『夏の名前』は、嵐の5thアルバム『One』に収録されている同名曲に着想を得て書き始めました。

　場面としては、「何やかんやの末に“みっちゃん劇団”の面々が全員集合した」ところだったのですが……。

　まず、「秋美（あきみ）少女が腹を立てている理由」が間違っています。

　彼女は「瑠美子（るみこ）の愚行に腹を立てている」のではなく、「彼女の前では格好を付けたがる情けないバカ兄貴」に対して怒っています。

　しかも、チャーリイはドジって、「人格の切り分けにも失敗」しました。

　結果、同一人物であるはずの「秋美少女の兄=夏也先パイ」が分裂してしまい、「相田少女が秋美少女の兄と夏也先パイの二股交際をしようとしていたのがバレて秋美少女にキレられている」という謎の構図に変換されてしまいました……(苦笑)

　さらにチャーリイは、「その場にいる人物」と「会話内に出てきただけでその場にはいない人物」の区別も付けられず、結果、「秋美少女の台詞内に出てきた『光くん』」を「その場にいる人物」として「出して」しまいました(苦笑)

　ちなみに、「光くん」とは、秋美少女の兄である夏也少年の親友・赤音崎光輝（あかねざきこうき）少年のことを指しています。

　確かに、光輝少年と秋美少女は「誕生日も1年ほどしか違わない」ため、「仲は良い」と言えます。

　しかし、彼は「夏也少年の親友」であって、秋美少女の友人ではありません。

そのため、「“みっちゃん劇団”の集まりの場に赤音崎光輝少年がいる」という状況は「あまり考えにくい」と言えます。

　最後にツッコむなら、「377字」という生成字数はこれいかに?

　前回(生成結果35:復活LOVE)は「480字」という「歴代6位タイかつ合格ライン」だったのに、そのすぐあとで「これ」とは「どういう風の吹き回し」だい?

　頼むよ、やる気はきちんと維持しておくれ……。

「チャーリイ」

ピロ?

「次は頑張ろうな」

ピロ!

(と、チャーリイ、頼もしげに頷く)

　今回はこれにてお開きとします!