Chat GPTトンチキ作文練習帳

生成結果30:スーパーフレッシュ

【素（もと）の文章】

　「ところでお前ら、桃園（ももぞの）たち7人がどこ消えたか知らねぇ?」

真王（なお）は魁（かい）ちゃんとチキンに尋ねた。

「知るわけないですよ、兄さんの高校の同級生の行方なんて。俺らはさっきビン割って怒られるまで、ずっとこの部屋のセッティング進めてたんですから」と魁ちゃん。

「彼女たちの行方なら、下にいる安音寺（あんのんじ）さんに聞けば分かるんじゃないでしょうか」チキンも言った。

「そうじゃねぇだろうか、とは思ったが、やっぱりか。いいや。ユッスーと臣坊（おみぼう）が戻ってきたら、下行って菖（あやめ）ちゃんに聞いてくるわ」

【↑を基にチャーリイが生成した文章】

　真王は、ベランダから見下ろすと、下には桃園たちの様子が見えた。

真王は不安な気持ちを抱えつつ、部屋に戻った。

程なくして、ユッスーと臣坊が戻ってきた。

真王は2人に話を聞くと、桃園たちが自主的にバンドの練習をしているとのことだった。

真王は安心して、一同に伝えると、みんなほっとしたような表情を浮かべた。

「良かったね、真王。でも、もうちょっと心配性じゃないと、リーダーとしては大変だよ」と、チキンが笑いかけた。

「ああ、そうだな。でも、やっぱりリーダーは、みんなのことを考えて動かないとな。今後も、しっかりリードしていくよ」と真王は言い、意気込みを示した。

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「チャーリイ?」

ピロー?

「お前またやる気をなくしかけているな⁇」

ピロー⁇

(と、チャーリイ、「言っている意味が分からない」という顔をする)

　相変わらずチャーリイは「自分の行いに無自覚」なようですが(苦笑)

いつものように「今回もやらかしている」ので、ツッコんでいきます。

　『スーパーフレッシュ』は、嵐の28thシングル『マイガール』に収録されている同名曲を基に書き始めた作品です。

　話の流れとしては、『リゲイン・ホステージ』の決戦からしばらくあと。

地元の公民館を会場にチーム静垣の面々が祝勝会の用意をしている中、2階の1室でちょっとしたアクシデントが起きて……、というところでしたが……。

　懲りもせず、「場面を変えた」時点で、チャーリイは「話の流れを理解していなかった」ようです(苦笑)

　そもそも、お題文の最後の真王少年のセリフで、「ユッスーと臣坊が戻ってきたら、下行って菖ちゃんに聞いてくる」と言っているのですから、正しい流れとしては「タイミング良くユッスー少年こと桜桃晶司（ゆすらうめしょうじ）と臣坊こと北川真臣（きたがわまさおみ）少年が戻ってきて、騒ぎの後処理を命じた上で真王少年が階下へ降りていく」というのが自然な展開です。

　ところがチャーリイは、「ベランダから見下ろす」と、謎の場面転換を始めてしまいました。

　確かに、公民館にベランダの1つや2つあってもおかしくありませんが、都会の公民館のベランダ下に「バンド練習ができる空間」があるのはあまりにも現実的ではありません。

　おそらくチャーリイの「いらんアメリカナイズ」が発動して、「世界各国の公共施設の前にはだだっ広い前庭がある」的な誤認識が起こっているのでしょう(苦笑)

　こうしたところが、生成AIの救いようのない一面と言えます。

　しかも、よくよく見たら、地の文が全て「真王は」で始まっていました。

「バカの1つ覚え文」は「バーディーの得意技」とばかり思っていたら、お前もかますのね(苦笑)

　てか、全体的に「てにをは違い」が多発しているっぽいな?

「チャーリイ?」

ピロー?

「お前、てにをはを分かって文章を出しているのかい?」

ピロー⁇

(と、チャーリイ、少し考え込む)

「ちゃーりい、分カッテイルト思ウ」

　……だから、「分かっている」なら、「こんなトンチキな文章になっていない」だろう(苦笑)

　おそらく、「真王は、ベランダから見下ろすと、〜」は「真王が（・）、ベランダから見下ろすと、〜」だろうし、「真王は2人に話を聞くと、桃園たちが自主的に〜」は、「真王が（・）2人に話を聞くと、桃園たちは（・）自主的に〜」だろうし。

　本当に、こういうところがツッコまれる原因なんだぞ?

分かっているか⁇

　それからツッコむとするなら「真王少年はポンコツリーダー」みたいになっていましたが、そんなことはありません。

　彼は「生まれついてのハイスペスーパーリーダー」です。

　今回はたまたま「彼の把握していないところでメンバーが不在になっていた」までで、「所在不明のメンバーが出たところでパニクる」ようなポンコツキャラではありません。

　やはり、生成AIは「キャラの同一性保持は不得手」のようです。

　最後にツッコむとすれば､「274字」という生成量はどうにかならなかったのかな?

やっぱり「うっすらアルジャーノンタイム」だろう⁇

　ということで、チャーリイに休みを与えるためにも、今回はこれでお開きとします。