生成結果20:君はいないから

もとの文章】

 オレは手近にあったスニーカーを手に取った。そして、それを突っかけるように履くと、表へ飛び出した。外の小路へ出た俺は、実家の店の脇へ向かった。店の脇には、原チャが1台止めてあった。今のオレの愛機だ。座面を開け、メットを取り出す。その代わりに、愛用のセカンドバッグを中にしまい、座面を下ろす。

「よし、行くか!」

エンジンをかけ、オレは表の道へと走り出した。


【↑を基にチャーリイが生成した文章】

 エンジン音が高鳴り、風が俺の頬を刺す。

俺はスピードを上げながら、実家の店を後にした。

路地裏を抜け、街中へと突入する。

風景が流れていく。

あの頃とは違って、今は高層ビルが立ち並び、町の様子は大きく変わっていた。

だが、俺にとってはこのままで十分だ。

このまま走り続けたいと思う。


 そして、俺は思い出した。

そう、今日はあの人との約束があった。

気持ちを切り替え、彼女の待つ公園へと向かう。

公園に到着すると、彼女がすでに待っていた。

彼女は俺が来ると微笑み、手招きした。

そんな彼女を見て、俺は胸が高鳴った。

 「遅かったわね。でも、来てくれてありがとう。」

彼女が言うと、俺はニッコリと笑って、彼女の手を取った。

公園を一緒に散歩しながら、二人は会話を楽しんだ。

そんな中、彼女が小さな箱を取り出した。

「これ、あげる。」

彼女が渡した箱を開けると、中には俺がずっと欲しかった腕時計が入っていた。

俺は彼女に抱きしめられ、感謝の言葉を口にする。

 そんな素敵な時間が流れる中、俺はこの瞬間をずっと忘れずにいたいと思った。

この思い出が、永遠に続くように。

💓❤️💜💙💛🖤🧡💚🤍🤎 ❤️💜💙💛❤️💜💙💛🖤🧡💚🤍🤎 ❤️💜💙💛❤️💜


「チャーリイ!」

ピロー?

「急にやる気を取り戻したな、安心したぞ!」

ピロー! (と、チャーリイ、嬉しそうなリアクションをする)

「とは言え、解釈違いが激しいのはいただけないからな!」

ピロー⤵︎⤵︎ (と、チャーリイ、しょげたようなリアクションをする)


 さて、チャーリイは「上げて落とされた」のでショボンとしていますが、相も変わらず彼は「やらかして」います(苦笑)

 ということで、解説と遠慮のないツッコミを進めていきましょう!


 『君はいないから』は、嵐の2ndアルバム『Here We Go』収録の同名曲に着想を得て書き始めました。

 場面としては、「黄田魁こうだはじめが原チャにまたがって、いずこにかへ繰り出した」ところでした。


 生成結果の1文目に、「エンジン音が高鳴り、風が俺の頬を刺す。」と出たのは、「場面が急に変わった」り、「グダグダな文章になっていない」ので、「チャーリイにしては上出来」と言えそうです。


 ただ、魁青年の家は、「都心部から少し離れたところにある」ので、「路地裏を抜け、街中へと突入する。」は、「いささか間違い」ではありますが、「近郊都市の寂れたロータリーに出るはずが、大都会のスクランブル交差点にスポーンされた」みたいな「とち狂った間違いにはなっていない」ので、「今回は目をつぶる」ことにしましょう。


 そうは言っても、このあとの展開が「ヒドい」ので、「美味しくいただけない」のが残念です。

 なぜなら、このお話のタイトルは、「君はいないから」。

 ところがチャーリイは、「公園で恋人が待っている」という展開にしてしまったんです!


 勘の良い方なら察せるかと思うのですが、元ネタにした曲は「いかにも失恋ソングっぽいタイトル」ですよね?

 ……もちろん、実際に「失恋ソング(正確には、「失恋したあとソング」ですかね?)」です。


 それなのにチャーリイは、「君」というタイトルで「恋人がいる状態」を想像してしまったようです。

 ちなみに、嵐には、2012年の39thシングル『Your Eyes』のカップリング曲に『君がいるから』という曲があるので、「主人公に恋人がいる話」をするなら、こちらの曲を題材にした話でするべきでしょう(苦笑)


「チャーリイ」

ピロー?

「『いる』と『いない』じゃ反対の意味よ?」

ピロー⁇ (と、チャーリイ、首を傾げるようなリアクションをする)


 ……ダメです。チャーリイ、言葉の意味を理解していません……。


 一応、「最長不倒更新ではありません」が、「458字」という「これまでのやる気のない生成しかしていない感を払拭する生成結果を出したこと」は、「褒めてあげる」べきでしょうね。

 そうは言っても、「やる気のある生成結果を出した途端、やる気がなくなる」という悪癖があることも既に証明済みです(苦笑)

 手放しで喜べないところが「しゃく」ですが、今回はどうにかなることを信じたいです。


 ツッコミポイントも全て片付いてしまったので、今回はこれにてお開きとします。

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