生成結果16:君は少しも悪くない

もとの文章】

 事実、俺のキャラは、ステージ上部の張り出しには到達した。ところが、着地に失敗して、張り出しの側面に激突した。直後、ゲーム機のスピーカーから、ゲームオーバーを告げる残念なメロディが流れてきた。

「あ〜〜〜‼︎ マジかよ⁉︎」

思わずコントローラ–を頭上に掲げ持ったまま、後ろへ倒れ込む。昨日、このステージの攻略法を真王なおから教えてもらったのに‼︎

華琉はるくん、惜しい。あとタイミングさえ合ってれば、ステージ攻略できたじゃん!」

「無理だよ、イヅミさん。ボスの前座でライフほとんど使い切っちゃったもん。あのまま戦っても残機切れでどのみちゲームオーバーだったよ!」俺は口を尖らせた。あの状況でボス倒せるのは、よっぽどのゲーマーだけだよ……。

「それより、イヅミさん、さっきの電話……」


【↑を基にチャーリイが生成した文章】

「あぁ、あのね。急に呼び出されて、今日から東京支社での仕事になったんだ。だから、このゲームはこれで最後になっちゃうんだ……」

イヅミさんは寂しそうに笑った。

彼女は今までの席を立ち、机に置いたゲーム機をカバンにしまった。

「でも、また何かの機会に一緒に遊べるようになるかもしれないから、気を落とさないでね。」

「あぁ、イヅミさんのように仕事ができたら、俺もやってみたいなぁ……」

俺は小さくため息をついた。

学生のうちは、ゲームにしか時間を費やせなかったが、今後は仕事に打ち込まなければいけない。

大人になるのは嫌だけど、仕方がない。

💓❤️💜💙💛🖤🧡💚🤍🤎 ❤️💜💙💛❤️💜💙💛🖤🧡💚🤍🤎 ❤️💜💙💛❤️💜


「チャーリイ?」

ピロー⁇

「懲りもせずまた妙な理論を振りかざしたな?」

ピロー⁇


 チャーリイが何1つ理解していないので、作品に対する概説をした上で、容赦なくツッコんでいくことにしましょう。


『君は少しも悪くない』は、嵐の2ndアルバム『Here We Go』収録の同名曲に着想を得て書き始めました。

 場面としては、「高校生の光野華琉人ひかりのはるとが交際相手である『イヅミ』の自宅でTVゲームデートを楽しんでいる途中で彼女宛てに『年上の男性から電話がかかって』来て、華琉人は不安を打ち消すために攻略の難しいステージに挑み始めたものの……」というところだったのですが。


 まず、ツッコむべきは、「急に呼び出されて、今日から東京支社での仕事になったんだ。」ですね。

 そもそも、「イヅミ」は「大学生」という設定で、社会人ではありません。

 それに「急に呼び出されて、今日から東京支社での仕事になった」のであれば、「今どこで何やってんだよ⁉︎」となりますよね(苦笑)

 やはりチャーリイ、「話の整合性」というものを疎かにしがちな傾向があるようです……。


「話の整合性」と言うと「机に置いたゲーム機をカバンにしまった」もツッコミどころになります。

『ENDLESS DAYS』の「中高生編」は、「私が実際にその年齢だった頃(もう10数年前になります。……恐ろしい!)」を時代設定としています。


 その当時は、「コントローラーを握って遊ぶゲーム」というと、『任天堂の白い据え置き機』か『ソニーの据え置き機』くらいしかありませんでした。

 そのため、「机に置ける上にカバンにしまえるゲーム機」では、「ビミョーなオーパーツ感」が発生してしまうんです。

 やはりこうしたことも、「人間の風俗に疎いAIならではのやらかし」なのかもしれません。


 とは言え、今回は「怪しくされた話の整合性」が「最後まで尾を引いている」ので厄介です。

 そのあとの流れで出てくる「イヅミさんのように仕事ができたら、俺もやってみたいなぁ……」という華琉人少年の台詞は「意味不明」です(苦笑)


 それから、「学生のうちは、ゲームにしか時間を費やせなかったが、今後は仕事に打ち込まなければいけない。大人になるのは嫌だけど、仕方がない。」も「ヒドい」と言えます。

「ゲームだけに時間を費やす」って、それではただの「ゲー廃」じゃないですか!

 確かに華琉人少年は「ゲームもたしなみ」ますが、さすがに「ゲー廃」ではありません(苦笑)

 

 また「大人になるのは嫌だけど、仕方がない」って、「大人」って「そんなに悪いもの」ですか⁉︎

 確かに、成人年齢を迎えた途端、突然いろいろな義務や責任を負わされることにはなりますが、「子どもの時にはなかった自由」が得られることは「大人の良いところ」だと既成年者は思うのですが。


 おそらく、チャーリイは「世に出て日が浅い」ので、人間の子どものようなものなのかもしれません(苦笑)

 それならそれで、生暖かい目で見守っていくことにしましょう。


とは言え、「260字」という生成結果はいただけないのですが。

 さすがに15回以上生成を繰り返してきたので、チャーリイのサイクルも何となくですが、掴めてきました。

 

 チャーリイのサイクルは、「→突然やる気を出して最長不倒を叩き出す→最長不倒に満足して、手を抜いた生成結果を返すようになる」の繰り返しのようです。

 チャーリイは前回の生成で「最長不倒を更新」しているので、しばらく「やる気のない生成結果を返し続ける」プロセスに入ったままのはずです(苦笑)


 「チャーリイのやる気もなくなりましたし、ツッコむところも全部片付きましたし、おすし」ってことで、今回はお開きとします。

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