第4話 運命の天秤
その日は、世界にとって絶対に忘れられない日となった。
ことの始まりは、数分間の電波ジャックだった。
テレビ、ネット、ラジオが謎の力によって一斉に乗っ取られた。
そして、数分間の乗っ取リの内に物凄い爆弾を置いていった。
彼の者は、自分をダンジョンマスターと名乗り、我が日本政府に用件を突き付けてきた。
1つ、ダンジョンを認め、敵対しない事
2つ、ダンジョンがある、西之島をダンジョンマスターに譲渡又は売却する事
3つ、西之島の独立を認める事
以上、この3つの用件を伝えた後、電波は正常に戻った
これを境に世界は混沌へと導かれて行く、そして日本の選択はいかに・・・
第1部 完
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