第3話 ダンジョン準備中
仮拠点が完成した。
そして、ここが何処だかわかった。ここは、小笠原諸島にある西之島
ダンジョンメーカーで土地を掌握したときに、思いっきり書いてあった。
そして、もう1つ仮拠点完成と同時に、チュートリアルなるものをクリアしたみたいで、私に補佐が付きました。<88888>
「お嬢様、誰とお話しておられますか?」
「あ!千歳そっちは、終わったの?」
「はい、お嬢様に言われた通りに、ここ西之島の火山エネルギーをDPに順次変換しております」
「そう、ありがとうご苦労様」
「いえ、勿体なきお言葉で御座います」
彼女の名前は千歳。ステータスは・・・
<ステータス>
氏名 千歳
種族 悪魔
年齢 ???
性別 女
LV ???
HP ???
MP ???
職業 バトルメイド
ユニークスキル 王佐の才
????
汎用スキル いっぱい
と、これが千歳のステータス、突っ込み所満載だが、あえてスルーしてくれるとありがたい。
あとは・・・そうだ、ダンジョンコアあれ、バグってるとしか思えない、何故なら、このコア、エネルギーと名のつく物なら何だってDPに変えてしまう、正直冗談としか思えないアイテムである。
気がついたら、1ヶ月が経っていた。その間にいろんな事があった。その1つに西之島の火山活動の終わり、そして、西之島の領土、領空、領海の掌握。最後にメインダンジョンの制作開始。
「第一回ダンジョン運営会議を、はじめま~す」
《888888》
「最初の議題は・・・じゃん!」
【ダンジョンを世界に周知する方法は?】
「う~ん・・・難しい所だね~」
1人部屋で悩んでると、千歳がやって来た。おやつを持って・・・
「お嬢様、先ほどから誰とお話しておられますか?」
「あ!千歳、良いところに来た」
「何でしょう?」
「ダンジョンの完成状況は?」
「ただ今ですと、10層までが完璧に完了、それ以下は順次完成の予定」
西之島の火山エネルギーから得た、膨大なDPを注ぎ込み全100層となる超巨大ダンジョンを制作中である
まぁ、ダンジョンの内容は次回紹介するにして、ついに私がダンジョンマスターとしての第一歩を世界に知らしめる時が来たのです。
「賽は投げられた、刮目せよ世界!これが地獄の始まりだ」
椅子の上に立ち上がり、今から起こり得ることを思い笑みを浮かべる。
「お嬢様、お夕食が出来ました」
「あ!うん、今行く」
急いで、椅子から下り、千歳と一緒に食堂へと向かうのであった。
<ダンジョン完成まで、あと100日、世界を絶望と欲望の色に染まれ・・・>
次話で一旦完結てす。
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