詩 思い出捨てる

仲仁へび(旧:離久)

詩 思い出捨てる



「アルバムも、写真も、昔のものはみーんな要らない」


「だってそんなものを見つめたって、何の意味もないんだから」


思い出燃やし

物が燃える


 真っ赤な炎

 大きくなって


さらにさらにと

空まで頑張る


 過去は要らない

 未来に持たない


重くなれば

歩けない


 ゴミを持つと

 進めない


価値がないなら

捨てるべき


 使わないなら

 切り捨てるべき


「明日ガンバル力になる?」


「未来に進むササエになる?」


「そんなわけないじゃない。思い出はただの情報なんだから」


ゴミ箱に捨てて

ゴミ袋に詰めて


袋にまとめて

さようなら


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詩 思い出捨てる 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032

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