第11話 問題児が増えるよ!やったね先生!
問題児が増えるよ!やったね先生!
シユ 「前回のあらすじは!!下のお毛毛処理してない先輩が来た!!」
先生 「シユ君!!!プライバシーとか倫理観!!!」
ー シユ後輩の回想 保健室 夜 ー
正直彼女達の手際は凄かった。生徒会長を倒し体育館での
それでもワタシは水泳部部長
彼女が引っ張てきたからこそワタシは今の地位にいるから。
「じゃ、じゃああなたが副部長」ガタガタ
「ええ。そんなにまじまじと見られても」
この子が今回の黒幕?体育館で見せた威勢はどこに?
オレンジ髪のツインテールに覇気がない。
むしろ恐怖の感情すら読み取れる。
「しょうがないですね。真正面から話せないならワタシが対応します」
「ダメです!!ツクシ!!!」
リアトの制止を振り切りシユ後輩の背後へ。
ストンとしゃがみ彼女のお尻を見る。
水泳部でないのに足腰は丈夫。これがスポーツチャンバラの成果?
そう考えるのは時期早計だ。
別の部員とは明らかに違う筋肉の付き方。
例えば銀髪ショートヘヤ―のリーダーと言われている子ならば細身でありながら
瞬間移動に優れたトレーニングの成果。
対してシユ後輩はあまり身体を動かさず下半身だけのトレーニング。
えへへ♡お尻もっちりしてそう♡枕にしたら絶対気持ちいい♡
例えるならば水餃子。柔らかい表面の中にしっかりと具が入っているやつ。
ああ、お腹が空いてきましたね。まずは揉みしだいてそれからぁ
「新生徒会長権限第1条!!シユへのセクハラは許さない!!
必殺アバラケルノダ!!」チェストぉ!!
「ぐえええ」びたーん
「ツクシィ!!!申し訳ありません。
彼女食欲と性欲の違いが分からない生物ですので」ぺこり
「年下に欲情とか先生1匹で十分です!!!」
「シユ君何気にひどくないか!!」がびーん
もうちょっと揉みたかった。シユ後輩はガードが堅い。
ここはシユ後輩のお尻に向かって会話を試みる。
「う、うーん。そうだトイレ!後食べ物下さい」
「麦茶ならここにあるが」
「うーん麦茶ではお腹が満たせません。
最近流行のトイレ飯が楽しめない。
この下腹部の高鳴りを抑えないと」
「何言ってんのこの子!!ちょっと全員出て行ってもらおう!
いじめられてるかもしれないから!保健室案件だ!」
なにやら白衣を着た緑髪の先生が騒がしいな
「あの彼女、
プールで人の尻を追い掛け回しているうちに泳ぎが上手になったんです」
「「「「「うわぁ」」」」」ドン引き
ワタシの上達法に文句を言われてもしょうがない。これが最適解。
「ええとじゃあ杉菜君は紫杖君に
セクハラしたいから水泳部にいてほしいと?」
「正解です。緑髪の先生」
「この惑星の学生クレイジーすぎて退職願出したい」げんなり
「シユが許しませんよ?」にっこり
普通のはずです。何がいけないんでしょうか?
「と、とりあえずプールに行きましょう。
この学園は25と50メートルプールがあります。しかも室内です」
「だが水泳部の練習はまだやってるだろう?」
「いえ大体19時には終わってます。後は自主練組のはず」
緑髪先生とリアトの会話の後保健室から出ていくメンバーたち。
ワタシも後についていきます。
「┌(┌ ^o^)┐ひっひっふー。ひっひふー」
「誰ですか!シユの後ろでラマーズ式呼吸してるのは!!」頭クルッ
「┌(┌ ^o^)┐きいいいいいいいいいやああああああ!!!!!!!!」
「何ですかこの化け物!!4足歩行でシユのお尻みて奇声あげてます!!」
「┌(┌ ^o^)┐ふしゅー。ふしゅー」
「助けてください紫杖先輩ちゃん!!!」
「彼女・・・・。いえこの生物の習性ですので、諦めてください」遠い目ー
なぜか人扱いされていないワタシ。
4足歩行だとちょうどお尻が目の前にくるので便利なのに。
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