私には建物にピーナツバターを塗ることの意味が終始分からなかった。が、この話を読んでいて、世間から見れば陳腐で、異端で、或いは揶揄されるかもしれない人々の行いの中にも、信念や、或いはもっと強い意志のようなものが込められているんじゃないだろうか、なんて、そう考えられずにはいられなかった。
途中、ピーナツバターとカカオは果たして関係あるのだろうか、とか、縦読みしたらなにかメッセージが込められているんじゃないか、とか、これはある種の催眠や洗脳の類なんじゃないかとも考えたけど、読み終わってみれば、そんな疑惑や疑念なんてどこかへ消えてしまっていた。
ただだけど、それでも、最後に一言だけ言わせてほしい…… ――。
なんでピーナツバター建物に塗っとんねんッ‼︎‼︎‼︎^q^;;;