第6話
■X日目の夜
あれから幾ばくの時間がたった。マリアの連想ゲームに付き合い、町には時折商売のために足を向け、百合とは翻訳のために顔を突き合わせる日々である。
百合が解読した単語の中には、慱飯の知らないものも混ざっていた。
相変わらず手紙の内容は支離滅裂な文と化しているが、一部は翻訳ができている。それだけでも彼にとっては励みになった。
その翻訳がもう少しで終わろうか、というところで彼は手を止めてしまった。
「どうした?」
百合が声をかけても、彼は暗い顔のまま手紙をじっと見つめていた。
「あと数行だろう?」
「なんで葛木薫は、マリアさんがわかる言葉で書かなかったんだろう。」
「なぜ、とは?」
「遺書ならわかる言葉で書くだろ、普通」
もしマリアの国の言葉で書かれているのならば、慱飯としてもここまで苦労をしなくて済んだだろう。
もちろんマリアも、大切な友人の手紙を慱飯のような身元もわからない人間を頼って手渡さなかったはずだ。
「決心が揺らぐからではないのか。」
「決心」
「勿論、自死のだよ。あれから、二人はなにか言ったか?」
「遠回しに聞いてもマリアさんは泣きそうな顔をするし、アイザックさんは苛立った様子になる。散々だったよ。答えてくれれば早いんだけど」
「はっはっは、迷子のタンパン君もいい感じに倫理観が狂ってきたな。」
「迷子はもうやめてくれよ。昔のことだろ?」
「いいや、私は知っているぞ。この前また迷いそうになって、アイザックに助けられたのをね。」
「ご自慢の耳は家の外まで届くのかい?」
「玄関の前で喋っていただろうが」
百合は愉快そうに慱飯を見る。彼女が言った花の告げ口はどうやら事実だったようで、以前は嘘だと思っていた慱飯を大いに驚かせた。
「はいはい、本題に戻ろうね…それで彼女の決心が揺らぐってのは?」
この時、彼は手紙を置いて、百合のすぐ近くで木箱に座り込み気分転換に彼女の書物を読んでいた。
「考えられる理由1つ目、葛木薫が自殺を計画したのち、用意された物である可能性。自決の表明だね。」
「えぇ...この人が計画を立てられるようには考えられないんだけど」
慱飯は顰めっ面で遺書を睨んだ。
「2つ目、以前から書き溜めておいた手紙を、持っていった可能性。自決をしようと思って書いたわけではなく、突発的な自決のついで」
「持っていく理由がわからないな...」
「希死念慮から、いつか死のうと思って書いた手紙をついでに持っていった...と考えられる。つまり、理由はなく、ただなんとなく。」
「はぁー、気まぐれなこって」
「計画力が乏しい人物を想定した場合さ」
手紙を見つめながら、盛大なため息を吐く慱飯。翻訳を進めていく上で、大きな障害であるのが葛木薫の暗い性質であった。
手紙には彼女の性質が泥のように溢れ出し、塗りたくられ、翻訳された文章を見てもとても気分がいいものは言えない。
「それか、そもそも読ませる気がなかったのかもしれない」
「マリアさんに?」
「アイザックと、マリア。そしてその他の誰にも」
「それじゃ部屋の隅にでもしまい込んでおかない?」
「慣れ親しんだ祖国の文字を抱いて死にたかった...とか?」
「翻訳されるとは思わなかったのかねぇ」
「君は遺書を書いているときに、そんなことを考えるのか?」
「全く思わないね」
あっはっはっはと慱飯が陽気に笑う。百合は知っている。彼が妙にご機嫌に見え出したら、疲労が溜まってきた証拠である。
「…そういえば、だが」
慱飯の疲れ切った顔を見ながら、百合が言う。
「薫の住んでいた国とはどういうところなんだ?」
薫の国。慱飯が住んでいたという国の隣。以前慱飯が口にした話では、東側の島国であるという。
「あ〜、名前から想定するに...
「…また突飛な名前だな。」
本当だよねぇ。と慱飯は相槌を打つ。
「その国人間は何年経っても歳を取らないから。
その国の王の力が強くて国民が特攻も怖がらないから。
その国は黄金がよく出て、経済的に強者だから、エトセトラエトセトラ。
色々言われてるけど、実際はよくわかってないよ。不死の国なんて誰が言い出したんだろうね」
「本当に不死が存在するのならば、君は不死になりたいか?」
「うーん、いや、どうかな。考えたこともないや。」
慱飯は少し考えたのちに、ふっと微笑み百合を見た。
「あんたは?」
「こら、質問を質問で返すな。」
「いいじゃないか。まずはあんたのことを聞きたいんだよ。あんたは不死になりたい?」
「長く生きると言うことは書物では喜びとして書かれることの方が多い。“末長く幸せに暮らしました”なんてのはその最もたるものだろう?」
「ああ、物語の締めには最適な文句だね。」
「不死とまではいかないが、長くは生きたいと思っている。私はまだこの部屋を一歩も出たことがないから、外の風景を知りたいんだ」
「何故外へ出ないんだい?足があるのなら、すぐにでも飛び出していけばいいじゃないか」
丈の長い百合のドレスは、カーテンのように彼女の足を隠している。彼女は表情を変えずに、躊躇なく丈を膝まで捲り上げた。慱飯がえっと声を上げるのも束の間、目の前の光景を見て目を丸くさせた。
「こういうことさ、簡単にはいかないんだよ。」
「どう、したんだ、それは。」
脛から下が、ない。
切れ目は布で覆われているが、断面に近いほど布から覗く肌は黒ずみ、壊死しているように見えた。この足ではとても自由には歩けまい。
違和感なく捉えていた彼女の全体像が、足がないだけでひどく不安定に見えた。
「なあに、どうしたもこうしたもないさ。生まれつき、といってしまえばそれでお終い。大した理由じゃないだろう?」
ふ、っと百合が純粋な笑みを見せる。
「私は知らない光景が多すぎる。時間さえあったら、もしかしたら外に出る手段が見つかるかも知れない。だから私は長く生きたい。」
「…」
慱飯は黙って百合の顔を見つめていた。少しバツが悪そうなその表情。
彼の様子に気づいた百合は、困ったように眉をハの字に曲げ、ドレスを戻し恥ずかしそうに足を隠してしまった。
残ったのはいつも通りの微笑みを浮かべた顔であったが、その目は慱飯の表情をじっと観察している。
「なあ、そんな顔しないでおくれよ。悪かった、気遣いが足らなかったよ」
「あんたが謝ることじゃないだろう?俺はあんたのこと知らないまま、無神経な事を言ったんだから」
「はは、優しいね、気遣ってくれるのかい」
「…事実だろう」
少しの間、2人の間に沈黙が落ちた。先に口を開いたのは百合である。
「海にいってみたいな」
「…海?」
「ああ、海。本の中ではね、それはそれは美しい表現がされているのさ。波は揺蕩い、砂は太陽の光を受けて真っ白に輝いて、磯の香りで包まれる。海の中には艶やかな鱗を持った魚が無数に泳いでいるらしい」
窓から差し込む月光を見ながら、百合は自分の想像に耽る。
「魚、というものも見たこともないけれど。トンボの羽のように、七色に輝く魚も存在するそうだ」
「魚か…ここは山だから川魚くらいしか見つからないかもしれないけど、市場か川にいたら持ってこようか?」
「はは、いいのかい?是非お願いするよ」
心の底から嬉しい。そんな感情が伝わってくるかのように、百合は微笑んだ。
右の出窓から入る月光は、彼女の白い顔を照らしており、誇らしげに咲く百合は酷く非現実的なものにすら見えてくる。
「勿論」
慱飯は、自然とそう呟いていた。
「それで?君は?」
「え?」
「不死とは言わないが、長く生きたいか?」
「俺は…」
興味深そうに見つめてくる百合の瞳は、先ほどとは違い好奇心で爛々と輝いていた。
君と話せることが楽しい。まるでそう言いたげな顔の彼女に、慱飯は僅かに笑みが漏れる。
「俺は、そこまで長く生きたいとは思わないかな」
「おや。どうしてだい。」
「腹が減る」
百合の表情が、途端に怪訝そうなものに変わる。
「腹が減ると悲しくなるだろ、それに腹を満たすために稼がなくちゃならない。稼ぐためには仕事を探さなくちゃならない。仕事を探すためにはあちこち歩き回らなくちゃならない」
「腹が減るとはどういう感覚だ?」
「あんたは腹が減らないの?」
「一日中座っているせいかもしれないが、その腹が減る、減ると悲しい、と思ったことはない。」
「誰かが食事を運んできたりしないのか?」
「一度アイザックが運んできたことはあったが、どうにもそれを口に入れると言う気は起きなかった」
「彼は何を運んできたんだい?」
「スープだ。恐らく、君たちが食べているものと同じものだよ。私には食事は必要ないみたいでね」
「なんだ、その花から光合成でもしているのか」
「かもしれないね」
慱飯が町で購入した保存用の食料を手渡してみても、百合は不思議そうな顔をするだけで口にしようとはしなかった。
慱飯が説明して食べさせてみても、微妙な顔である。噛む感覚はあれど、味はわからないらしい。
「あとは、環境の変化が大変だな」
「環境の変化?」
「ああ。世界は当然時間が流れているわけで、そこかしこで何か大きなものが常に動いてる。それが動いた時には、波は俺たちの生活にも影響する。戦争や治安の乱れ、他にも色々…」
「環境の変化はストレスの対象になる、と言うことかい」
「ああ、ストレス、ストレスと言うよりかぁ…」
慱飯が考えるように、一拍間を開ける。
「怖いんだ」
「怖い」
「ああ、怖い。目まぐるしく変わっていく情勢も、明日食っていけるかとかの心配も、いつ突然死ぬのかわからないことも」
「死ぬのが怖いなら、不死は望むべきじゃないのか」
「いいや、違うんだ。目の前の現実を必死に生きているから怖いんだよ。真剣に生きてるから、真剣に捉えるんだ。死ぬことがないと分かれば、きっと必死に生きないだろう?」
不死になんかなったら、きっと全部が退屈だよ。
そう付け加えて、慱飯は笑う。
「…そうなのか?」
「ピンとこない?」
「ああ…」
難しい顔をして助け舟を求めるように慱飯を見つめる百合。そんな彼女に、慱飯は爽快に笑って見せた。
「なら、あんたにとってわかりやすい言葉にするか」
「ほう?」
「素晴らしく面白い物語があったとしても、蛇足が続けば感動が薄れていく。終わりどきってもんは、絶対存在したほうがいいのさ」
これならばどうやら百合にも思い当たる節があったようだ。目を見開いたのち納得したように大きくうなづいた。
「なるほどね」
「わかってくれて何より」
2人の笑い声が部屋に響く。和やかな時間は緩やかに過ぎていき、いつの間にかそろそろ日が昇りそうになる頃合いだ。百合が船を漕ぎ始めたために、慱飯はその場を後にした。
あと一枚。今日は眠ったら、すぐにでも終わらせよう。そうしたら、町に魚の物色にでも行こうか。
ベッドに身を投げた後眠りに落ちる間際、彼はそんなことを考えていた。
■X+1日目 昼
「以上が、翻訳した結果です。」
慱飯は、そっとマリアに手紙を差し出した。アイザックは当然おらず、昼間でも薄暗いこの家には彼ら2人だけ。百合はきっと、眠っているのだろう。締め切ったカーテンから外を見た時には、この日は爽快な空が見えたから。
「そう、できたのね。」
マリアは提出された手紙を手に取ることもなく、じっと見つめている。それはマリアの希望で裏返されているので、手に取らなければ文字を追うこともできない。
「枚数が少ないようだけど。」
「言語が違えば表現する字体も違います。薫さんの国の言葉は、翻訳すれば少々短くなるんです。」
「あら、そう…」
小さなアヒルを口から吹く。嘘を表すそんな諺があったなと、昨日の教科書を思い出しながら彼は思う。
実際の内容は、慱飯が手を加えている。
「長い間、ありがとう。お礼と言ってはなんだけど、あの子の話はいかがかしら。」
「薫さんの話?」
「ええ、あの子が亡くなった時の話。知りたがっていたでしょう。」
珍しく、マリアの声色が落ち着いている。四方八方に飛び散っていた話題は、きっちりと薫の話だけに向かっている。それだけ、彼女にとって印象強い出来事だったようだ。
「あの子は、自殺だったわ。」
「…そうですか。」
「あら、驚かないのね?」
「概ね予想はしていましたから。」
そうよね、とマリアは続ける。
「亡くなったのは森の奥。ここよりずっと深い場所よ、そこには泉があってね。バンジーが生まれ、住む場所と言われているの」
「バンジー?」
「人の死を悟って啜り泣く、不思議な妖精よ。バンジーの泉。彼女はそこで亡くなった」
「泉、と言うことは自ら身を投げたのですか」
「いいえ。アイザックの猟銃を使ったの」
森の中に住んでいるのだから、当然猟銃の一つは彼も持っているだろう。しかし、生きるための武器を自殺の道具にされるとは気分がいいものではない。
「何故、彼のものだと?」
「愛用していた銃が、一本無くなったそうなのよ。あの時は彼にしては珍しいぐらいに血相を変えて探していたわ。よっぽど大事な銃だったのね、薫ちゃんがいないのに気がついてすぐに家を飛び出していったわ」
「あなたは?」
「私も気が動転していてね。アイザックが家を飛び出すのと一緒に家を出ていたわ。でも危ないことをしたと思うわ、彼は歩くのが早いし、この森って迷いやすいでしょ?見失わないようにするので精一杯」
それに関しては、慱飯は力強くうなづいた。身をもって体験してしまえば、迷子の恐ろしさはよくわかる。
「探して探して、もう見つからないかもしれない。そう思った時に、泉の方を探していないことに気がついたの。アイザックにそれを伝えて、行ってみたのよ。春なのに、すごく冷たい空気だったのを覚えているわ」
マリアは目を伏せる。美しいその顔には、影がかかっていた。
「見つけたのは泉のすぐそば。木にもたれかかるようにして眠ってたわ。眠ってると思ったの、最初は。でも、アイザックが探していた銃を抱き抱えるように座り込んでいたし、何より血の匂いがしてた。異常な事態だってことにはすぐに気付くわよね」
「…」
「見つけた時には嬉しかった。気づいた時には周りの音が一切聞こえなくなった。あの子の死体がグゥッと近づいてくるような、遠くなるような、そんな感覚があって、長い間硬直してたと思う。もっと短い間だったかしら、でも私にとってはね、何十分もそこにいた気がするの」
「アイザックが声をかけてくれて、彼が死体を運んでくれたわ。帰る時の記憶がないの。多分。彼が引っ張ってくれたんだと思うけど。死体は綺麗だったわ。アイザックは見せてくれなかったけど、口蓋から撃ち込んだんだろう、って言ってたわ。即死だろうとも」
現場の光景が、慱飯の脳裏に浮かぶ。泉に座り込んで、銃を抱きかかえた女。それを見て硬直するマリア。湖の水が流れる幻聴が、鮮明に聞こえてくる。
「朝早く家を出たから、あの子を探し当てたのが丁度日が頂点にくるころ。春は日の出が遅いから、いつあの子が出たのか検討もつかないの。明かりも持たず、あんな冷たい場所で、たった1人で死んだのよ。可哀想じゃない、そんなの」
「彼女が家を出るような素振りは、前からあったのですか。理由は?」
それを聞いて、マリアが初めて慱飯を睨んだ。
「…理由は、翻訳をしたあなたの方が知ってるんじゃなくて?」
「あなたはどう思っていたか知りたいのです」
「…初めてお話しした時に言ったはずよ。“私がもっと気にかけていれば”って」
「手紙を読んだら分かりますが...彼女は、あなたに感謝しています。彼女を助けたあなたを、まるで神様のようだと」
「...そんなこと、確かに言ってたわね。うふふ、慱飯さん、ありがとう」
弱々しく微笑むマリア。
葛木薫は、何故自死を選んだのか。眼の前の彼女を見ていると、きっと自分には理解できないだろう。慱飯は少しだけ胸を叩いた。
「あなた、薫ちゃんに会ってみる?」
え、と慱飯が声を上げるのも気にかけず、マリアは席を立つ。いつもの天真爛漫な様子はナリを顰めている。
目線で立て。と促がす彼女の迫力は、彼が動く動機になるには充分な力を持っていた。そのまま、2人で細い廊下を歩く。
締め切られたカーテンは、光を拒絶しているようだった。
「薫さんに会う、とは?亡くなられたのでは?」
「ええ、そうよ」
マリアは、前を見ながらわずかに微笑んだ。
「薫ちゃんはお花が好きなの。だから私、彼女にお花を飾ってあげたのよ。アイザックがお花を手向けてあげるのがいいっていうから...二輪は装飾に。一輪は左目にね」
「は、花?」
「亡くなったらそうするんでしょう?お母様にわがまま言って、頂いた真っ白な百合の花。死体に植えたらあのお花全然枯れないの。玄関の花は、頻繁に取り替える必要があるのにね」
死体に花を植える。どんな精神状態ならばそんな尖った発想ができるのだろうか。
「私、お母様と文通してるの。亡くなった事をお伝えしたらね、土に埋めてあげなさいって。でも私、嫌だったの。明るい場所で、大好きなお花で囲んであげたかった」
棺桶に花を詰めるのは、故人へ最期の別れを告げるためである。
行動はともかく、理由を聞けばマリアの気持ちは理解できる。
納得はできなかったが。
「可愛いお洋服を着させてあげて、あの子が光の中にいられるように、お母様の言いつけを破って光が入るように窓のカーテンを外したの。朝になれば、目覚めてくれるかもと思ったのよ」
マリアと慱飯は足を止めた。そこは、慱飯の部屋の反対側の扉。全てが薄暗いこの家の中で、唯一光が溢れた部屋。
「私が入れるのは昼間だけ。暗い中であの子を見ちゃうと、どうしてもあの光景が脳裏に蘇るの。だから、昼間いないあなたには紹介できていなかったのよ。する気もなかったけど、翻訳のお礼に、ね」
扉が、ギィィと音を立てて、開いた。
「──紹介するわ、薫ちゃんよ」
そこには、昼間の陽気を浴びた百合が眠っていた。
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