応援コメント

第30話 異なる世界の今」への応援コメント


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     「アルファ様あ、いつまで様子見てるんですかあ?」

     「デルタ、主さまから余計な干渉をしないように言われてるでしょ。」

     「でもぉ、名前からしてレジスタンスとか悪者っぽいし、人相の悪いおっさんばかりだしね、あれは悪者決定!全員やっちゃっていいよね。」

     頭に耳を立てた獣人であるデルタはアルファを無視して襲い掛かろうとした。

     バシ!

     アルファの一撃がデルタの頭に炸裂する。

     「いったーい!アルファ様ひどい。」


     アルファは凄い殺気を纏ってデルタを睨みつける。


     「クーン」

     一言言ってデルタは借りてきた犬みたいになった。

     本当にデルタは激情的で扱いに困る、

     レジスタンス全員始末してしまったら、あのお方、「バトルテイルズオブ・タックスロッド様」のお怒りを買って世界が終わってしまうというのに。

     本当に困ったものだ。


    ****

     僕、白石純太は高校の前から行くところがなくて路頭に迷っていた。

     そこにやっと久保、さんが戻ってくる。

     白石クンごめんね〜、行きすぎちゃって異次元でお尻入れてバックUターンしたら帰ってきた。

     UFOのバックUターンがどんなものか想像つかないがそうなのだろう。

     「そうだ、白石クン、誕生日近いよね、これあげる。」

     久保、さんが差し出したのは白蝶貝に月の女神ディアナが彫刻され、純金の台に納められたカメオのペンダントだった。

     私は宝石商でもあるので鑑別はできる。
     かなりの高額品とわかる。

     しかもかなりの高エネルギー反応もある、マナが限界近くまで封じられているようだ。

     「久保、さん、これどうしたの?」

     「それがさ、スカイアークを異次元にお尻突っ込んでバッグした時になんか魔人みたいなやつを跳ね飛ばしたんだよね、そしたらソイツ激怒して殺してやるとかいうからついボコボコにしちゃったんだ、首からかけてたカメオのネックレス、慰謝料がわりにもらったんだ、それにしてもか弱い女の子相手にいきなり殺してやる!とか酷くない?」

     「そいつ、これがなくなったらすぐに死ぬんじゃね?」

     「そだねー、もうどこかの魔獣にやられてるかもね、天罰よね。笑」

     うん、魔人、がんばれえ、生きてるといいな。死んでたらあのお方(バトルテイルズオブ・タックスロッド様)が怒り狂うの間違いない。
     うん、関わらないでおこ。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    カメオブローチ失ってる!?

  • ホメ子さんをめぐって物語は一気に加速!
    だけど本人はその自覚全くなしw
    いや、あるはずないですよね。

    魔王とコンキスタドールは、現時点では接点はないけど利害は一致。
    もし両者が互いの存在に気づいたらやばい事に…
    テルがキーマンになる?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    後ろの勢力にいろいろ動きがありますが、果てしてどうなることやら……?