応援コメント

第24話 すれ違い過ぎる3人」への応援コメント

  •  京都に移転した文化庁の一角にある極秘機関の内閣情報局では情報部長の早坂が思案していた。

     「あの娘が久保という娘か。」

     しかし、なぜ白石と久保という娘がこんなところで落ち合うんだ?
     彼らの高校までは新幹線でもかなりかかる距離がある。

     まさかな。

     ふと白石の挙動に不安がよぎったがすぐに打ち消した。
     彼の身辺調査は念入りに行なっているからだ。


     その時一人の人物が入室してくる。

     「早坂部長、ちょっといいだろうか?」

     「谷地田上席部長、いらっしゃってたのですか?」

     早坂は谷地田の直属の部下に当たる。

     「一つ極秘で調べてもらいたい案件があるんだ。」

     「君の部下を潜入させている例の高校に、滝本勇、という男子生徒がいると思うのだが、できる限りの情報を集めてもらいたいのだ、もちろん現在進行中の調査とも関連があるかもしれない、頼めるかな?」

     「了解しました、理由を伺っても?」

     「これは上層部からの指示で極秘事項なんだ。」

     「失礼しました、それでは報告書を上げさせます。」

     「できればその関係者も洗ってくれ、今の任務にもおそらく役にたつはずだ。」

     「わかりました。」

     谷地田は退出する。

     ふう、テルの奴また面倒なことを頼んできたな、まあいいか、これまで奴は俺を頼ることなく冷徹に仕事をこなしている。
     今回くらいは大目に見てやるか。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    本編ではふれられないサイドストーリー(笑)

  • 前向きに考える、ポジティブシンキングな暗殺者?
    なんかイメージにそぐわないですw

    イサミんは、単刀直入にと言いながら肝心の部分をぼかしたばかりに、予想外の騒動に巻き込まれそうですね。
    リンさんが、普段は普通の女子高生だったのが敗因かw
    まあ切った張ったな話を学校でするのもなんですし、多少は仕方ないでしょうか。

    カラス君も巻き込まれると良いなあw

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    テルは暗殺家としてのスキルアップには思考が前向きですね。

    イサミんとリンはお互い理解し合っているようで、まったくずれているのがポイントですね;

    カラスは……どうかな(笑)