第22話 日本語吹き替え版公開!


 はいこんにちは~。

 ついに情報解禁されて声優さんのSNSでのお知らせもあり、気持ちのたかぶりが抑えられない一週間でした。

 

 「RRR」はとうとう日本の声優さんたちによる日本語吹き替え版が製作され、この6月21日から各サイトで有料の購入またはレンタルによる配信が始まりました!

 さらにはなんとなんと! 7月には劇場公開も予定されているとのことです。 

 Blu-rayとDVDのレンタルも始まるとのこと。


 声優さんがどなたになるのかはかなり前から大注目でしたが、発表された情報を見てさらに興奮! ビームもラーマ兄貴も私が個人的に大好きな声優さんだったからです。

 今回は「RRR」日本公式の発表による情報をもとに、少しご紹介して参ります。


〇ラーマ兄貴

 日野聡さん 「鬼滅の刃」煉獄杏寿郎役

〇ビーム(アクタル)

 杉田智和さん 「銀魂」坂田銀時役

〇ジェニー

 内田真礼さん 「うる星やつら」しのぶ役

〇スコット総督

 野島昭生さん 「ナイトライダー」キット役

〇シータ

 久保ユリカさん 「ラブライブ!」小泉花陽役

〇マッリとラーマの子ども時代

 田所あずささん 「ウマ娘プリティダービー」 シンボリルドルフ役


 その後、配信開始から少し日をおきましたが、私はア〇ゾンプライムビデオにて購入、ダンナと視聴させていただきました。

 というわけでここからは個人的な日本語吹き替え版の感想です。

 飽くまでも、「超個人的な感想」にすぎませんので、どうか悪しからずご了承くださいませね。


 まずはラーマ兄貴。

 さすがは「400億の男」煉獄さんを演じた日野さん! 品のよさと精悍な感じがとてもよく表現され、厳しいシーンも決まっている一方で、各所に優しさをにじませる真っすぐなお声、素敵です!

 字幕で一人称が「私」だったところ、あちこち「俺」なのは「ん??」とはなりましたが、私はそんなに気になるほどではなく。

 タイトル始まりのドスティシーンで大きな肉を運んでるビーム(アクタル)を見て、ヴェンカテスワルル叔父さんが「あれで足りるのか?(笑)」というシーンで、柔らかく「(私の大事な親友、弟なのだから)馬鹿にしないで」という言い方が、なんかもう、ものすごーく優しくて可愛くてめっちゃ良かった! 語尾が! 優しいっっ!!

 日野さんは全体的に煉獄さんの時よりもかなり声を低めにして、よりチャランさんのお声に近づけてくださっているように思いました。感激……。


 そしてビーム。杉田さん!

 わたくし個人的に「銀魂」のアニメをちゃんと観てなかった人間のため、杉田さんで思い出すのは銀時さんではなく「翠星のガルガンティア」の人型戦闘機「チェインバー」なんですけど(これまたマニアックですんません・チェインバーがめちゃくちゃ好きで……(笑))


 杉田さんのビームはね……なんかもうね、カッコよすぎた! ビシッとしすぎてた!

 お声がもう個人的に大好きなのでこれまた本当に良かったのですが、いかんせんビーム、とりわけアクタルになってるときのビームはラーマ兄貴にちょっと甘えたり泣いちゃったりして弟みがかなり強くなるので、そのへんはもうちょっとこう……可愛さ成分が多めだったらさらに良かったかなーとは思いました。すみません!

 あくまでも個人的な感想なのでね! 気にしないでくださいっ!


 杉田さんの声だと本当に全体を通して森の勇者! いつもビシッとカッコいい二枚目な兄貴、強き戦士としてのビーム! っていうイメージが強くて。

 いや大好きなんですけどね、本当に!!

 カッコいいときと可愛いtおきがそれぞれに魅力的に演じられてしまうのは、やはり中の人であるタラクさんの凄まじい才能と魅力なのでしょう。

 こう考えると声優さんって、本当に大変なお仕事……。

 原作ありの作品やこうした洋画の吹き替えだと必ず「イメージと違う」みたいに言われちゃったりもするんやろうし~!


 ……はあはあ。

 ちょっといろいろ力説しすぎて酸素足りんくなった(笑)。


 シータとジェニー、両ヒロインの女性陣おふたりも、役にぴたりと合っていたと思います。

 おふたりとも可憐でありつつもしっかりと芯のある女性をきちんと演じてくださっていました!


 スコット総督の野島さんは、幼少期とはいえ「ナイトライダー」を観ていたのに、そして大好きだったのに、さっぱりお名前が記憶に残っていなくて申し訳なかったです。当時はあまり声優というお仕事をちゃんと認識できていなかったのでしょうね、わたくしが子どもで。


 野島さんも、意地の悪いスコット総督を憎々しく演じてくださってたと思います。

 スコット総督は、たぶん演じられた故レイさんご本人のお人柄だろうと思うのですが、悪役でありながらもどこかチャーミングな方で。それがあちこちダダ漏れてるという私の個人的に勝手な印象だったので、それも表現されていたらさらに良かったかも~なんて思いました、すみません!

 こんなん、めっちゃハードル高いことはわかってるんですよ! いやほんまに!


 そしてマッリとラーマの子ども時代。

 これ、まさかおひとりで二役なさってたとは知らなくて。後で声優さんの情報を確認してびっくりでした。田所さんの演じ分けがすごい……さすがは声優さん!


 最後に全体の内容としてなのですが。

 「RRR」は基本的にテルグ語と英語で話が進む物語ですが、吹き替え版ではすべて日本語になってしまうため、あちこちセリフに改変がありました。

 本来、アクタルに扮しているビームは英語がほとんどわからない人。ゆえにジェニーと意思の疎通がうまくいかなくて、そこがほのぼのなコメディシーンになってたりもするのですが。

 そこを「なんとなく聞こえなかった」とか「単に聞き間違えた」みたいな感じでどうにかこうにか会話として成立させてるの、ある意味すごいなと思いました……。

 兄貴が間に入って謎(ウソ)通訳するところとか楽しくて見どころなんですけども、邦訳になるとちょっと意味がわかりにくいと言うか面白みが減じた気がしました。


 声優さんたちの素晴らしいお仕事はもろ手をあげて感謝と称賛しかないのですけれども、やっぱりこうして見てくるとオリジナルの字幕版に勝るものはないのかもしれませんね。


 どうぞみなさまも、機会がありましたら、両者を聴きくらべてみてくださいませ~。

 ではでは。

 ドスティ!

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