第4話 さまざまな上映環境・応援上映!
はいこんにちは~。
映画といえば「ハコ」つまり映画館の仕様はかなり重要。座席数などは当然ですが、今回の「RRR」のような作品だと映像がより美しいとか音響が優れているとかいう映画館だと、より作品の魅力が倍増しますよね。
これまでで私個人は今作品を映画館で八回鑑賞させていただきましたが、うち二回が
IMAXは画面の大きさにまず圧倒されますね。没入感がハンパないです。一般的な映画館ではそこまで気づかなかったような、衣服の布地の感じ、人物の額にうっすらと光る汗のつぶまで手に取るようにはっきりと見えました。
ドルビーシネマは音響も凄かったのですが、なにしろ映像が美しかった。黒がいわゆる「真の黒・漆黒の闇」を表現できるため、特に陽の光や炎の表現が本当にまぶしいほどに美しかったです。同じ映画を何度も観たからこそ分かる違いでした。
そして前回、予告していた「応援上映」!
これぞ「RRR」だからこそやれる、インド映画だからこそやれる上演形式!
インド映画は歌や踊りで盛り上げるものが多いと申し上げましたが、あちらでの上映では観客のみなさんも一緒に盛り上がって歌ったり踊ったりすることが多いやに聞いております。
今回の「RRR」でも素敵なノれる踊りや音楽が登場しますので、普段は比較的「おとなしい観客」である日本の観客のみなさんも「同じように応援しながら観たい!」と思う方が多かったらしく。
ということで次第に「マサラ上映」とか「無発声応援上映」とか「発声あり応援上映」が各地の映画館で実現しております。
かく言う私も、つい先日行って参りました。
当日は早朝から仕事だったため、鳴り物などの準備はどうしようかと迷ったのでしたが(中にはコスプレされる方もあるそうですが縫いものは苦手なもんで・苦笑)急遽ア○ゾンさんでタンバリンを探す。
と、目に飛び込んできた赤と青ふたつのタンバリンセット!
「これしかない!」といきなりポチりました。
優秀な流通網を構築してくださっているみなさんのお陰をもって、翌日には配達され、仕事から一旦戻ってカバンに入れて出陣。
結果……。
もうね、もうね……!
めっちゃめちゃ楽しかった!
「発声あり」だったので、要所要所で登場人物にどんどん声がかかる。
「兄貴、カッコイイ!」
「兄貴、顔が好きいいい!」
「ビームかわいいっ」
「ラッチュかわいい~!」
いやもうね、声が通る人がうらやましかったです。
日本では歌舞伎で役者さんに声をかける文化があるわけですが、その気持ちがリアルで実感できましたね。
そして、音楽やバトルに合わせてみんなで鈴やタンバリン、太鼓などでもりもり応援。もう楽しいったらない!
まさか映画でこんな汗かくとはおもわなかった(笑)。
あれ絶対やせてると思う!
どなたか「観るサウナ」っておっしゃってましたがほんまそんな感じ。
鑑賞後、もちろん拍手がわき起こり「ありがと~!」の声も。その後みなさんがしばらく客席で放心しちゃってるお客様も多数。気持ちはわかるわ~。
帰りかかったところで「これ、もう毎週やってほしい!」という声が聞こえてきまして「ほんまそれ! 同意しかないッッ!」てなりました。
さてさて、来たる二月十四日はバレンタインデーですが、劇中でビームが英国女性ジェニーにパーティに誘われて、兄貴と一緒にナートゥを踊ったいわくつきの記念日。
きっとあちこちの映画館で鑑賞を楽しむお客さんが多いことでしょう。
私自身、できるだけ長く上映が続くことを祈っております~!
ではでは、今回はこのあたりで。
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