第2話 監督さんと作曲家さん


 さてさて。こんな萌えを垂れ流してるだけのエッセイに引き続きおつきあいくださっている皆様、まことにありがとうございます。

 今回もいきますぞー!


 前回はストーリーのさわりと翻訳を中心に語りましたが、今後もちょいちょいストーリー的なことも挟むと思います。ネタバレまではいかないよう気をつけるつもりなので、どうぞよろしくお願いします。


 「RRR」の監督さんは、S・S・ラージャマウリ監督。実はこの作品の数年前、2016年公開の「バーフバリ」という作品でも、すでに世界的に人気のあった監督だそうで。

 もうわたくし、個人的にこれめっちゃめちゃ観たい! 相当長い作品らしくて、短く編集し直したという「完全版」ですら「バーフバリ 伝説誕生」「バーフバリ 王の凱旋」の二部作になっているとのこと。合わせると六時間ぐらいになるし。もとはいったい何時間あるんや……。


 SNSで見ている限り、「『RRR』が面白かったなら『バーフバリ』も絶対おすすめやで!(意訳)」というご意見をよく拝見しますし、「なろう」でも同様のコメントをいただいて、気になって気になって仕方ない!


 ……と思ってたら、なんとSNSで比較的近隣の映画館でここ一週間だけ上映してくれているという情報をゲット!

 しかも今から行けば今日の上映にじゅうぶん間にあう!

 もう早速家を飛び出ていく私。さすがにダンナは「俺はええわ~」って苦笑したのでお留守番でしたが(笑)。


 実はこのエッセイのこの部分は、その上映待ち時間で書いてます。すでに整理券もゲットしたで~!(握り拳)

 というわけで感想はまたのちほど!(臨場感ありすぎやろがい・笑)


 出だしからものっっそい話がそれてもーた、すみません!「バーフバリ」のことはひとまず脇に置くんや私!

 今は「RRR」や、「RRR」を語るんや!


 というわけで(どういうわけやねん)監督さんは素晴らしい才能の持ち主。

 今作は日本アカデミー賞でも優秀外国作品賞を受賞。

 ラージャマウリ監督は「RRR」でも楽しい歌と踊りのシーンにご登場。最初こそ「だれこのおいちゃん???」ってなった私でしたが(失礼!)出演者たちと一緒にみんなで歌って踊ってめっちゃハッピーに観られます。


 次に音楽。

 これまた「RRR」とは切り離して考えられない非常に重要な要素。

 作曲家はM・M・キーラヴァーニ氏(このかたは「バーフバリ」の楽曲も担当されています)。

 これまた出てくる曲出てくる曲、ズンズン心にクる!

 場面にピタリと合っているのは当然のこと、勇壮な曲も悲哀や意思を感じさせる曲もどれも本当にいい曲で、観終わったあともずっと耳に残ります。曲によってはストーリーも相まってマジで号泣もんです。

 「RRR」を知ってから、動画サイトなどでも曲があがっているため、ほぼ毎日聴いている状態。曲そのものも癖になる! ブルーレイだけでなく、サントラもぜひ欲しいっ!


 第80回米ゴールデングローブ賞・最優秀主題歌賞に輝いた「Naatu Naatu(ナートゥ・ナートゥ)」が素晴らしいのは当然なのですが、私が特に好きなのはやっぱり「DOSTI(ドスティ)」(絆・友情)という曲。

 「RRR」が男ふたりの使命と友情の物語なので、これぞこの作品のテーマとも言うべき曲でしょう。


 ナートゥはテレビ番組などあちこちですでに紹介されてご存知のかたも多いでしょうが、主役ふたりが激しいリズムにあわせて踊るナートゥ・ダンスがまた圧巻。「もはや超人でないと踊りこなせない!」なんて言われるほどの凄まじさ。

 これまた物語の流れにきちんと乗っていて意味がありますし、ナートゥのリズムが今後、ふたりの物語に重要な意味を持ってくるという心憎い演出!


 これまでのインド映画はなんだか脈絡もなくすぐに歌と踊りになだれこむみたいなイメージが強かったかもしれないのですが、特に今作ではそうした雰囲気はほとんど感じません。

 私みたいに「だってインド映画ってすぐ歌と踊りになるんやろ……??」と敬遠されていた皆さんにとっても見やすい構成になっているかと。


 ということで、この点でも激アツにお薦めしておきますね~!

 次回はできれば役者さんたちについて語りたいと思います。

 ではでは!

 

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