第20話 ピクニック!!' (よくわからない話になる気がする)

『おー広いーーー!!!!』

「ネオン君が喜んでくれて嬉しいよ。」


今俺は、シャーロン家所有の庭園にいます。

右見ても左見ても綺麗な花!!

『めっちゃ花キレーやば!!映えー(言ってみたかっただけ)』


「ネオンは、元気だね」

流石にじいじも歳なのかゆっくり歩いています。

広いところではしるのは、楽しいね!!

今なら世界記録を超えそう、、、いや無理だな。


「ネオンは、どこで食べたいのかな」

『うーーーーーーーん』

「じいじは、薔薇が咲いてる所がオススメだよ」

『薔薇!!』


薔薇かーイザベラからもらった白い薔薇を思い出すなぁ、、、あれすっごく綺麗だったなぁ。

まぁ自分が棘で指を切ってから薔薇が屋敷から消えてみてないんだよなぁ。


『じいじ!!薔薇のことがいい!!』



それからじいじ2時間くらい過ごした。


『そうなんだ僕もねー』


『自分は、こういうのも』


『私も!!』


『あーなるほどそうなってるのかぁ俺完全に勘違いしてた。』


みたいな感じでじいじとお話ししながらチャールズ作一口サイズのサンドイッチを食べた。


何あれ種類豊富すぎません?


ざっと10種類くらいあったよ!!


店出せるまじで!!


チャールズなら途中からトチ狂った味を作り出さないはずだしチャールズに掛け合ってみようかな、、、まぁ100%却下されるけど。


あとじいじ僕は、なんか丘みたいな所にレジャーシート引く庶民的な感じをイメージしてたんだけど。


綺麗な机にパラソル的なやつ

これ元の世界であったやつだ!!

貴族系の漫画でお茶会する時に見たやつだ!!


それは、それでいいんだけど金持ち感すごいんだよ!!


もと庶民の私には、つらたん。

まじでこの紅茶が入っているティーカップもいくらするのやら考えるだけで手が震える。


「ネオン」

『ん?どうしたのじいじ』

「ネオンは、喋り方がくるくると変わるね。」


えっ喋り方?

『どういうこと?』

「ネオンの喋り方は、僕になったり私になったり分析的に考えたり創造的に考えたり、なんだか不安定というか」


驚いてじいじの緑の目を見ると全てを見透されているような感覚に襲われた。

『あ、、、え』


「まるで、、、いろんな人間が混ざってるみたいだね。」

『あ』

「あぁ怖がらないで愛しい子」

抱きしめられた。


「僕は、あまり自分の意見を、いうのは、苦手だから誰でも言える言葉しか言えないごめんね。」


頭がぐるぐるしてきた。

あの時みたい。

わかんない


何これ


誰?


僕なのか私なのか俺なのか自分なのかネオンなのか尾崎奈緒なのか、あの子なのかどれなのだろうか?


グルグル


グルグル


目が回りそう

「君は、君だよ。他の何者でもない正真正銘僕の孫だよ。愛しいネオン」


君は、君。


僕は、私は、俺は、全部ネオンになるの?


そっかー。


ネオン、僕は、ネオンは、僕。

ちょっと訳がわからないけど。

今は、これでいいや。


今日、僕と定義した。


「よしよしネオン、ごめんね疲れたよね」

『ううん、ジョンじいじありがとう』


その後じいじと別れ


屋敷に戻ると。


「ぼっちゃま、、、なんだか昨日よりいい顔をしてますね」

『そうかな?』

さすがチャールズとしか言いようがないよ。

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