第17話 おこだよ!!(デジャブを感じた)'''

『あんの!!頭ぱっぱらぱぁ!!どもが!!ふざけんなよ!!シベルによくも!!』


通常馬車で15分でつく屋敷を10分短縮し5分でついた。


ネオンの愛(?)の力だろうか?それとも馬がただならぬ怒りに反応したのだろうか?


ネオンは、愚痴りながらシベルの寝ている部屋に向か


「ネッネオンおぼっちゃま奥様達がお呼びです。」

イザベラは、明らかに機嫌の悪いネオンに少し怯えてした。

なぜかというとイザベラは、シエナ救出事件の現場にリアタイしていた。

雰囲気で察したのだ。


あっこれやばいやつだ。(byイザベラ)


『わかった。シエナごめん、、、ゴミに挨拶しなきゃいけないみたい。たぶんシエナも』

「シエナは、大丈夫だよ」

シエナもイザベラと同じ察していた。


『ありがとうシエナ。』

あぁ可愛い。こんなに可愛い子にあんなゴミを見せたくないよぉー!!

シエナの目が腐っちゃう!!


「ふん!!私達に挨拶もしないでどこに言ってたのよ!!ネオン!!」

わぁ社会的ゴミお母様だぁ!!


「そうだぞネオン。これ以上私を失望させないでくれ。」

あははは出たな粗大ゴミお父様


『申し訳ございません。』

謝るが頭は、絶対下げないからな!!


こんなやつに頭なんて下げたら頭が腐る!!


「お初にお目にかかります。シエナ・ファラムです。今は、ネオン様と婚約しておりますのでシエナ・シャーロンと名乗らせてもらっております。」


シエナは、そういい軽くお辞儀をした。

可愛いなぁ動き一つ一つが可愛い超えて愛おしい!!


はっこれは、誰目線?


、、、、親目線?



「ふっそうさっさとどっかに行ってちょうだい、、、」

チッ!!このくそババアうちの可愛いシエナにどっか行けとかお前死刑な!!


『シエナ行こう、、、シベルが心配だ。』

「うん」


そういいくそ夫婦両親から離れた。

チャールズは、ひと足先にシベルのところに向かってもらっている。


いつもは、そこまで長いと思わなかった廊下が長く感じた。


早く行きたいけどシエナを置いていくわけにはいかないし、置いて行きたくない。

だからいつもより少し早めに歩く。


やっと長い長い廊下が終わった。

『チャールズ。シベルは?』

チャールズが窓辺でシベルをあやしていた。


「ネオンおぼっちゃまの人形?が教えてくださったので、シベルお嬢様が飲む前に止めることができましたが、、、少し熱が出てまして。」


『なんで?』


「あのメイドシベルお嬢様を水風呂に入れて放置していたようで、、、」

『ねぇチャールズ』

ネオンは、静かに全ての感情を削ぎ落としたような顔でゆっくりと言った。


『この国って殺人罪ってある?そいつじわじわ殺さない?』

まるでコンビニ行こうぜ!!的なノリで言った。


「おぼっちゃまあります!!ありまくりです!!」

『チャールズ止めないで僕は、兄として妹を守らなくちゃ』

「猫目くんその気持ちわかるけどダメ!!」

『うん、、、』


『じゃあじわじわ拷問して濡れ着被せて島流ししようぜ!!』

「それもダメ!!」

『ダメばっかり、、、ムウ』

「ムウじゃない!!」


「あの〜おぼっちゃま?シベルお嬢様を少しの間あやしてもらえますか?」

『うん』

チャールズは、賢かった。

シベルを抱っこさせた状態で近くにシエナがいれば、このネオンの怒りを一時的にどうにかできることに気づいたのである。


ネオンは、日頃からシエナやシベルに甘かった。

砂糖を煮詰めた程度のレベルでは、ない。

もうそれは、ドロドロベタベタの領域だ。


ちなにチャールズやイザベラも甘やかされは、しないもののよく甘えられることがあった。


そんなネオンの身内を大切にする特性を活かした作戦である。


『シベル大丈夫だよ。 お兄ちゃんがいるからね!!』


「あう?」


『可愛い可愛いシベル、、、お兄ちゃんが守ってあげるからゆっくりおやすみ』


『〜♪』


ネオンは、ゆっくりと馴染みのないリズムの曲?歌、を歌う。

ゆっくりと母親が愛する子供に話かけているようなそうな歌詞だった。


この部屋、この世界では、この曲を知っているは、いないだろう。

チャールズや、イザベラ、シエナですら一度も聞いたことのない曲


マシュマロ隊長は、なんの曲かわかった。

リアルの世界現実では、メジャーなの子守唄だったとネオンに教えてもらったからである!!




「猫目くん大丈夫?」

『?大丈夫だよ』


ネオンは、そう言って一呼吸あけて


『それでチャールズ。クソメイドのところに案内してくれない?』


チャールズの計画は、失敗した。


「わかりました」

残念なことにチャールズに拒否権がなかった。


チャールズが先頭を歩きメイドの部屋を案内する。


『ここの部屋にいるんだね。チャールズ』

「はい。そうでございます。おぼっちゃま」


チャールズは、少し俯きながら答えた。


『チャールズ、、、僕は、まだ彼女に何かするつもりは、ないしチャールズ達が僕にどういう印象を持っているかは、

知らないけど暴力で捻じ伏せるなんてことするわけないだろ。

今回、ちょっとするだけだから。


そのすぐ後にネオンは、今思い出したように一言

『あと3人は、部屋の人に見られた面倒だから隠れといて。』


そう言ってネオンは、ドアを開けた。


『おっじゃましまぁす!!』

さっきの空気は、どこへ行ったのだろうか?


チャールズは、宇宙猫状態

イザベラは、思考停止

シエナは、マシュマロ隊長を持った、、、握りつぶして部屋にいる女性メイドをネオンは、どうするのかと考えていた。


「うるさいわね、なんのよう。」

『ねぇねぇ!!美人なお姉さん』

ネオンは、後ろの3人+人形一匹放置することにして続ける。


「美人、、、?」

『そうだよ!!お姉さんってすっごぉい美人さんだね!!僕のお母様より美人だよ?』


「お世辞は、やめて」

『?お世話って何。お姉さん物知りだね!!』

ネオンは、上目遣いをしながら可愛いらしくあたまを傾けた。


「そんなことよりなんのよう」

メイドは、機嫌が良くなった。


『あのねあのね』

ネオンは、ニコニコまるで子犬のようにメイドに話す。


『お姉さんは、なんでここに働きにきたの?』

「なんでそんなこと聞くのよ」


チャールズは、ネオンがメイドの機嫌を損ねてしまっためハラハラしていた。


『さっきも言ったけどすごいお姉さん美人さんで僕の話聞いてくれるくらい優しいなぁって思ったの!!

だからこの屋敷で働くよりもっといいところがあったんじゃないかなーって思ったんだ!!』


「ふぅーんそういうこと。別に赤ん坊が好きできたんじゃないわよ。」


『うん、、、』


「ただここの給料すごいいのよね。

募集要項にも年齢とか細かいこと乗ってなかったしー

何より楽そうだからきたわ。

ガキ、、、子供の世話だからめんどくさいと思ったけど、あんな人の言葉も話せないチビだったからほんとによかったわ。

チビだから文句も言わないし最高よ」


そう言ってくそメイドは、自慢げにペラペラと事細かに教えてくれた。

『そっかぁ、、、ってあ!!僕チャールズにお勉強しなさいって言われてたんだった!!』


そう言ってネオンは、焦る演技をして


『またお話し聞かせてね!!美人なお姉さん!!』

そう言って部屋の前にいた3人を連れて部屋に戻った。


『はぁ、、、あのアマちょろ』

「おぼっちゃま!!そんな言葉どこで覚えたんですか!!」


「それにあの演技は!!」

おっとチャールズも参戦

シエナも、首を縦に振ってる。

可愛い、、、

『ごめんイザベラ偏差値40にもわかるように説明してほしいなぁ』


「偏差値?」


『あっごめん忘れて』


「説明」

シエナ、、、話をそらそうとしたのに、、、

でもそんなとこも好きー


『言葉と演技は、、、気にすんな』

「おぼっちゃま!!」

『イザベラ怒鳴らないで!!言葉が見つからないからそれは、無理!!』


言葉は、みんな大好きインターネットのアンチとかから学習(笑)したやつだからなぁ説明無理でしょう。

演技は、中学のようキャのノリをイメージしただけ。

てか今ヨンさぁいだから二つとも説明無理なんだなぁ


『それよりチャールズ』

「また話を逸らすきですか?」

『レターセット』

チャールズが急に止まった。

『レターセット用意してちゃんとしたやつ』

「おまかせください!!」


「誰に手紙を」

『イザベラ誰だとおもう?イザベラも知ってるはずだよ』


『ヒントは、毎年僕の誕生日とクリスマスにプレゼントを用意してくれる髭の似合うダンディーな人』

「それもう答えです」


『シエナのために答えを教えてあげちゃう!!』

「!!!」ワクワク


『答えは、』



『僕のお爺さま♡』

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る