第9話 イザベラ、、、
屋敷に着いた。
イザベラは、どこだろう
キッチン
違う
部屋
違う
中庭
違う
どこだ
『チャールズ!!イザベラは、どこにいるの!!』
「おぼっちゃま、、、イザベラは、今買い出しに行っております。」
『わかった』
マシュマロ隊長をいじって待つか、、、
5分後
『まだかな』
スライムの魔法石では、大幅に時間が伸びることがわかった。
やっぱり魔力の凝縮の仕方が違うのかな?
10分後
『チャールズ?』
「もうすぐですよ」
マシュマロ隊長と視覚を共有とかできたらかっこいいよね。
魔力流したらできるかな?
、、、できた。
いいのこんな簡単で。
20分後
『、、、流石におかしくないかな』
「、、、もうすぐですよきっと」
30分後
『行ってくる』
「おぼっちゃま、、、私も行きます」
もう外は、日も暮れて真っ暗。
『イザベラー』
「どこにいるのですか」
『僕のせいかな、、、』
「そんなことは、ないはずです!!」
『そうだといいな、、、』
いくら探してもイザベラは、見つからない。
どうすれば、、、こんな時魔法があれば、、、あれ異世界、、、魔法あるじゃん
『チャールズここらへんで一番高いところってどこ』
「、、、東にある"晴れの塔"と西にある"雨の塔"です。」
晴れの塔とは、昔晴れの日がない時に晴れになるように願うために建てられた塔である。
雨の塔は、昔雨が降らない時に雨を呼ぶ儀式をするために建てられたものである。
『どっちの方が近い』
「晴れの塔でございます」
『最短距離で行く方法を知ってる?』
「わかりますがおぼっちゃま、何をするおつもりで」
『、、、』
「、、、わかりました案内します。(3歳の目じゃない)」
『ここか、、、』
『【ルック】』
暗いからわかりずらいけど見つける!!
「おぼっちゃま!!魔法が使え、、、」
そういえは、チャールズに報告してなかったなー。
それどころじゃない、、、
『ッいた!!』
イザベラ
あれおかしい、、、怯えてる。
よく見たらボロボロだ。
『チャールズ、、、イッイザベラが頭から血を流してる。』
「どっどこですか」
チャールズも同時進行でルックを使ってる。
『雨の塔の近く』
「!!すみません私では、そこまで見えません」
『えっ』
「おぼっちゃまと私では、魔力の量も質も差があります。」
『、、、(マジか、まぁ裏ボスだしね)』
「それにしてもなんで雨の塔の近くに、、、」
『まさか、、、ッ!!』
とりあえず雨の塔に向かいましょう
『、、、チャールズそれは、無理みたい』
「なぜ!!」
『イザベラは、人攫いにあったみたい、、、イザベラが追われてる。チャールズって遠距離魔法とかできる』
「ですがどこにいるか私には、見えません。」
『いちかばちか僕に賭けてみないチャールズ』
ここで断られてても闇魔法を使えばいい。
そんなことを考えながら尋ねた。
「、、、わかりました」
『チャールズちょつと背中触るね』
「はい、、、」
この絵面たぶんシュールだろうな。
マシュマロ隊長の応用をすればできるはず。
ゆっくりチャールズに魔力を流す。
チャールズの魔力の流れに乗せて目の辺りまで伸ばす。
僕の魔力を使えばより遠くをみれるはず。
『チャールズどう』
「見えました。少し視覚が歪みますがこの程度なら問題ありません」
『そう、、、お願い』
「【---------】」
なんて言ったの?
チャールズが何かを唱えると。
矢みたいなのが飛んだ。
早!!音速超えてるやろ、あかんあかん人攫い死ぬやろ!!
おっと地元が関西やからででもうた。
「おぼっちゃま行きますよ!!人攫いは、全員、、、と言っても二人ですが気絶させました。」
矢一本で!!
雨の塔に着くと気絶しているイザベラとその他(人攫い)二名。
あと少々、、、結構抉れてる地面がありました。
チャールズこっわ!!
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