伝染

Rotten flower

第1話

それは白馬に乗ってやってきた。

名前すら知らない男性が。

彼は何もかもが不思議だった。

マントも王冠おうとしてのちいも全てどこか汚れていた。

私は一生懸命追いかけた。なぜだろう。追いかけなければならないのだと感じた。晴れの日も、雨の日も雪の日も追いかけ続けていた。


「それは白馬に乗ってやってきた。」

その一点張りだ。取調べしようにも続行できないのだから上の言うことはハラスメントと言っても過言ではない。

ただただそれをつぶやかれるだけだから意味なんてその言葉にはないに違いない。

カーテンが揺れる。雨が降る。それは全くを持って当然のことだ。

外で馬の鳴き声がする。


それは白馬に乗ってやってきた。

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伝染 Rotten flower @Rotten_flower

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