当たり前を語る人ほど当たり前が出来ていない

ラッシュガーデン

偉そうに語る人は自分のことは出来ているのか

 自戒を込めて言う。不快な気持ちにしてしまったら申し訳ない。

 ある程度の経験を積んで後輩が出来た人がやりがちなことであると思う。言い返しづらい年下の後輩に、先輩が当たり前なことを語り始める。

 もちろん、人によって当たり前は違う。後輩のために嫌な役目を負っている場合もある。それは例外として、日常的に大したことの無いことを言う人がいる。そういう人に言いたい。

 『自分は語れる人間だとたかくくってはいないか?中途半端であるのに、反抗出来ない人間を捕まえてはいないか?』

 自分はそうかもしれないと思った人は、寧ろ私が言った人でない様に思う。もちろん、かう云う私も偉そうに語れるほどの人間ではないだろう。

 これは自覚や認識の問題である。結果を出しているうちは良い。しかし、誰にでも苦手なことはある。一時結果をだしても、あるときから何故か結果が出なくこともある。

 失敗を反省しているうちは良いだろう。中途半端に、失敗しない・立場がある・過去に結果を出した。条件が揃えば中身の伴わないのに語る人間になるのだ。そして、中身が無いから偉そうに大したないことしか言えなくなる。

 語る人間ほど努力をしておらず、努力をする人間ほど語らない傾向にある。努力しているときは語る暇などないのである。

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