設定資料集

チャ・〝Rabbit〟・オクビン

チャ・〝Rabbit〟・オクビン

生年月日2013年6月27日 22歳

主人公。イメージCVは福井裕佳梨さん。

:経歴

元はソウルの半地下住まいの貧困層出身の韓国人。

その日その日を暮らすのが精一杯の生活を送っており、玩具で買い与えてもらったことがあるものはパズルだけだった。

本人も引っ込み思案で落ち着きがなく、根暗として学校でよくいじめられていた。

15歳になると当時国営の武装女子高等学校の特例である卒業後軍属になる代わりに学費と食費が免除され、家族にも支援金が受給される武装学生制度に目を付け、家族の助けとするべく入学した。

しかし貧困が貧困の為に自費購入の教材銃は安物しか買えず虐められていた。

肉体を動かすことを全く得意としていなかった彼女は爆発物処理班EODコースを選ぶが、それが幸運にも彼女のパズル好きの嗜好と合致したことで才能を見出され、卒業後には特殊戦司令部の下士官として配属されることとなった。

そちらでも相変わらずの運動音痴ぶりで筆記試験は完璧なのに実地試験は0点という極端さで仲間からは겁보(コッポ:弱虫の意)と呼ばれて蔑まれていたが、部隊の隊長であったテシクはその才能を見抜いており、2035年1月に起きた北朝鮮工作員によるソウルタワー爆破未遂事件においてテシクと共に二人だけ現場に留まり、現場の隊員が手を焼いた複雑な爆弾を解除する寸前まで解体が完了していたが、時間が切迫していた為に最小限の被害に抑えるためテシクに逃がされた。

しかし、彼女は気づいていなかったがその爆弾の9割は解除に一人で成功しており、彼女の手柄であったものの、本人が気づくことは無かった。

その数か月後に過度な体の疲労がたまっていた為か訓練中に負傷、傷痍除隊となった。

その後は報奨金を使って一般人として生活する予定だったが、裏で秘密裏に行われていたシルバーバレット隊選抜選考において世界で最も優秀な爆弾処理員が求められた結果、件の事件に目を付けたアンナとテシクの進言によって知らず知らずにうちに配属が決定する。

怪我が治癒した後に拉致同然で合衆国まで移送され、本人も困惑していたが大きな家を買おうが弟を良い大学に行かせようがお釣りが来る程の大金を報酬として提示された為、それを即座に了承して部隊のメンバーとなった。

しかし、その解除することになる爆弾が核兵器であることを彼女はまだ知らない。

:容姿・人物像

低身長で筋肉はあまりなく、胸も小さい。どうにも垢抜けない雰囲気がある。

人と話すときに目を見て話せず、落ち着きがない為にボールペンや拳銃を分解して元に戻したりといった行為を繰り返している。

しかし、一度爆弾解除に集中すれば何に邪魔されようと絶対に手を止めないだけの集中力を発揮し、それに耐えうる精神力も持ち合わせている極端さを持つ。

極貧生活を続けていた為か食事には目がなく、食い意地も張っている。

好物はお母さんが作る水刺身(ムルフェ)と深夜に食べるインスタントのジャージャー面。

賭け事に興味を持っていないが、実は天性の才を持っており彼女をカモにしようとしたソニアとの賭けポーカーで逆に全額毟ったことがある。

「ラビット」の由来は彼女が常におどおどしている様子であるため、ビビりという意味を込めたエイリアスである。

ナージャにアジア人故の体格の小ささと大人しさを気に入られており、「子ウサギちゃん」として気に入られている。

:装備

Glock18:オーストリア製9mmポリマーマシンピストル。重量が軽く近接戦闘において最大限の火力が発揮できるために爆弾処理員である彼女には最適であると支給された。普段手持ち無沙汰になった時によく分解結合されている。

K1A:韓国製短機関銃。特殊作戦司令部にいた時に支給されたものをそのまま使用。ウォーリアーズプラットフォームによる近代化改修がされている。

K5:韓国製9mm拳銃。ソウルタワー爆破未遂事件の際に所持。グロックが支給されたことでお役御免となる。

Hi-PointC9:武装女子高生時代に使用していた亜鉛合金製の安物9mm拳銃。授業訓練の過度な仕様に耐えきれずに何度も壊しては保証を使って新品にした思い出がある。なんだかんだで愛着があるようでタスクフォース時代にもグロックを失った際のバックアップ・ウェポンとして携帯している。

PSA AR-15:武装女子高生時代に使っていた安物の5.56mmAR-15クローン。連射に耐えきれずに変な匂いがする煙を出したり、ポリマー製のハンドガードが融解したことがある。

S&Sプレートキャリア