第20話 クラスメイト
初登校から半月ほど経ったが今日も今日とて学校だ。
自分で行くといったが思ったよりもだるい。
クラスメイトとの関係性も良好とは言い難かったりする。
知り合いに事前に調べてもらったが、闇が深そうなやつが数人。
結構な給料をもらっている家庭のやつが十数人。
親がボンボンな奴が十数人ほど。
ちなみに天音は親がボンボンな部類に入ったりする。
天音以外にも少し知り合いがこの学校にいた為少し気楽だったりする。
そこらへんはまた別の機会に話そう。
少し絡まれることがあったから少しオハナシをすると理解してくれたのか関わらなくなった。
まぁ、理事長から注意を受けてしまったが…。
そこに関しては置いといて、文化祭が近いということで少しクラスがざわついてたりする。
そんななか天音が黒板の前に立つ。
「皆さん静かにしてください。もうすぐで文化祭が始まります。その為、わたし達のクラスが何をするか案をまとめていきたいと思います。やりたいことがある人は挙手してください。」
言い終わるとクラスメイトの連中は
「私はメイド喫茶がしたいでーす。」
「なんか屋台がしたい!」
「フォトスポットとかは?」
元気よく話し合ってる。
そして最終的にメイド喫茶とメイド喫茶以外の屋台の2つにまとまった。
「じゃあ多数決で決めるのでどちらがいいか挙手してください!」
おっと、少し仮眠を取ってる間に大きくまとまっていたらしい。
メイド喫茶は勘弁してほしいのでメイド喫茶以外をやりたいと言っている勢力には頑張ってほしい。
そんな事を考えてると同数でどっちにするかクラスメイトが話し始めた。
そして、最悪のタイミングで天音はやりやがった。
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