第3巻-第2幕- 大騒動の水無月高校

 水無月高校二年三組の教室。登校時の暑さを感じさせない程教室はエアコンが効いていてとても涼しい。逆に少し肌寒いくらいだ。流石櫻木財閥さくらぎざいばつ製のエアコンである。現在の設定温度と風量はどのくらいなんだろうか。

 クラスメイト全員は衣替え移行をして、白色のカッターシャツである。半袖のカッターシャツを着ている人は、寒そうに腕を擦っていた。

「よー、おっはよーさん」

「おはようございます」

 教室に着いて少しするとクラスメイトの六輪曇妬むわどんとと、櫻木財閥のご令嬢の櫻木麗歌さくらぎれいかが一緒に登校してきた。二人とも鞄を自分の席に置くと、机に突っ伏している柊茄の現状をとても心配そうに見つめていた。

「ううぅぅ——」

 朝のニュースを聞いて以来ずっとこの調子である。歩く足は酒にでも酔ったかのように千鳥足で、視線は不安定。言葉も発せないくらい柊茄は意気消沈していた。一牙も柊茄を教室に連れてくるので体力と精神を使ったため、かなり疲れている。

「で、こういう訳かよ」

 一牙は柊茄が意気消沈した状況と曇妬と麗歌に説明していた。

「そういうことだ。曇妬は柊茄が望月のファンだってことは知ってるだろ?」

「んなもん知ってる。店でお前が仕事してる時とかの話は大体モモちゃんの話だもん」

「それで一牙さんは今何をしているのですか?」

 一牙は疲れ切った体を机に預けて曇妬と麗歌に説明しつつ、携帯を操作していた。一牙の携帯画面には『望月モモ休止!?』『望月モモ休止 事務所発表』といった記事がずらりと並んでいた。

「俺は今、望月の情報を集めてる。って言っても柊茄がこんな様子じゃ情報を収集したとしても聞き耳すら持ってくれ無さそうだが」

 それに教室中は望月モモの話題で騒然としていた。

「き、聞いたかよ。モモちゃん休止だって!」

「はぁ!? マジかよ!?」

「どうしてなんだろ……?」

「だよねぇ? お姉ちゃん、九月に行われるライブの抽選券、当たったって喜んでたのに」

「え? 当たったの!? いいなぁ、私もモモちゃんのライブ見たい!」

 とこのように、教室内の今の話題は望月モモの休止で一杯だ。みんな一牙と同じように携帯を見ながらニュースサイトを見たり、リアルタイム反映の一言アプリ等を見たりして情報収集していた。

「そうか、麗歌は柊茄が望月のファンだって知らないんだったな。すまん」

「い、いえ謝らないで下さい」

 麗歌はわたわたと手を振って一牙の謝罪を受け流す。

「改めて言うが、柊茄は望月のファンだ。五年前に死亡した鳴海の後釜……って言い方は失礼だけど、とまぁそんな感じだ。鳴海の後に熱中したのが望月、ってことなんだ」

「そうなんですね。柊茄さんの口からよく望月さんの話題が上がることは分かっていましたが、熱烈なファンだったとは知りませんでした」

「一度柊茄の家に上がってみ? 絶対驚くと俺は思うわ」

「そ、そんなにですか?」

「ま、まぁ……そんなにだ」

 否定出来ない気持ちで一牙は苦笑を浮かべる。鳴海のアイドルグッズはいつの間にか無くなっており、今は望月のアイドルグッズで部屋は埋め尽くされている。麗歌が見たらドン引きすること間違い無しだろう。

「んでも休止かぁ……今じゃCMとかでモモちゃんの姿はめっちゃ見るだろ? どーなるんだろうな」

 望月モモは日本中で人気の高校生アイドル。十六歳。海外からのファンも多い。

 正統派と王道を兼ね備え、甘い声から蔑むような低い声、ライブで見せる熱い声等、七色の声の持ち主だと評価され、表情や顔、体の体型からも千年に一人の逸材だと言われている。

 そんな望月モモだが、今やテレビを付けて望月モモの姿を見ない日は無いと言われるくらいに出演している。バラエティーやニュース番組、CMのように幅広く活動しているためだ。その経済効果は非常に大きなものだろう。

「私にも分かりません……少なくとも経済は少し傾くでしょうね」

 経済が傾くという言葉が普通に出てくるあたり、やはり麗歌は財閥の令嬢なのだなと思い知らされる。

「そういや麗歌ってモモちゃんに会ったことあんのか?」

「去年の財閥の勉強中に一度か二度……CMの打ち合わせの時でしたが。ただ、私と望月さんが会話をすることはありませんでしたわ」

「そっか」

「いずれにせよ、我が社の傘下の会社も望月さんを起用したCMやグッズを作成しています。お父様とお母様も暫くは緊張状態になりそうです……」

「櫻木財閥も望月の休止による影響は大きいってことか」

「そうなりますね」

 財閥の仕事に関しては一牙たちは太刀打ち出来ない。これは麗歌だけが介入できる問題だ。今の一牙が出来ること、それは意気消沈した柊茄をどうするかである。

「休止……なんだよな」

「そうだが」

 曇妬が何かを考え込むように呟いた。

「ってことはモモちゃんは別にアイドルを辞めないってことだよな?」

「文面的にはそうだろうな」

「文面的に……?」

「いつまで休止するということがまだ発表されていません。一年間なのか五年間なのか十年間なのか。もしかしたら永久的に休止という意味合いもあるのかもしれません。その場合、望月さんはアイドルを辞めるということになります」

「はっ! そ、そうか!」

 麗歌が一牙の言いたいことを説明して、曇妬がそれを理解する。

 一牙は最新の望月モモの休止に関する記事をチェックするが、どこもいつまで休止するのかという文章は書かれていない。単に記事が書いていないだけか、望月モモが所属している事務所が休止時期を発表していないかのどちらかになる。

 ただ、望月モモは現役高校生アイドルだ。アイドルの仕事の学業、二つとも両立させて行うことは難しいだろう。それに学生は学業が本当の仕事だ。きっと在籍している学校の単位や出席日数がマズくなってきたから休止を宣言した、といった具合なんだろうと一牙は推測していた。

「くっそー、一体いつまでなんだ!?」

「焦っていても仕方ないだろ。今は事務所の発表を待つしか方法はない。大人しく授業でも受けていれば発表されるだろうよ」

「ちぇー、そうするしかねっか……」

 がっくしと肩を落とす曇妬。休止時期がいつまでなのかは一牙も気になっている。

「それにお前、まだ補習終わってないんだろ?」

「うっ……」

「今のお前は望月のことより補習を優先しろ。単位落としても知らんぞ」

「やめて現実に引き戻さないで!」

 曇妬は一学期の期末テストで半分以上の科目で赤点を取っている。そのためここ最近は補習地獄に追われているのだ。

「今日の補習は?」

「……化学と古典……」

「そうか、頑張りな」

「頑張って下さいね」

「うぅ……励ましてくれるのはいいんだけど、それなら代わりに受けてくれぇ……」

「替え玉受験はダメだろ」

 一牙の冷静なツッコミが入り「はぁ……やるしかないっか……」と呟いて席に戻る曇妬。

 時計を見たら丁度朝のHRが始まる頃合いだったので、麗歌も「後で」と言って席に戻っていった。

「ほら柊茄起きろ。始まるぞ」

「うぅあぁ……」

「どこのモンスターだよお前は……」

 もはや意識此処に在らずと言っても過言では無い。暫くは苦労する日が続きそうだなと先が思いやられる。

 ガララと教室の扉が開け放たれて担任の永嶋ながしま先生が入ってくる。

「さっむ……廊下と全然違うな……職員室もこんくらい付けてくれよ……」

 今のは聞こえなかったことにしておこう。

「よーし、じゃあSHRショートホームルーム始めるぞー」

「起立、礼、着席」

 お決まりの三行動を行い、永嶋先生が出席確認をする。

「えーっと……見た感じ夏風邪引いた安沖やすおき以外は全員いるな」

 パタンを教務手帳を閉じ、磁石でA4サイズの紙を黒板に貼る。

「保健室からの連絡だとよ。暑くなってきたから熱中症には注意しろとな。あともう一つ」

 これも磁石で貼った。

「一ヶ月後の夏休み期間中にこの黒板が白板——ホワイトボードに変わることになった。別に何がどうのってことはねぇんだが、とりあえず知っておけってよ」

 今まで見慣れた黒板がホワイトボードに変わるというのは少し新鮮だ。水無月高校内には音楽室や理科室等の特別教室だけホワイトボードになっており、教室は黒板のままだ。ペンとチョークとでは書き方も見方も違う。

 恐らくこのホワイトボードの導入も櫻木財閥が裏で進めていたんだろうなと、一牙は前にいる麗歌に視線を送った。

「あと最後にだが……まぁいいや。溜めなくても」

「何だよ永セン、何かあんのか?」

 クラスのやんちゃな男子が永嶋先生をからかう。

「あるっちゃあある」

「じゃあ出してくれよ」

「そうだそうだ!」

「もったいぶらずに!」

「隠し事はいけないんだいけないんだー」

 やんちゃな男子ととの取り巻きがさらに永嶋先生をからかい、永嶋先生は腕で頭を抑える。

「はぁ……何でこんな面倒事任せられるんだ……いっか。入ってきてくれ」

 永嶋先生の声と共にガララと教室の扉が開け放たれる。

 丁寧に開けて入ってきたのは女子生徒だった。

 エアコンの涼風に揺られるクリーム色っぽいメッシュが入ったロブ程の黒髪。

 品行方正そうな顔立ちに、見る者全てを魅了するような力強い瞳と唇。

 水無月高校のフレームが入った白のカッターシャツに、生地が薄めの紺色スカート。水無月高校生だということを示している。

 容姿はすらりと整っているが身長はやや小さめ。一六〇あるか無いかくらいだろうか。

 持っている鞄には望月モモをデフォルメ化したキャラクターのアクリルキーホルダーがこれでもかというほど付けられている。きっと柊茄といい話が出来るだろう。

 ただ、一番重要な問題を彼女は抱えていた。

 それは周りの表情を見れば一目瞭然だろう。

 周りのクラスメイトは皆、開いた口が塞がらない、開いた口から声が出ない程に彼女の存在に驚愕しているからだ。

 教卓の横に鞄を置き、背を向けてチョークでカッカッと何かを書く。

 数秒後、黒板に書かれた文字が明らかとなった。


 望月桃萌もちづきももも


 と。そして望月桃萌という女子生徒は、まるでどこかで見たことのある笑顔を振りまいて自己紹介をした。

「初めまして、望月桃萌です。今日からこのクラスでお世話になります。よろしくお願いします」

 その自己紹介が終わるや否や——

「「「「「うううううううおおおおおおおおおおおおおっっっっっっっっ!!」」」」」

 ——男子女子関係無く学校中を揺るがす程の大騒ぎが起こった。

「マジ!? マジ!?」

「え? ええ?」

「ほ、本物……よね!?」

「絶対そうだよ! あの顔! あの声! 間違いないもん!」

「何で!? どういうこと!?」

 教室内は一種のパニック状態に陥っている。流石の永嶋先生も頭を抱えてこの状態をどう打破するのか考える余裕も無さそうだ。

「ん……んん?」

 教室内の騒ぎによって意識が削がれていた柊茄が目を覚ます。寝ぼけ眼で転校生である望月桃萌を一目見て——

「えっ——!?」

 一瞬で目が覚め、手で口元を覆い隠した。

「どど、どういうこと一牙!? ねぇどういうこと!? な、何でモモちゃんがここにいるの!? ねぇ!」

「い、痛いって。俺に聞くな! 俺も分かんないんだから!」

 一牙の腕を引き、前にいる望月を指さしながら怒涛の質問連打を叩き出す。柊茄が一牙の腕を引っ張る力は普段より強く、肩が悲鳴を上げていた。

「あー、お前ら静かにしな」

 パンと手を鳴らして今の状況を制止しようとする永嶋先生だったが、騒ぐクラスメイトの歓声で声と音はかき消されてしまう。

「もういいや。どーせこんなことになるのは分かりきってたしな」

 歓声にかき消される声で呟くと、永嶋先生はHR終了の挨拶もせずに教室から出て行こうとする。その際、永嶋先生は腕を引っ張られてもげそうになっている一牙に親指を立てて『後はよろしく』という視線を送った。

「はは……流石の永嶋先生でもダメだったか……」

 永嶋先生が出て行った教室はまさに荒れ放題。教卓の横に立ち惚けている桃萌の前にクラスの半分以上が群がって質問攻めタイムになっていた。

「も、モモちゃんだよね? 本物だよね?」

「何で? どうしてここにいるの!?」

「あ、握手して貰ってもいい?」

「あ、ずるいぞ! 俺もして下さい!」

「くっそー、帰りに色紙買ってくるので明日サイン書いてくれませんか!?」

 耳がキンキンして頭が痛くなってきた。両手で耳を塞いでもそれは収まらない。

 一牙は教室の騒ぎ声が五月蠅すぎて席を離れた。その様子を見ていた柊茄と麗歌は一牙についていき、曇妬は質問攻めの団体に入っていた。


 二年三組の騒ぎは他クラスまで行き届いており、廊下には学年問わず大量の人が押しかけていた。良いタイミングで教室を離れてよかったと思う。

 今、一牙と麗歌と柊茄は二年生と三年生の教室を結ぶ階段の踊り場にいた。二階の三年生教室から望月のことを聞いた上級生たちが「本当に!?」「本物なの!?」と言いつつ二年生の教室に上がっていく。

「柊茄、確認したい。あの転校生……望月桃萌は人気アイドルの望月モモで間違い無いな?」

「うん。断言出来る。あの身長、あの顔、あの声、どう考えてもモモちゃんだよ」

「そうか……」

 熱烈な望月モモファンの柊茄が言うのだから間違い無いだろう。

「まさか一牙、あれがモモちゃんじゃないと疑ってたの!?」

「いや、そういう訳じゃ無いんだが……」

「じゃあどういう訳よ」

 柊茄にぐいっと顔を引き寄せられて、一牙は脂汗を浮かべる。廊下は教室と違って外の気温がそのまま入ってくるのでやや暑い。

「正直、話が唐突過ぎるんだよ。今朝方に活動休止を発表して、その日に水無高みなこうに転校してくる。少しは疑うもんさ」

「一牙さんの言うことも一理ありますわね。今朝に休止発表したのでしたら、当の望月さん本人は事務所に残って記者会見の準備をしているはずです。しかし水無月高校にいるということは記者会見も行わない。望月さんは日本のトップアイドル、会見を行わずして国民の信頼をそのまま保持することは難しいと思いますわ。きっと何か考えがあって水無月高校に転校してきたのだと思います」

「……そうねぇ……そうかも」

 熱くなっていた柊茄は一牙と麗歌の意見を聞いて冷静になる。

 それよりも麗歌が言った通り、望月が水無月高校にいるということは、記者会見は行われない。マネージャーや事務所の所長が代わりに行うと思うが、きっと望月の支持はガクッと右肩下がりに急降下するだろう。

 授業ごとの休み時間に新しい情報が無いか調べる必要がありそうだ。

「とにかく柊茄、俺はお前が望月に対して暴走しないかどうか見張る。ここ暫くの間だけだけどな」

「うっ……分かった。出来るだけ自制してみる」

 体育の時は麗歌に見張って貰うと付け足しし、麗歌はそれを承諾する。

 熱烈なファンは何を引き起こすのか分からない。万が一暴走して望月に抱きついたりしてしまったら、それだけで柊茄は望月から嫌な印象を持たれる。柊茄の自己責任ではあるのだが、近くで見守ってきた幼馴染として出来ればそれは防ぎたい。

「——っしょ……っしょ……」

 ガンガンと金属のような音が聞こえてきた。音のする方を見ると、永嶋先生が真新しい椅子と机のセットを運んでいた。

「永嶋先生、それは……?」

 一牙が訊ねると永嶋先生は踊り場に椅子と机のセットを置いて、腕を回す。

「見りゃ分かるだろ。あのアイドルさん用のもんだ」

「そういえば空きがありませんでしたわね」

「というか何でお前らここにいるんだ? 普通の学生共ならあのアイドルのとこに群がってワーキャー言ってるもんだろ」

 永嶋先生は疑いの眼差しを三人に向ける。

「生憎、俺はそういうのには興味が無くてですね」

「ふーん、そっか」

 興味が無いというのは半分嘘ではあるが、群がってまですることでは無いと思う。誰かに迷惑をかけることは一牙のポリシーに反するのだ。

「丁度いいや。一牙、この机と椅子運んどいてくれ」

「どこに置けばいいんですか?」

「ひとまずは一番後ろでいいだろ。後のことは俺がやっとく」

「分かりました」

 一牙は椅子と机のセットを持って教室に戻ろうとする。

「あ、一牙。椅子は持つよ」

 柊茄が机に載っている椅子を持ってくれた。荷物の重量が少しだけ軽くなる。

「あの、永嶋先生」

「あ? 何だ?」

 一牙たちが机を持ったと同時に離れていく永嶋先生を麗歌が引き留める。

「永嶋先生は望月さんが転校してくるってこと、知っていたんですか?」

「…………」

 永嶋先生は歩く足を止めて、分が悪そうに視線を一牙たちから逸らす。

「悪ぃ。その辺は言うなって校長や教頭から止められててよ。あれだ、守秘義務ってやつ。すまんがお前らには話せん」

「いえ、大丈夫です」

「ん」

 永嶋先生は手で「じゃあな」と言い、かったるそうに降りていった。

「麗歌、今のって……?」

「はい、もしかしたら職員会議で望月さんの話題が上がっていたのではないかと思ったのですが……やはり教えて貰えないようですわね」

「永嶋先生が言ってたもんな。守秘義務って。こればっかりは仕方ない」

 公務員に限らず、どこの仕事現場でもそうだが『業務上知り得た情報は、公開してはならない』とある。個人情報や機密情報が漏れ出した場合、損害は計り知れないからだ。

 今回の場合、望月が仮に水無月高校への転学を希望していた場合、それは学校中の先生が知っていることになる。望月が水無月高校へ転学してくるという情報を誰かが漏らした場合、ファンやメディアは水無月高校へ押し寄せ、望月はまたどこかへ行く流れになる可能性がある。そうなった場合、非があるのは情報を公開した先生になる訳だ。

 だからこそ守秘義務というのは法律で厳しく定められている。

「そうですわね。さ、早く机と椅子を持っていきましょうか」

「だな」

 一牙と柊茄は机と椅子を運ぶ腕に力を加え、十数段ある階段を上る。

 タイミング良く授業の予鈴が鳴り響き、二年三組に集まっていたギャラリーは名残惜しく解散していった。

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