第2巻-第4幕- 兜型ケーキの試食会

 そして放課後。

 火曜日は体育のように体を動かす授業も無ければ、どこかの移動教室で授業を受けることもない。つまり完全座学である。

 寝不足な柊茄は一時間目の授業の半分を超えたくらいから机に突っ伏し始め、二時間目以降も同じように寝始めた。睡眠したことで元気は回復したようだが、一牙としてはあまり回復していないように感じる。曇妬は相変わらずであったが。

 帰りのSHRが終わり、クラスメイトはそれぞれ荷物をまとめ始め、部活に行く人、帰宅する人と別れていた。

 一牙も六時間目にあった物理の教科書やノートを鞄の中に入れ、帰宅の準備をする。机の中に荷物が無いことを確認して、鞄を背中に背負う。

「一牙、私先帰るね」

 柊茄は鞄を背負うとそそくさと教室から出て行ってしまった。

「何だよ、柊茄の奴」

「早く帰らないといけないんだろ。少しは察してやれ」

 唇を微妙に尖らせながら文句を言い、一牙がそれを宥める。

「ま、永センからの呼び出しもねーし、さっさと店行こうぜ」

「はいはい。麗歌も呼んでこないと……って」

 一牙が麗歌の席を見ると、やや異様な光景が広がっていた。

「櫻木さん。やっぱ考え直してくれないかな?」

「え……あの……」

「何よ! 櫻木さんは私たちのバド部に来るのがいいと思うわ!」

「違うでしょ! あの運動神経と反射神経、陸上部の方が性に合っていると思うわ!」

「あ、あの……」

 そこに広がっていたのは麗歌を取り合う二人の女子だった。

 財閥問題解決後、麗歌はクラスメイトと仲良くすることが多くなった。一牙たちと一緒にいる時間の方が圧倒的に多いのだが、それでも柊茄以外の女子生徒と話すことが多い。数名の男子とも話している姿をたまに見かける。

 きっと自由の道を進み始めた麗歌なりの努力なのだろう。

「何だアレ」

「大方、部活の勧誘だろ。麗歌のみに焦点を当てて」

「なーる」

 このまま曇妬と一緒に店に行っても問題はなさそうではあるが、麗歌を置いていくのは少し可哀想である。あの様子を見ている限り、麗歌を取り合う二人の気迫に圧倒されて、どう断ればいいのか分からないようだ。

「ね、今からでもバド部に見学に来ない?」

「陸上部の方に来るよね? 楽しいよ!」

「えっと……その……」

 バドミントン部の女子は麗歌の右手を、陸上部の女子は麗歌の左手を取った。

「あのさ、ちょっと前に俺に向けて冷たく言ったように断りゃいいのに」

「その時と今とで気持ちが違うから戸惑ってるんだろ。曇妬、救い船を出すぞ」

「へーい」

 このままバドミントン部と陸上部のどちらかに連れて行かれそうな雰囲気の麗歌を救い出そうと、一牙と曇妬が動く。

「麗歌、そろそろ行くぞ」

「早くしねーとケーキが逃げちまうぜ」

「あ……はい」

 麗歌は掴まれた手を振り払い、机の横に掛けてある荷物を手に取って、教室の後ろ出口にいる一牙たちの後を付いていった。

「さ、櫻木さーん」

「見学はー?」

「ご、ごめんなさい。今私はどこの部活にも入るつもりはありませんの。お誘いの気持ちだけ受け取っておきますわ」

 と誘ってくれた二人に気を掛けつつ、麗歌は教室を出て行った。

「気が変わったらいつでも言いに来てよー」

「待ってるから!」

 断られた二人は諦める気配無しで、麗歌に向けて声を張り上げた。廊下にいてもその声ははっきり聞こえてきた。

 昇降口で靴を履き替え、自転車を持ってくる曇妬を待ち、校門を出て国道沿いを歩いて行く。水無月高校前の国道は生徒で埋め尽くされていた。

「はぁ……先ほどはありがとうございます」

「別にいい」

「そうそう。気にしんくてもいいって」

 疲れが含まれている溜め息を吐き、麗歌は勧誘から助けてくれた一牙と曇妬に礼を言う。

「にしても麗歌って運動部から勧誘が来るほど運動神経いいんだな。ちょっと驚いた」

「そ、そんなことありませんわ……普通に体を動かしているだけですので」

「体育は男女別だから分かんねーんもんな」

 水無月高校の体育は男女別で行われている。ただそうなると生徒が半分になってしまうので、一組と二組、三組と四組という組み合わせの男女別にして人数を補っているのだ。体育教師は不祥事が起こらないよう、男子には男性教師、女子には女性教師が教えている。

「そうだ。前のスポーツテストの総合得点、何点だったんだ?」

「確か……総合はB評価、得点はギリギリB評価に入る五十四点でした」

「ま、マジ!?」

 曇妬が歩みを止めて、驚きのあまり固まる。

 スポーツテストは握力・上体起こし・長座体前屈・反復横跳び・持久走・シャトルラン・五十メートル走・立ち幅跳び・ハンドボール投げの計九種目を行い、それの結果を点数として表記し、九種目の合計点数をAからEまでのランクで評価する。Aが最も良く、Eが最も悪いという評価基準になっている。

「お前も分かってると思うけど、男子と女子じゃスポーツテストの得点内容が違うからな。麗歌の五十四点でB評価は、女子の得点で行った場合だ」

「だ、だよな……男子の内容で考えてた」

 九種目の点数は男子と女子によって異なる。例えばハンドボール投げで男子も女子も共に十七メートルを投げた場合、男子は三点という評価になるが、女子は七点という高評価になる。人間の体つきの関係や筋力、体力といった成長過程の関係上、女子の点数は男子の点数よりやや高めに設定してある。

「それでもB評価に入るってことは運動神経はかなりいい方ってのが分かる。曇妬ほどじゃないけど、俺も少し驚いてる。俺はC評価だったけど」

「そこまで褒められるようなものでは……」

「なーんか一牙の謙遜が移ってねーか?」

 一牙と麗歌に聞かれないよう、曇妬は小声でツッコんだ。

「それで、麗歌は部活に入ろうとはしないのか? さっき断ってたけど」

「あの二人にも言ったように、今は部活に入る気はないのです。お店のお手伝いをしていた方が楽しいと思いますし、去年までは部活に入るという余裕はありませんでしたから」

「そうだったな……」

 昨日の財閥問題まで麗歌は家に帰って勉強三昧だった。次期当主になるための勉強であり、部活よりも勉強をして次期当主になれと凜之介に口酸っぱく言われていたのである。

「外国にいたときは何してたんだ? 外国の学校でも友達と一緒に遊んでたんじゃねーの?」

「小学生くらいの時は勉強を終わらせてからよく外で遊んでいましたわ。広い庭を所有している人の庭を借りて、よくボール遊びや鬼ごっこなどをしていましたわね。でも、思いっきり遊んだのはその頃までで、高学年や中学生になると、勉強の方に力を入れだしたのであまり遊ばなくなりました」

「お、おう……」

「ですが、勉強での気を紛らわしたい、少し発散したい時には体を動かしていましたわ。ダンス、バレエといった体をよく動かすことをして。もちろん一人じゃありませんわよ。小学生の時に遊んでいた友達と一緒に踊っていましたわ」

「へぇー。だから運動神経いいんだな」

「あまり関係ないと思いますわ……」

 他愛ない話を広げながら国道を歩き続けると、次第に水無月高校の生徒がまばらに散らばっていき、駅へ向かう生徒、商店街方面へ向かう生徒というように別れていく。如月喫茶がある住宅街へ向かう生徒は一牙と曇妬の麗歌の三人のみとなった。

 住宅街に入ると小学生の下校集団がわちゃわちゃしながら歩いていた。そんな様子を「懐かしいな」と過去を振り返りながら一牙達は通り過ぎた。

 如月喫茶が目前になる。

「そういえば、柊茄さんのご自宅ってどこにあるんですの? あの交差点の向こうからお店に来たのは見たことあるんですが」

「柊茄の家はこの交差点を過ぎて少し右に曲がった先にある。ここからだと百メートルもない」

「そんなにお近くだったのですね」

「ま、そうだな。ちょっと待っててくれ」

「分かりました」

「へーい」

 一牙は交差点を左に曲がり、家の玄関口から入る。曇妬と麗歌は店の鐘を鳴らし、空いている一番テーブルへと座った。

 ドタドタと階段を駆け上がり、自室のベッドに鞄を置くと、ロッカーからエプロンを取り出して着替える。支度ができると階下の厨房へ向かった。

 厨房には隆善が暇そうに脚を組みながら新聞を読んでいた。この様子を見ている限り、店内に客はとても少ないのが窺える。隆善は一牙の足音に気付き、新聞を顔から下げた。

「おう、お帰り」

「ただいま」

 それだけ言うと、一牙は舞柚に兜型ケーキを頼もうとするが、姿が見当たらないことに気付く。

「父さん。母さんは?」

「母さんか? えっと……十五分前くらいに出かけてったぞ。何か凄く嬉しそうな足取りで飛び出していったが」

「はぁ……」

 一体何があったのだろうか。少し気になった一牙であったが、ママ友内での話だろうと思い、忘れることにする。

 しかし舞柚がいないとなると兜型ケーキの試食会はどうなるのだろうか。楽しみにしてくれている曇妬と麗歌に少しだけ申し訳なささを感じる。

「兜ケーキか?」

「まぁ……」

「兜ケーキなら出かける前に作ってったみたいだぞ。ほら、そこに」

 隆善が指した先には、櫻木財閥製コールドテーブル冷蔵庫の上に綺麗に作ってある子供の兜型ケーキが乗っていた。白色、薄緑色、桃色、薄茶色の四種類があり、どれも折紙で作った兜そっくりの出来映えだ。角は一律焦茶色のミルクチョコレートで作られており、兜が立派に引き立てられている。

 あまりの完成度に食べることを躊躇ってしまいそうだ。

「何か……去年よりもクオリティー上がってないか?」

「母さんの拘りだろ。その横にある型抜きは俺も知らんけどよ」

 兜型ケーキの横には兜の角と似ているステンレス製の型抜きがあった。触ってみると少しだけ冷たかったことから、溶けたチョコレートをこの型に流して冷凍庫で固めておいたのだろう。

「チョコが溶ける前に早く食っちまいな。感想は母さんが帰ってきてから言えばいいだろ」

「分かった」

 一牙はアルミ製のお盆に兜型ケーキを崩れないように載せ、フォークをそれぞれの皿に載せる。崩れないよう慎重に持ち上げ、一番テーブルへと足を運ぶ。

 ガラガラとなっている如月喫茶には曇妬と麗歌以外のお客はおらず、アルバイト従業員ももう帰ったようである。店内に流れているクラシックのBGMが閑散さを物語っているようだ。

 店内にお客がいないことは好都合である。兜型ケーキの試食会をするため、あまり試食しているところを他のお客に見られたくないのだ。あの客だけずるいと言われてしまうと、何とも言えないからである。そうなると、その客及び店内にいる客全員に提供しなければいけなくなってしまう。

 一番テーブルには曇妬がスマホを弄りながら笑っており、麗歌は小説を読んでいた。二人とも一牙が来るとスマホと小説を片付け、食べる態勢に入る。

「よっ、待ってましたー!」

 一牙は二人の前に置く時も兜が崩れないよう慎重に置いていく。皿のコトッとした音と、皿に載っているフォークの金属音が一切鳴ることは無かった。

 二人とも兜型ケーキを見ると、目を丸くして感嘆する。

「おーっ、すげぇな」

「確かに折紙の兜そっくりですわ」

 二人とも兜型ケーキを四方八方から眺める。曇妬に限ってはもうフォークを持ち始めていた。

「さて、何飲む? 試食会だしサービスしといてやるよ」

「マジ!? じゃあサイダー!」

「お言葉に甘えまして、私はキリマンジャロのホットでいいですか?」

「はいよ。サイダーとキリマンジャロのホットね。入れてる間にどれ食べるか決めておきな。俺は残ったのでいいからさ」

「いいんですか?」

「ああ」

 一牙はアルミ製のお盆を戻し、ガラスのコップに五個程度の氷と、ジュースサーバーからサイダーを入れる。ストローを挿しテーブルに持っていく。

 もう一度カウンターに戻ってくると、粉末状になったキリマンジャロのコーヒー豆が入った瓶を取り出し、サーバー、フィルターペーパー、ドリッパー、ドリップポットのコーヒーセットを取り出した。慣れた手つきでキリマンジャロのコーヒーを蒸らして抽出していく。コーヒーのほろ苦い香りが鼻孔を燻(くすぶ)る。

 ホット用のカップを二つ用意し、ドリップしたコーヒーを注いでいく。ちょうど半分になるように均等に分け、受け皿に載せてテーブルへ運ぶ。

 静かに麗歌の前にコーヒーを置き、自分の分のコーヒーも麗歌の前の席に置く。曇妬はサイダーを思いっきりストローで吸い上げ、酒を飲んだ親父みたいな表情をしていた。

「一牙さん、ガムシロップを一ついいですか?」

「OK」

 大量に買いだめしてあるガムシロップをカウンターから取り出し、麗歌に渡す。

「ありがとうございます」

 麗歌はガムシロップの蓋を開けると、コーヒーに全て流していく。テーブルに備えてあるかき混ぜ棒を用いてぐるぐるとかき混ぜた。

「さてと、食べるか」

「そうですわね」

 一牙も着席し、兜型ケーキを手に取る。一牙が選んだのは薄緑色の兜型ケーキだ。麗歌は桃色の兜型ケーキ、曇妬は薄茶色の兜型ケーキを事前に自分の前に持ってきていた。白色の兜型ケーキが残ってしまったが、これは本来この場にいたはずの柊茄のものだろう。

 フォークを持ち、兜の半分部分にフォークで切り込みを入れる。ふわふわとしたスポンジケーキが切れ、兜が半分に割れた。

 子供の兜型ケーキは底辺が広めな二等辺三角形型のケーキの表面に、チョコレートの角と折紙の折り目の部分をクリームで飾り付けしたケーキである。普通のショートケーキと同じようにスポンジも三段になっており、その間は表面に塗られている色のクリームが敷き詰められている。一牙の場合は薄緑色のクリームが詰められている。

 食べやすいようにもう少し小さく切り、フォークに突き刺して口の中に運ぶ。

 ふわふわとしたスポンジの柔らかさと、クリームの甘さがちょうどいい。ここまでは至って普通のケーキなのだが、ほんのりと抹茶の味が後になって広がってくる。薄緑色の兜型ケーキは抹茶味だった。

 ということは白色の兜型ケーキは普通の生クリームを味だろう。じゃあ桃色と薄茶色の味は何なのか。二人の感想を待つ。

「うめぇなコレ! チョコ味じゃん」

「苺風味のクリームが美味しいですわ。きっと前に戴いた桜の花びらパンケーキに使われていたクリームと同じですわね」

 どうやら桃色は苺味、薄茶色はチョコレート味のようだ。

 バリエーションが豊富で一牙も注文を取る時に味の聞き間違えと聞き忘れをしないようにしないといけないと思った。

 もう一口食べ、ブラックのキリマンジャロコーヒーを飲む。抹茶クリームのほんのりとした苦みと絶妙な甘み、それを中和するようにコーヒーの強烈な苦みが味の感覚をリセットする。そこにキリマンジャロコーヒー特有の酸味も加わり、口の中はカーニバルをしているような感覚になる。

 これはコーヒーでは無く紅茶の方がよかったかと考えたが、コーヒーとケーキの相性もよかったのですぐにその考えは消え失せた。

「一牙、少しそれくれ」

 と言いながら曇妬が切り分けたケーキにフォークを突き刺す。一牙の拒否権も無しに曇妬のフォークに突き刺さったケーキは、曇妬の口の中に放り込まれた。

「これ抹茶か! これもいいなぁ」

 了承も無く取っていくのはどうなのか。

「麗歌、そっちも一ついいか?」

「あ、はい。どうぞ」

 麗歌は予め切り分けていたものの一つを曇妬に差し出した。曇妬は「サンキュー」と礼を言ってからケーキをフォークで突き刺し、大口を開けてケーキを食べた。

 麗歌の場合はちゃんと了承を貰い、一牙の場合は貰わない。親しき仲にも礼儀ありとどこかで教育した方がよさそうである。

「あ、一牙さんもよろしければ」

「お、おう。貰うわ。代わりにこれを……っと」

 一牙は麗歌から差し出された桃色のケーキを受け取る。そしてお礼にと抹茶のケーキを切り分けて麗歌のケーキが載っている皿に置く。

「ありがとうございます」

「麗歌、俺のもあげるぞ」

 曇妬も不格好に切り分けた内の一つを皿に置き、麗歌は「ありがとうございます」と礼を言った。

「曇妬、少しよこせ」

「あ、一牙!」

 一牙は少し仕返しとばかりに曇妬のケーキを了承も得ずに勝手に切り分け、フォークで突き刺して頬張った。

 優しいチョコの味とクリームの甘さが広がる。抹茶もいいが、このチョコ味も中々捨てがたいなと感じた。

「もうやらねーからな!」

「さっき勝手に取っていった仕返しだ」

 曇妬とのやり取りを見ていた麗歌は「ふふっ」と口元に手を当てて笑っていた。

「お二人とも、とても仲がよろしいですわね」

「…………」

「…………」

 一牙と曇妬はお互いに顔を見合わせる。数秒間見つめ合った二人は次第に口元から笑い始めた。

「まぁコイツとは色々あったからな」

「だな。俺も一牙には世話になったしよ」

 中学生の時から一緒にいる二人。曇妬にとっては中学時代の自転車部の悩みを相談して解決してもらった恩があり、一牙にとっては唯一無二とも言えるほどの気が合う友人と思っている。ここまで仲の良い友人は小学生の時の友人にはいない。

「何だか少し羨ましい限りです」

「そんな訳ねーだろ。麗歌もこれから俺たちと一緒にどんどん仲良くなっていけばいいだけの話じゃん」

「友人関係は地層みたいに何年も掛けて積み重なるものさ。まだ俺たちは出会って日が浅いけど、その分初めて知れること、自分の知らない何かが見つかるという好奇心が湧く。俺はそういうのを知りたいし、麗歌にも見せられたらいいなって思ってる。そうやって他人には干渉できない関係にしていきたいよな」

「ふふっ、そうですわね」

 積み重ねた友人関係は一気に瓦解することはない。それは未来永劫伝わっていくものであり、本当の友人を知る手がかりにもなるのだ。

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