第1巻-第3幕- 櫻木麗歌
「なぁ……あれって……」
「間違いねぇ」
「まさか三組?」
「うっそでしょ……」
ざわめいている生徒の視線は一人の女子生徒に向けられていた。
その女子生徒は最前列の窓から三列目の席に座ると、鞄から本を取り出して読み始めた。
金色に近い茶髪はポニーテールでまとめられており、その顔はモデルを思わせるように綺麗だった。可憐な体躯は水無月高校指定の制服を着ていても現れている。左手首には高級そうな銀の腕時計が見える。
まるでどこかのお嬢様を思わせるような女子生徒だ。
「うっわ……めっちゃ綺麗じゃん……」
曇妬が目を輝かせながら言葉を漏らす。
一牙も綺麗だとは思ったが、それより前に当たり前の疑問が浮かぶ。
「誰だ? 結構有名人のように聞こえるんだが」
曇妬に聞くが首を横に振る。代わりに答えたのは柊茄だった。
「
「そうなのか」
「というか一牙知らないの? 櫻木さんのこと」
と言われても知らないものは知らない。去年は柊茄のクラスにいたのだから、別クラスである一牙は全く関わりがないのだ。
だが、何だろう。どこかで聞いたことがあるような……無いような……。
「学年の主席よ? 全期末テスト学年トップ」
「あーそういえば……」
ちょっと思い出した。確か他の友人たちが「やべーよ、また櫻木の奴主席だわ」って騒いでいたことがある。一牙も成績は上位で十番台をキープしているが、別に上位の成績など狙おうとも思っていない。
「それともう一つ。あの櫻木財閥の令嬢なのよ」
「あの?」
「そう。あの」
櫻木財閥とはこの水無月市を中心とした財閥だ。ありとあらゆる企業と連携を取っており、水無月市のもののほとんどが櫻木財閥のものばかりだ。水無月高校もその一つに過ぎなく、一牙たちが座っている椅子や机、校内の設備などが全て櫻木財閥のものである。如月喫茶の机や椅子、ティーカップなども櫻木財閥のものだ。
極論を言ってしまえば、水無月市は櫻木財閥無しでは動くことができないほど依存している。そのため考えたくも無いが、櫻木財閥がもし倒産なんてことを起こしてしまったら、水無月市の明日はないのかもしれない。
現在はやや不況ではあるものの、財閥の勢いは衰えていない。最近は世界へと進出し始めており、少なくとも一牙たちが生きている間は倒産しないだろう。
「なるほど、そりゃあ周りの連中がざわざわするわけだな」
曇妬が何かを納得したみたいに首を振る。
「やっぱ……財閥の令嬢となるとなーんか近寄りがたい雰囲気があるんだよなぁ」
「分かる? 櫻木さん、去年はずっと一人でいたから、周りからちょっと敬遠されてたのよね。成績優秀で財閥の令嬢、私たちとは違う次元の人だもん」
「だな。一牙、気を付けろよ。下手に近づいたら如月喫茶、潰されるかもしれねぇぜ?」
曇妬が茶化すように言ってくる。
半分は冗談だろうと思った一牙だが、ちょっと溜め息をつくと反論する。
「そんなわけないだろ。確かに力は強いのかもしれないが、小さな喫茶店一つ潰したとして、向こうに何の利益があるっていうんだ? 少なくとも財閥はささいなことで経営を陥れようとするところじゃない」
「お、おう……何かその……すまん」
曇妬が戸惑いながらも謝罪した。
一牙は冗談が通じないなとよく中学生の時の友人に言われたものだ。特に如月喫茶絡みになると、声が低くなり、強めの口調で反論することが多い。
「それと……何か櫻木さん、寂しそうなんだよな」
「一牙、どういうことだよ」
「分からない。だけど、何かほっとけない気がする」
櫻木と会ったのは今日が初めてなのに、あの本を読んでいる背中からそう感じた。何か悩んでいる、何か寂しそう、と。
接客している時も同じだ。客からメニューを聞いている時に、その客がどんな感情を抱いているのか一牙は何故か分かる。そのおかげで常連のおばさんから相談役として、仕事中に相談されることも少なくない。
「ふーん……。もしかして惚れた?」
柊茄がにやにやしながら指で一牙の腹をつついてくる。
「そんなんじゃない」
一牙は首を横に振って否定する。
「だけど何かほっとけないんだ。このままだと何かに押し潰されそうな感じがする」
これは一牙が感じ取ったことであり、正確な事実では無い。だけど一牙はこのままではいけないと思ったのだ。
「なるほどね。一牙がそう言うなら、私も協力するわ。去年、私何も出来なかったこと、後悔してるし」
「俺も協力するぜ」
「アンタは単純にお近づきになりたいからでしょ」
「な、なわけねーよ」
「ほんとー?」
柊茄が目を細くして曇妬を睨みつける。もの凄く疑っているようだ。
「い、一牙の友達としてだな」
「ま、いいわ。そういうことにしてあげる」
そんなのでいいのか……と思った一牙だが、あまり触れないようにしておこうと思った。
「でもまずは様子を見ましょ。いきなり『悩んでるんでしょ? 私でよければ聞いてあげる』とか言い出すわけにはいかないし」
「そうだな。新しいクラスになったんだから、もしかすると友達を作ろうとクラスの連中が近づくと思うし」
「じゃあ試しに俺が行ってくる!」
「あ、おいバカ」
一牙の制止を聞かずに、曇妬は黙々と本を読んでいる櫻木の所へ行ってしまった。
「大丈夫なの?」
「さぁな。どうせ玉砕されて帰ってくるだろうよ」
「信用してないわね」
「あの性格だからな」
曇妬は櫻木の席まで来ると、櫻木の様子を観察した。
ぺらりぺらりと本のページをめくる音が逆に声をかけづらくさせる。
しかし曇妬はそんなことお構いなしに櫻木に声をかけた。
「こんちわ! 櫻木さん」
その挨拶一言で教室内や廊下が再びざわめき出す。
「あいつ勇気あるなぁ」
「だな。すげーわ」
「多分無理よ無理」
「よねー」
曇妬に対する賞賛の声や無謀なことに対する呆れの声が混ざっている。
曇妬には聞こえていないらしく、そのまま自己紹介をし始めた。
「俺、六輪曇妬って言うんだ。よろしくな!」
「…………」
櫻木は何も返さない。視線は曇妬ではなく本の方に向けられている。
まるで聞いていなかったか、耳で流したかのように見えた。
「あーあー。ダメっぽいわね」
「だな」
興味のないものにはとことん興味を示さないし反応もしない、そんな感じだろうか。
玉砕寸前の曇妬だが、諦めることなく櫻木に声をかける。
「よけりゃあ俺と友達になってくれないかなーって……なんちて」
「…………」
櫻木の反応は当然無。周囲も櫻木がどんな反応をするのか気になっているようで、喧騒がいつの間にか消えていた。
(い、一牙ぁ……)
曇妬が一牙に視線で助けを求めてくる。助けを求められても、一牙はどう返したらいいのか分からなく、曇妬から視線を逸らした。
パン。
視線を逸らした時、本を勢いよく畳む音が聞こえた。一牙が音のする方を見ると、櫻木が持っていた分厚い本が閉じていた。
「……はぁ」
櫻木は本を机の上に置くと、誰にも聞こえないような溜め息をついて、声をかけてきた曇妬の方を見る。
曇妬は櫻木の顔に少し見とれて、体が硬直してしまい動けなくなった。
「静かにしてくれませんか? 私は今、本を読んでいるのです」
可憐な顔から発せられたのは怒りが籠もった声だった。
曇妬は目を丸くし、何が起きているのか分からなくなった。
「は……はい……」
「それと、私のことは結構でございますわ。関わらないでください」
「は、はい……すいませんでした……」
曇妬は謝罪の言葉を述べて頭を下げると、カチコチした動きで一牙たちの所に戻ってきた。
完全玉砕。普段なら笑ってバカにする一牙だったが、今回はちょっとだけ尊敬した。
周りの野次馬たちは櫻木の怒声を聞いて、静かに自分の席やクラスに戻っていった。廊下にはもう誰もいなくなっている。
曇妬は自分の席に座ると机に突っ伏した。
「すまねぇ……」
「別にいい。誰だって静かな時間を邪魔されたら怒るものだ」
「そうね。私だって邪魔されたら怒るわよ。だからちょっとだけ櫻木さんの気持ち分かるかな」
「それ、慰めになってないぞ……」
「あ、ごめん」
曇妬は拗ねて顔を埋めた。
今の感じだと櫻木と学校で関わることは難しいだろう。社長令嬢という立場のため、家でも疲れ切っているのかもしれない。家で疲れてしまったら、親も企業のお偉いさんもいない学校という場所が唯一の心のオアシスになる。これは学生限定になってしまうが、今の櫻木からはそう感じる。
寂しさは親が財閥の仕事をしているため、疲れは財閥を継ぐことに関する不安や心配。
一牙は櫻木が財閥の後継者なのかは知らないし、今日初めて知ったのだ。初対面の人の何が分かるかって言われたら分からないと言う。一牙が思っているこれはただの絵空事に過ぎないのだ。
「どうしたの一牙。難しい顔して」
考え込んでいたせいか、柊茄が一牙の顔を覗き込んでいた。
「いや、別に」
「そう? 櫻木さんのことかなーって思ったけど、如月喫茶のことだった?」
「店の方。苺の在庫、大丈夫かなって思ってた」
幼馴染の勘は鋭いが、ここでまた変に相談するのもアレなので誤魔化した。
実際はこれでもかと言うほど入荷している。二週間限定とはいえ、この数を捌くのは難しいので、パンケーキに少し多めに入れる算段にしてある。
「モーニングでも売り切ることはないでしょ。大丈夫よ」
「だといいけどな」
とその時、教室に先生が入ってきた。チャイムも同時に鳴り、一牙たちの視線が教卓の先生に向けられる。
入ってきた先生は男性だった。中性的な顔は黒の眼鏡で印象が上がり、百八十はありそうな背は、引き締まった黒いスーツに紺色のネクタイで形付けされている。指には夫婦の証である銀の指輪が付けられていた。
一牙たちはこの先生に見覚えがある。
「なぁ一牙、永センじゃね?」
「ああ。もしかしてこのクラス担任なのかもな」
永センの愛称で親しまれている
「HR始めるぞ。挨拶」
威厳のある声で言うが、挨拶は誰も行わない。
「あ、新クラスだから学級委員いねぇのか。んじゃあ一牙、挨拶よろしく」
「はい」
一牙は動揺すること無く起立して挨拶をする。
「起立、おはようございます」
「「「おはようございます」」」
「おはようさん」
「着席」
一斉に座りだして挨拶は終了。慣れたものである。
「ねぇ一牙、何ですぐに挨拶できたの?」
柊茄が不思議そうに聞いてきた。
「何となく予想は出来てたし、永嶋先生、教室に入って真っ先に俺の方見てたしな」
「そ、そうなのね……」
それに永嶋は学級委員担当の先生でもある。学級委員が集まって会議する時とかも一牙が挨拶を担当していたくらいだ。
「えっと……今年からこのクラスの担任をすることになった永嶋勝騎だ。持ち上がりで担任をすることになったが……まぁいいや。よろしくな」
小さなパチパチという拍手が起こる。拍手が鳴り止むと、永嶋は教卓に広げられていたものを隅に寄せた。
「そんじゃ提出物回収するぞ。後ろの奴から前に回してこい」
「ゲッ」
カエルのような驚きの声が一牙の後ろから聞こえてきた。曇妬の額には脂汗が浮かんでいる。
この反応を見る限り、曇妬は提出物を忘れてきたということだろう。
「何もないのかお前は」
「……ぜーんぶまとめたファイルごと、俺の机の上に置いてあるわ……」
一牙は自分の鞄からファイルに入れてある紙を取り出して前の生徒に渡す。提出物はそんなに多くないので、十分程度で全て回収し終わった。
「忘れた奴は放課後来いよ。無くした奴もな。明日提出しようとは考えないことだ。いいな」
永嶋は提出期限を過ぎてから渡そうとしても絶対に受け取ってくれない。重要書類などは目を瞑ってくれるが、ワークなどの提出物は期限を過ぎないようにしないといけないのだ。一年の時のクラスメイトは提出物を受け取って貰えなかったせいで、成績が一になってしまったと嘆いていたことがある。それは曇妬も含まれていたりする。
永嶋は提出物をまとめながら呟いた。
「さて、始業式まで時間あるし……自由時間とさせるわけにはいかねぇしな……自己紹介でもしてもらうか。名前、得意科目、みんなへの一言を入れて紹介しろよ。言っておくが『よろしくお願いします』の一言だけで終わらせないように」
「「「ええーっ!」」」
教室中からブーイングが巻き起こる。自己紹介の安定策が潰されたのだから巻き起こるのも無理はない。
「文句言うな。社会出てから『よろしくお願いします』の一言で通じると思ったら大間違いだぞ。ちょっとしたアピールをすることで社会は認めてくれるんだからな」
確か一年生の時も同じようなことを言っていた気がする。一牙も最初は戸惑ったが、店のことを言って何とか凌いだ。
「それじゃあそっちから自己紹介していってくれ」
永嶋は窓側の方を指している。窓側の一番前の席にいた女子が立ち上がって自己紹介をし始めた。
「えっと……
よろしくお願いしますの言葉でやり過ごそうとしていた人は、咄嗟に言葉が浮かんでこない。安沖と名乗った女子生徒もその内の一人なのだろう。
「……き、弓道部に属しています。よろしくお願いします」
ぺこりと頭を下げて席に座る。小さな拍手が鳴り、その後ろにいた男子生徒が立ち上がる。
「
とこのように自己紹介は続いていき、柊茄と曇妬が終え、一牙の番になる。
「如月一牙です。得意科目は数学です。如月喫茶という喫茶店のオーナーの息子です。放課後、時間があれば来てみて下さい。よろしくお願いします」
小さな拍手とともに一牙は座る。同時に大袈裟な拍手を送っていた曇妬の頭を殴りつけた。
数人の自己紹介が続いて櫻木の番になる。
「さ、櫻木麗歌と申しますわ。得意科目は英語です。櫻木財閥の……れ……じ、次期当主になる予定です……。よろしくお願いします」
前まで自己紹介していた人たちよりも拍手の音が小さい。ここまで来ると拍手をしている人が固定されてきている。
櫻木財閥の令嬢ということはほぼ周知の事実だが、次期当主は初耳だろう。一部の生徒は驚いていた。
しかし一牙は櫻木が発した『次期当主』という言葉に何か引っかかりを感じた。まるで自分が望んでないけど、言うしかなかったように。これが彼女の寂しさや疲れの原因なのだろうか。
一牙が考えをまとめようとしていたら自己紹介が全て終わったようで、永嶋の話が始める。
「この一年、この中の人がお前たちの仲間だ。仲良くするように。仲間はずれやいじめ、差別のようなことしたら生徒指導部の指導以上のことすっから覚悟するように」
実際、永嶋の指導を受けた生徒は心を入れ替えたかのような模範的生徒となる。どんな指導をしているのか本人は教えてくれず、受けた生徒も口を割ることはない。
「さて、本来なら明日、委員とかを決めるんだが――学級委員だけ今のうちに決めとくか。我こそは学級委員を務めるという奴は立候補しろ。二人決めるぞ」
「はい」
手を挙げて立候補したのは櫻木だった。真剣そうな表情で永嶋を見ている。周りの生徒の目は心なしか嫌そうな感じである。
「櫻木、いいのか?」
「大丈夫ですわ」
一牙は心の中で櫻木を賞賛した。自分から進んで学級委員になることはまずない。一牙も一年生の頃は誰も手を挙げないのにもどかしくなって立候補したくらいなのだ。
「あと一人、誰かやる奴いねぇか」
「「「…………」」」
誰も手を挙げない。それどころか周りを見て「お前やれよ」みたいな視線を周りの生徒に向けている。
傍観者効果。「きっと誰かがやってくれるだろう」「他の誰かが立候補してくれるだろう」と誰かに責任を押しつけ自分はただ見て見ぬ振りをする。大勢の傍観者がいると起こってしまう集団心理の一つだ。
十秒ほど経つが、誰一人として手を挙げない。この静寂の時間が苦痛になり、時間が過ぎる感覚が遅くなる。
無理もないかもしれない。新しいクラスになり、周りは知らない人が多い。さらに最初に立候補したのが曇妬に怒声を飛ばした櫻木なのである。怖じ気づいてしまい、立候補しづらい、もしくは出来ないのだろう。やるもんかという意味で手を挙げない人が大半の気がするが。
一牙は溜め息をつくと手を挙げた。この静寂の世界を断ち切るには自分という存在が必要だ。
「おお、一牙。やってくれるか」
「はい」
「他に立候補する奴いねぇか?」
「「「…………」」」
一牙と櫻木以外に立候補する人はいなかった。
「それじゃあこのクラスの学級委員は櫻木と一牙だ。お前たち、ちゃんとこの二人について行けよ。そして支えろよな」
「「「はーい」」」
間の抜けた返事が出る。どう考えても協力する気がなさそうな雰囲気だ。
キーンコーンカーンコーン……。
HR終了を告げるチャイムが鳴り響いた。
「おっ、ちょうどいいな。十五分後に始業式が始まるから体育館へ移動しろよ」
挨拶を済ませて永嶋は教室から出て行く。周りの生徒も体育館へ向かうため、ぞろぞろと教室を出て行った。
「一牙、行くわよ」
「いや、俺はまだ」
柊茄が行こうとするが一牙はそれを断った。
「何でよ」
「学級委員のお仕事だろ? 移動教室の時の教室の施錠は学級委員の仕事だからな」
曇妬が柊茄の質問に答えた。
教室の施錠は日直では無く学級委員の仕事である。永嶋はそのことを言ってなかったが、一牙がまた学級委員になったということで伝えなくてもいいと思ったのだろう。
「ふーん。じゃあ待ってあげるわ」
「別に先に行ってもいいんだけどな」
「いいじゃん別に!」
これ以上は何も言うまい。一牙は教室の生徒が全員出て行ったのを確認すると、壁に掛けられているフックから鍵を取って教室の扉を閉める。引いて開かないことを確認すると体育館へ向かって歩き出した。
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