ヘコイダー紅マグナムヘコイダー両名はヤマタノオロチを追い詰める、神話の石化モンスターの成れの果て、人ではないにしろ言葉は話せていた。

今は違う、二組の蛇の集合体の中には既に理性ような物は無くなっている、その存在についてはヘコイダー達にとっても“同じ“、だが新手の巨大怪物は二人には違う意味でとらえられていた。

ヘコイダーボートでなお追撃、八つの頭は後退しつつも攻撃の手を止めない逃げているのか誘い込まれているのかは分からないが確かな事がある、あの目的を持って前進していた進路から大きく反れ今は背？を向けて海の中を進んでいるのだ、その事実に優勢なことを確信していた。

一方そのころさけるもヤマタノオロチの襲来により臨時休校となった、それにより自由に動ける時間を与えられすぐさま長井と共に花泰の行方を探る。

この戦いは花泰のを味方に引き入れるかどうかで大きく戦況が変わる、長井には引っかかるところがあった、その引っ掛かりに花泰を掛ける、花泰の現状、受け止めることができるのは他ならぬ長井の仕事、珍宝の確信それはリアンには申し訳ない事情、太の信念のよなしっかりした理由を持たないどフリーの長井だからこそ持つことができる感覚。

それは今回の件に対する真剣さ、あくまで乗りかかった船状態だったのが長井だけという真実か長井をよりリラックスさせられた、すなわちいい加減、ただの偶像にフルベット出来る気概長井が抱くものの正体、それはヴィジョン、確信でもなく理想、この段階に来てついに長井は飽きたのだ。

虚無という悪魔は何を用意するのか

　　　　　　　　　　次回

　　　　　　　　長井、壊れます