長編の、一話あたりの文字数

 777文字チャレンジとかしてて文字数が話題になっているので、今回はその話題で。

 先日、というか一ヶ月ほど前(2023/1/31)にTwitterのアンケート機能で尋ねてみました。


【質問】

長編の一話あたりの文字数って、読み手として読む場合、どのくらいがお好みですか?

2000字未満…… 3.6%

3000字前後……18 %

4000字前後……15.1%

5000字以上……63.3%


 フォロワーさんのみならず、物書き系のコミュニティにもリンク貼ってみたので、普段書いてらっしゃる方が多い中での回答という感じになるかと思います。

 ありがたいことに、139票もご反応をいただけました。感謝です。

 これを読んでいらっしゃる皆さんはまた違ったお好みかもしれませんが、とりあえず上記のような結果が出たわけです。

 中にはコメントを寄せていただいた方で、文字数によって読むときの心構えを変えるだけ、という方もいらっしゃいました。


 自分で物語を書くときは一応、一話あたり文字数は決めています。

 どのくらいが書きやすいとかではなく、最初の数話を書いたときのボリューム感でいったん「このくいらい」と決めて、次話以降はそれを目標として書いてゆくパターンが多いですかね。

 だから 3000~5000 字以上と、物語によってけっこう開きがあります。

 ただ、必ず同じペースで進めていけるかというと……だいたい十話とか過ぎたあたりからはいつの間にか一割、二割あたり文字数が増加しちゃっている気がしなくもないんですよね……ほ、ほら、アーティストの歌だって原曲とライブとではライブの方が盛り上がってちょっと盛るでしょう?

 わかってます。油断すると盛り上がって文字数が増えるのは。わかってはいるんです。でも、揃えたい気持ちもあるんですよね……。


 自分の書きやすさという点だけで見ると、4500~5500字くらいが一話として落ち着きやすい印象はあります。

 あまり短いと、描写や情報をあまり入れられずに物語が展開してしまうきらいがあって、でもそれはそれで自身の能力不足のように感じたりもしちゃって。

 あと制限文字数を多めに設定すると、ついつい油断してエピソードを加えてしまい、結果的に冗長になったり、物語のテンポが悪くなったりを感じることもあります。

 難しいですね。


 自分自身、〆切がないとダラダラして書かなくなる性質もあるようなので、文字数制限ってのは自分にやる気をもたせるためという側面からも良い気はしています。

 ここまでになんとか収めようとか、エピソードの濃さ薄さの調整など、文字数制限ラインを設けることで客観的に見返しやすくなるというか。


 というわけで、今回も特に結論っぽいものはなくおしまいです。 

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