2−16
真夏の投稿祭りに今回から参加します。ということで今日から1週間毎日12:00投稿頑張っていきます!!
それでは本編どうぞ
—————————————————————————————————————————
“我が祝福を受けし魔術王メルトよ、神託である”
それは突然頭の中に響いてきた
“我こそは虚構と幻想の神である”
はぁっ⁉︎いきなり何、この声今虚構と幻想の神って言った
“キョンちゃん普段そんな偉そうな喋り方してないんだからボロ出ないうちにやめてきな”
“キョンちゃんはやめろと何度言えばわかるんだ!”
また誰か脳内に喋ってきた
“初めまして、抑止と掲示の神でーす。以後よろしく♪”
え〜、星霊様ってこんな感じなの。想像と全然違う
“君〜私のことどんな感じだと想像してたの〜”
自然に心読まないでもらってもいいですか?
“おい、抑止これは私がメルトにしている神託なのだ、割り込んでくるな”
“それを言ったら私もメルトに祝福あげてるんだけどな〜”
脳内で喧嘩するのやめてもらえませんか?キーンってするんですけど
“す、すまん”
“ごめんねー”
本当にこんなんが原初の神なのか
“う、しょうがないではないか、私が加護や祝福を授けるなど数百年ぶりのことだし神託だなんて千年以上はしなかったのだからどのように喋っていたかなど等に忘れているのだからな”
なるほど数百年物の引きこもりってことですね。そりゃぁ他人との喋り方ぐらい忘れるよね
って、おい‼︎そんなことより本題は何ですか?こちらも暇という訳ではないんですけれど
“それもそうだな、徒人や妖精、魔人たちが保管している品物の中からとある黄金の鱗と自然からの呪い、無垢の書物、月の羅針盤、全知の天球儀を回収してほしいのだ”
あのー、もっと詳しい情報ないですか?
“すまぬな、私はお前たちがいる
へ、あの〜ノーヒントってことですか?
“それなら私からヒントをア・ゲ・ル”
マジですか!?ありがとうございます。星霊様
“今でもその呼び名が浸透してるんだ〜。それでヒントなんだけど私が全部教えちゃうと面白くないし鱗と呪いはすぐに会えるってことだけ教えてあげる”
すぐ会えるってどういうことだ?
話はズレるけど虚構と幻想の神って一々呼ぶの大変なので名前を教えてもらってもよろしいですか?
“名だと?虚構と幻想の神だが”
あれ?繁栄と輪廻の神はセフィロトって言う名前持ってたんですけど
“ああそれね〜繁栄と輪廻の神が地表で自分の権能を発揮するために作った分霊というか写し身というかそういう木がセフィロトって言うだけで神の名前はセフィロトじゃないんだよ〜”
何となく分かったような分からないような
“それじゃあ、キョンちゃんって読んであげてね〜”
“キョンちゃんって呼ぶなと言っているだろう。メルトも絶対に呼ぶなよ、絶対にだからな”
えっ、それって振りってことでいいんですよね?
キョンちゃ〜ん!!
“呼ぶなーーー!”
“あっはっはっはっ”
“笑うなーーー!”
分かったぞ、この神様かわいいな
“そんな、かわいいだなんて”テレテレ
ポンコツチョロかわ女神、証明完了、QED
“そ、それじゃあ、頼んだぞ!!”
了解、キョンちゃん♪
“キョンちゃんって呼“バイバーイ””
最後まで可愛かったなキョンちゃん、さてと、みんなにこのことを伝えますか
『ピンポンパンポーン!お知らせです。神様から黄金の鱗と自然からの呪い、無垢の書物、月の羅針盤、全知の天球儀を集めてほしいというお願いを受けました。その中の鱗と呪いがもうすぐ会えるらしいのでそれらしい物を見た者は随時報告してください』
さて、連絡はこれでいいか
『『『どういうことか説明!』しろ!』してください!』
かくかくしかじかまるまるうまうま
「ということで集めることになった」
『『『………』』』
『はいはい、いつものことですね』
『解散解散』
フォスちゃんとミールさん、ちょいと反応タンパクになってません?もう少し驚いてほしいかな〜って思うんだけど
「それとミール、前から欲しがってた賢者の石ある程度数作れたから一つあげる」
『ありがとうございます。それと我が子の中から数匹を進化させる許可を』
「了解了解、進化させる時呼んでくれればミールの好きなように進化させちゃっていいよ」
楽しみだなー、どんな子ができるんだろう
『メルト様、その集める物の中に一点覚えがある物があります』
「というと?」
『全知の天球儀は私たちの父、つまり妖精王が持っていた
「それって全知の天球儀のこと?」
『よくお父様が『この宝珠は過去現在未来全ての夜空で輝く星がどこにあり、どのように動くのか示してくれる。私は全知の王と呼ばれてはいるが未来までは分からぬ、だがこれが教えてくれる未来の星だけは私に
話を聞く限り多分その
それにしてもすごいね、過去現在未来全ての星が見れるのか、そりゃ占星術みたいな本当に当たる占いがあるこのゲーム《世界》ならチートもいいところだ
「それで、それは今どこにあるか分かってるの?」
『昔は城の最上階にある父と母しか入れない祭壇に置いてあったはずですが今どこにあるかはわかりません』
妖精国のお城ってことは今は帝国の首都がある位置に立ってたってことでしょ?元々都市の中心にある城を取り壊して建て直すことはないと思うから今帝城と呼ばれているお城の最上階にあるかもね
「もしお城がそのままならいいんだけど、取り壊されてたりしたらどう探そう」
『城が破壊されていたとしても祭壇の部屋は父が何重にも結界と強度をあげる魔術を付与していたのでそうそう壊されていることはないでしょう』
「でも、もう数百年前の魔術でしょ、もう効果も無くなってるんじゃないの?」
『魔力源はその
半永久的に魔力が漏れてくるってその
「とりあえず帝都まで攻めた時の目標が増えたってことでみんな頑張ってこ〜」
—————————————————————————————————————————
初めましての方は初めまして、前から読んでくださっている方は続けて読んでくださりありがとうございます。
作者のH2ゾンビと申します。
神様s初登場〜 888888
ポンコツチョロかわキョンちゃんとフッ軽お姉さんの星霊様が初登場です
この2人は元々キャラができていたので早く出したくてたまらなかったので出せて楽しかったです
毎日投稿頑張るぞー!!
それでは2−17でまた会いましょう
下↓の応援♡や⭐︎、レビューなどで応援してくださると励みになります
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます