関越自動車道・寄居にあった星の王子さまPAも営業を終了しちゃいましたね~。何度か立ち寄ったことがあります。近くの養鶏場?畑?の影響か、施設は可愛いのに腐葉土に顔を突っ込んだような猛烈な悪臭がするふしぎな処でした(笑)
行けば、星の王子さまの小物がひょいひょいと買えるので、お気に入りのPAでした。
作者からの返信
朝吹さん
こちらにもコメントを、ありがとうございます!
星の王子さまPAは行ったことがありませんでした。そちらも営業終了しちゃったんですね……!
残念なような、でも星の王子さまという作品には、あっけない儚い終わりというのがふさわしいような。(このエッセイを書いた後に文庫を買って熟読しました)
腐葉土に顔を突っ込んだような猛烈な悪臭って、想像するだけで凄いです(汗) 別のPAになってもそこは変わらなそうですよね(;´Д`)
星の王子さまの作者直筆のイラストって、なんであんなに可愛いんでしょう。ちょっと描けないセンスで、本物そっくりの絵を描けるより羨ましかったりします。単純な線と色遣い、確かに子供の心を持っていた人なのだろうなあと感じます。
パウル・クレーに近いものがあるなあと思って、あの天使の絵の題名はなんだっけと今検索してみたら、驚きました。クレーの有名な言葉として、「芸術とは目に見えるものを再現することではない」というのがあるそうなんです。えー! 『星の王子さま』と言っていること同じじゃない?
天使の絵は一番有名なのが「忘れっぽい天使」でした。
熟読したいま、グッズをどこかで見かけたら、大量に買ってしまいそうです。
棘が種になり、大事に取っておいたそれがやがて作品へ。
このエッセイのエピソードとともに、なんだか読んでしんみりと、しみじみとしちゃいました。
言語化がうまくできなくてお恥ずかしいのですが。
あー、エッセイ最新に追いついちゃいました。でも今度はこよみさんの小説が読める楽しみがあります。
こちらから拝読してよかったな!
作者からの返信
えいさん
エッセイを公開分の最後までお読みくださって、まことにありがとうございました✨
しんみり、しみじみしてくださったなんて、言葉にならない部分がじわじわ伝わってくる気がします。私の拙い文章を通じて、何か感じてくださるものがあったのなら、本当に嬉しいです(#^^#)
ゆっくりとですが、また更新すると思いますので、その時にはぜひ遊びにいらしてくださいね♪
小説の方も、気が向いた時に足を運んでくださると嬉しいです!
私もえいさんの小説、基本的にのんびり読者なのですが、マイペースに楽しく伺おうと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします(≧▽≦)
近況ノートを拝見したので、いきなりこのエピソードにお邪魔してすみません。
さきほど『エレメンタル・ワーカーズ』も拝読したので、すごいタイミングで、ああ、繋がったという思いがしました。
短編の方は考えすぎのコメントを残すのが憚られたのでなにも書けませんでしたが、全体が何かに突き進むときの怖さや愚かさはこちらに通じるんですね。
それを作品に昇華されることに尊敬します。
作者からの返信
柊さん
『エレメンタル・ワーカーズ』をお読みいたいた上に、近況ノートやこちらのエッセイまでお越しいただいて、ありがとうございます!
なかなか言葉で伝えるのが難しい感情を、どうにか作品として表すことができたら、という思いで書きました。うまく伝わっているかはわかりませんが、「全体が何かに突き進むときの怖さや愚かさ」ということを汲み取っていただいて、本当に嬉しいです。
温かいご評価とコメントをいただき、思い切って表現してみて良かったなあと感じています。これをきっかけに、もっと洗練された表現を目指していきたいです(*^^*)
心の種を十年以上も、発芽可能な状態でしまっておくのも、そこからあれだけの物語を描けるのも、並大抵のことではないと思います。
かなり見ごたえのある施設だったようですが、それだけに運営は難しかったのでしょうか……閉鎖は残念ですね。
作者からの返信
武江さん
作品を読んでくださった上での温かいお言葉、心身にじんわり沁みます。ありがとうございます(*´ω`)
振り返れば十年はあっという間でしたが、モチベーションを保っていられたのは、ミュージアムがそれだけ鮮やかな衝撃を与えてくれたからこそだと思います。
綺麗で可愛らしいディスプレイを楽しむだけでも、十分に見応えのある場所でしたが、その奥を覗くとさらに掘り下げていける……というのが、まさにサン=テグジュペリの作品そのものを体現していたのだなと、今更ながら感心してしまいます(説教くさいとか言っておきながら、なんですが💦)。
ここを読んで、行ってみたかったと言ってくださる方もいらして、もう少し経営が続いていたら……と思わずにいられません。
そんなところも、サン=テグジュペリにそっくりだなあ。
コロナ禍の打撃に加え、建物の老朽化もあって、難しかったみたいですね。せめてこちらでご紹介できたことが、幸運でした。
『星の王子さま』は、子供の頃から物凄く好きで、何度も読み返し、高校生になると英語版を読んで勉強し、大学生になると、それを教材として、家庭教師のバイトで英語を教えていました。
だから、こよみさんが読まれていないのは少し残念に思いながら読んでいたのです。
でも、『星の王子さま』を読んでいなくても、「大人が考える愚かなこと」の最極を見たのだなあと思いました。
そして、それは、私にも刺さりました。
そして、その気持ちを持ったまま読みに行った『エレメンタル・ワーカーズ』。
まさかの「バッファロー」のお題で書かれてあったので、「?」でしたが、ラストで……。
刺さりました。私にも。ガラスの棘。
もう、世界中の人に刺して回りましょう、ガラスの棘。
ガラスの棘は目に見えないけれど。
かんじんなことは目には見えないんですよ。
作者からの返信
緋雪さん
ついに愛読者の方が……! 人生の折々に読まれて、しかも英語版まで! それは、本当に作品の神髄まで深く味わわれたことでしょう。
私みたいな不勉強者がエッセイに取り上げて、不快な気持ちにさせてしまうんじゃないかと、心配しておりました。
それにも関わらず、同じガラスの棘が刺さったとおっしゃっていただけて、心の底から安堵すると共に、すごく感動しました!
>「大人が考える愚かなこと」の最極を見た
もう本当に、その通りなのです。
本人はもちろん意図していないことですが、サン=テグジュペリは作品だけでなく、人生を通してそういうことを伝えてくれる存在になったのだと感じました。
最初に『星の王子さま』を読もうとした時は、確か大学生ぐらいだったかな。大人のつもりが、まだまだ幼い時期です。もう説教される立場ではないというような、自意識過剰なところがあったのだと思います。
今なら作品の伝えたいもっと奥の奥まで、理解できるかもしれない。
このエッセイを書いてみて、もう一度読んでみようと思っています。他の作品も気になるな。
ガラスの棘、そうです。目に見えないんです。
でも、かんじんなことでできている。
一緒に世界中に刺して回りましょう!!
編集済
『星の王子さま』、私もちゃんと読んだことはないです。幼い頃に絵本というかたちでちょっと見たことがあるかな? と、うっすら覚えがあるくらいです。
ミュージアムの写真もじっくりと見せていただきました。すごく素敵! こんなところがあったなんてまったく知らなかったです。行ってみたい! と思いましたが、閉園してしまったのですね。残念です。。。
サン=テグジュペリのファンであったドイツ人パイロットが、自分が撃墜したと告白したという記事は以前読んでいました。特に愛読者でない私も、そんなことが……とショックだったことを覚えています。
そして『エレメンタル・ワーカーズ』……、なるほど、そういうきっかけでお書きになったんですね。私、読んでなにかが胸に刺さって、コメントしたいのにどうしてもうまく言葉にできなくて。いろいろ書いていて、いやこれは深読みし過ぎじゃないかとか、こんなふうに考えさせられるところがいいのじゃないかとか思いつつ、やっぱりしっくりくる言葉にまとまらなくて。
かんじんなことは、うまく云えないんだよ。(コラコラ)
というわけで、私の心はしっかり動かされました。連鎖のバトンは他の方におまかせするしかないようですが。。。
作者からの返信
千弦さん
カクヨムの皆さんは『星の王子さま』くらい当然通ってきている人ばかりかな……とちょっとドキドキしていたので、千弦さんもお仲間とわかって嬉しいです!
写真、じっくり見てくださってありがとうございます♪ 本当に南フランスに行った気持ちになれて良かったですよ。ぜひ行ってみてほしかったので、残念です💦
ドイツ人パイロットの記事、知っていらしたとは、さすがです!
きっと同じようなショックを受けられたのじゃないかな?と勝手に想像しちゃいます(*´ω`)
サン=テグジュペリのファンはドイツ側にもたくさんいたらしくって、敵国ながら、彼が消息不明になった時には、ドイツ軍も捜索していたらしいんですよ。そんなエピソードも後から知って、ああ……ってなりました。
有名人だから特別扱いといえばそれまでなのですが、国境を越えて物語を愛する気持ちは同じなのになあって。
『エレメンタル・ワーカーズ』、お読みいただいて、そんなにいろいろ考えてくださったとは、それだけでありがたいです……!
たぶん、すごく荒削りの原石みたいな状態でぽいっと出してしまったので、今から思うと言葉足らずなところとか、たくさんありました。
かんじんなことは、うまく云えな(おまえもか)
何かしら心動かされてくださったなら、ちょっとは目標地点に届いたのかなと思えます! ありがとうございます♡
連鎖のバトンは、千弦さんはロックバンドから受ける衝撃の方を担当ですもんね! そちらは全面的にお任せいたします(*^^)v
おお、胸に響くお話です。
確かに戦争は不条理の塊ですね。
なぜ殺し合うのかという理由が分からないまま、殺し合う。
そして、戦争が終わっても虚しさは残る。
そんな現実を突きつけられたような今回のエッセイでした。
作者からの返信
ポンポコさん
戦争は不条理の塊。
本当にそうなんですよね。最初の目的やきっかけすら、それが正しいと言えるものは何もなくて、誰もが巻き込まれ、もがくうちに、新たな憎しみを生み出す歯車になってしまう。
こんな現実がどうして繰り返されるのかなと、嫌になってしまいます。
好きなものを好きだと、美しいものを美しいと言っているだけでは、なぜだめなのか。
他の命を奪ってまで得るべきものが本当にあるのか。
答えが出なくても、全ての人間が考えなければ、真に安心安全な世界は訪れないと思うのです。
本質の部分を汲み取ってくださり、ありがとうございます(*´ω`*)