第26話 ブライアン

<ブライアン>

 私はコッポラ辺境伯に仕えている役人だ。

 ノゾミ女王国と主張する蛮族の街に興味を惹かれ、外交官に志願した。


 他にも多くの者が同行を願い出た結果、人数は五十名になった。

 辺境の蛮族に向けた使節団としては、護衛も含まれるとはいえ多いほうだろう。


 ちなみにかつて送り込んだ密偵は、既に正体がバレている。

 ノゾミ女王国の情報をあらかた出させたあとは、他の仕事を任せていた。

 優秀な人材はどれだけ居ても困らないし、彼らを切り捨てる余裕は今のコッポラ領にはないのだ。



 ただ辺境伯は激高しやすい性格なので、彼らの意見を聞くようにと説得するのに苦労した。

 うちの懐事情は領主様が一番良くわかっているため、最後には折れてくれたのは幸いだった。

 私も最初はノゾミ女王国は植民地か属国が相応しいと思っていたが、チャールズの話を聞くと油断ならない相手だと理解した。


 なので最終目的は変わらないが、初手は慎重に対応しなければコッポラ領が危うくなる。

 自らの命を投げ出しても危険性を訴えてくれた密偵は、叱責ではなく褒めるべきた。




 そのような事情はともかくとしては、総勢五十名の使節団は目的地である開拓村に到着した。

 ノゾミ女王国から送られてきた手紙には、本日迎えを寄越すと書かれていた。


 なので我々は村の中で一番目立つ中央広場で待機しているが、真夏だけあってとても蒸し暑い。


「ブライアン殿、暑いですな」

「それはそうだが、泣き言をいっても仕方あるまい」


 辺境伯の執務室には冷却用のマジックアイテムがあるが、当然ながら何もない。

 せめて日陰にと建物の近くに移動してはいるものの、今はちょうど太陽が真上に来ている。

 なので周りの者たちも暑がっており、同僚の泣き言はさらに続く。


「魔法で涼しくできないのですか?」

「冷気の魔法は使えるが、魔力はすぐに切れる。

 動けない私を背負ってもらうが、それでもいいか?」


 同僚は引きつった表情をして、大きな溜息を吐いた。


「それは勘弁して欲しいですね」


 そう言いながら手で顔を仰ぐので、私も汗をかきながら息を吐く。


 自分の魔力はそこまで高くないし、底をつけばしばらく何もできなくなる。

 しかしエルフ族は魔法の扱いに長けていて魔力も高いと聞くし、ノゾミ女王国の統治者が羨ましくなった。

 ちなみに獣人族は身体能力は高いが、魔力が低く魔法は下手だ。


「どうやら来たようですよ」


 私が現実逃避のために別のことを考えていると、隣の同僚から声がかかる。

 するとウルズ大森林の方角から、大勢の足音が聞こえてきた。


 自然と自分を含めて皆がそちらに顔を向けると、早速驚きの声が響き渡る。


「驚いたな! 本当にゴーレムとは!」

「あの馬車! 長くてでかいうえに、宙に浮いているぞ!」

「話に聞いてはいたが! まさか本当だったとは! 一体どうやって動いてるんだ!」


 使節団は全員が伝説の古代都市を一目見ようと、わざわざ志願したのだ。

 護衛を含めて何とか五十人まで減らしたが、例外なく好奇心はとても強い。


「しかもゴーレムが、空を飛ぶ魚に乗ってるぞ!」

「まさかドラゴンライダーか!」


 ゴーレムたちは皆、奇妙な魚に乗っている。

 それが空中を滑るように飛んでいた。


 当時の密偵の報告はどれも現実離れしており、誇張表現だと一蹴していたが本物も混じっている。

 だからこそ私自身がわざわざやって来たのだが、まさか嘘偽りなしだとは思わなかった。


「あんなに細長く巨大な荷車は、初めて見たぞ!」


 屋根や窓がついた長細い荷車は、音もなく空中を浮遊している。

 私はまるで家が浮かんでいると、勘違いしてしまった。


 奇妙な集団は真っ直ぐこちらに近づいてくるが、途中であることに気づく。


「しかし、本当に青い瞳をしているのだな」

「他のゴーレムとは違いますね」


 他のゴーレムの瞳は赤く、青いのはノゾミ女王国だけだ。

 やがて彼らは我々の前までやって来て、ゆっくりと停止して地面に降下する。


 私たちはあまりにも現実離れした出来事に思考が追いつかず、次に空気が抜けるような音がして扉が開き、中から人間が下りてくるまで動くことができなかった。


「ノゾミ女王様からコッポラ辺境伯様の使節団。護衛隊長の任務を承った。

 フランクと申します」


 立派な装備を身に着けた騎士が前に進み出て、礼儀正しく自己紹介を行う。

 次に片手が金属の腕の戦士が後ろに控えたままで、軽快に笑いながら口を開く。


「俺はロジャーだ。アンタたちの護衛を命じられている。

 まあ、よろしく頼むぜ」


 彼も辺境伯の精鋭たちより、良い装備をしていた。

 さらに注意深く観察すると、剣や鎧に魔石が組み込まれていることに気づく。


「それはもしや! 魔剣か!」

「ん? ああ、コレが気になるのか」


 ロジャーの他にも騎士はいて、紹介は続いている。

 だが彼は私の驚きに気づき、自分の剣の鞘を軽く叩いた。


 気になるのは事実なので静かに頷く。

 すると彼はニヤリと笑った。


「この魔剣は刃がないから、鞘は完全にお飾りだ」

「「「は?」」」


 そんな魔剣が存在するなど聞いたことがない。

 他の者にも話が聞こえていたらしく、揃って口を開けて間抜けなかおを晒してしまう。


「フランク隊長。魔剣を見せてやってもいいか」


 どうやらフランクは隊長扱いされるのが不満なようで、しかめっ面をして小さく溜息を吐いていた。


「ロジャーとは同期なのに、隊長とはな。

 はぁ、まあいい。見せるだけなら構わんぞ」

「ありがとな。んじゃ、隊長の許可も出たし──」


 ロジャーは勿体ぶることなく、鞘から魔剣を勢い良く引き抜く。


「本当に、刃がない!?」


 私たちは、それなら一体、どうやって敵を倒すのかが気になった。

 ロジャーもこちらの疑問がわかるようで、すぐに説明が始まる。


「んで、こうやって叫ぶと。……炎よ!」


 すると剣の柄から炎の刃が伸びて、一定の長さになると形状が固定された。


「「「おおおおっ!!!」」」


 まるで英雄譚に登場する、神々から授かったと言われる伝説の剣のようだ。

 とんでもない光景を見られて、私たちは揃いも揃って子供のように大興奮してしまう。


「他にも──」

「ロジャー、その辺にしておけ。

 炎天下で倒れる前に、そろそろ出発するぞ」


 魔剣には、まだ明らかになっていない効果があるようだ。

 しかし、残念ながらお預けになってしまう。


 思えばノゾミ女王から持ち帰った物品は、どれも素晴らしかった。

 マジックアイテムは解析する前に土に変わってしまったのが残念だったが、優れた技術力を持っていることは良くわかる。


(不味いな。ノゾミ女王国の文明レベルが高すぎる。

 もしコッポラ辺境伯と戦争になったら、万に一つも勝ち目がないぞ)


 いくら国土が小さく人口が少なくても、辺境の蛮族として相手を蔑んだり、舐めてかかるのは不味い。

 一つの国家として真摯に対応しなければ、無事では済まないだろう。


 何より私たちはノゾミ女王国のことを殆ど知らず、密偵の報告が全てと言っても過言ではない。


 使節団は、フランクたちの案内で浮遊する馬車に乗り込む。

 最終目的は植民地か属国ではあるが、対応を誤ればコッポラ領のほうが地図から消えかねない。


 差し当たって重要な会談に臨むために、一同は内心で気合を入れるのだった。







 浮遊する巨大な荷車に乗り込み、開拓村を出発する。

 ウルズ大森林を走って、ノゾミ女王国の首都に向かうことになった。

 地面から浮いているからか振動なく、しかも座席も柔らかくて尻も痛くない。



 しかし突貫工事でウルズ大森林を横断したらしく、道路工事があまり進んでおらず横幅がかなり狭い。

 その割にかなりの速度で移動し、ゴーレムたちは空を走る魚のような乗り物を操り、私たちを取り囲むように並走していた。


 互いの距離が近く、接触しないかとヒヤヒヤする。

 だがウッドゴーレムの運転技術は大したもので、常に安定した走りで今のところは事故は起きていない。


 そして外は茹だるような暑さだというのに、乗り物の中は涼しくて快適だ。

 これ自体が巨大なマジックアイテムなのは良くわかるが、一体どのような仕組みで冷気を出しているのかとても気になる。


 私がそんなことを考えていると、身奇麗な格好をした年若く美しい少女が前に出てきた。

 そして短い棒を手に持ち、緊張しながら口を開く。


「本日のバスガイドを務めさせたいただく、ジェニファーと申します」


 彼女は軽く頭を下げて、続きを説明していく。


「当バスはウルズ大森林の開拓村を出発し、ノゾミ女王国の魔都を目指します。

 五日間の長旅になりますが、どうか皆様よろしくお願い致します」


 ジェニファーと名乗った少女は、緊張しながら話している。

 しかしマニュアル通りなのか、言葉に詰まることはなかった。


 奥の席にも問題なく聞こえるのが不思議だが、この程度なら風の魔法でも可能なことだ。

 それは別に良いのだが、近くの席に座っている騎士隊長が少々喧しく感じる。


「うう、まさか娘の晴れ姿を見られるとは!」


 彼女だけではなく騎士たちも、同じバスに乗っているようだ。

 いざという時に頼れるのは良いが、あいにく満席で変更できないため、何故私は彼らの近くに座ってしまったのだと若干後悔していた。


「フランクが泣く姿、初めて見たぜ」

「黙れロジャー。お前も娘を持てばわかる」


 彼らは今は鎧を外しており、仕立ての良い上等な服装で楽にしている。

 無地ではあるが作りがしっかりしていることから、まるで貴族が着るような衣服だ。


 私は職業柄色々と考えるタイプなのだが、彼らは何らかの理由があって上流階級ではなくなり、辺境のウルズ大森林にやって来たのだと考察できる。


「俺は好きな女は星の数ほどいるが、子供は別にいらんな」

「お前、いつか刺されるぞ」


 間違った考察かも知れないが、彼らの意外な一面を知ることができた。

 そして、バスガイドの説明はまだ続いている。


「途中で食事やトイレ休憩などを取りつつ、夜間もバスは走ります。

 その時にはライトを消してカーテンを閉め、座席を倒してお休みください。

 どうか皆様のご協力を、よろしくお願い致します」


 どうやら席を倒すことができるらしく、良く見るとレバーのような物が付いていた。

 私は試しに後ろに座っている者に断りを入れて、少しだけ動かしてみる。


(ふむ、これも面白い仕掛けだ)


 マジックアイテムは言うまでもないが、倒れる椅子も見たことがない。

 これは流行の最先端である王都の家具店にも、出回っていないだろう。


 レバーを倒すと椅子が自由に傾けられるので、互いの席の前後の間隔が広めに取られているのだと理解する。


 一通り確認した私は元に戻し、何となく窓の外に眺める。

 良く言えば自然豊かだが、悪く言えば代わり映えのしない景色だ。

 これから五日もこれを見続けるのかと、今から少しだけ気が重くなってしまう。


(贅沢を言える立場でないのは、重々承知しているのだがな)


 思った以上に快適な旅で、変に気持ちに余裕ができてしまったようだ。

 つい贅沢なことを考えてしまう。


 取りあえずバスガイドから魔都の情報を簡単に教わりつつ、しばらく外の景色を眺めていた。

 すると説明が一段落したのか、ジェニファーが大きく息を吐く。

 次に彼女は前方に設置されている、箱型の道具を操作し始める。


「今から映画の上映を行います。

 ノゾミ女王国の説明も含まれていますので、最後までお付き合いいただければ幸いです」


 私たちには何のことかわからないが、運転席の天井付近からガラスの板が下方にせり出してきた。

 カーテンも自動的に閉まっていき、乗り物の内部が暗くなる。


 そして硝子板に映像が表示された。

 遠くの風景や幻影を見せる魔法があることは知っているが、突然だったので驚く。


「日本語字幕や音声に切り替えることもできますが、皆さんは移民希望ではありません。

 なので、今回は標準語でお楽しみください」


 そう言ってジェニファーは、箱型のマジックアイテムのいくつかのボタンを押す。

 画面の下部に表示されていた謎の言語を消した。


(あれは密偵が持ち帰った道具にも記載されていたが、ノゾミ女王国で使われている古代文字に違いない)


 私はそのようなことを考えていたが、すぐに彼女の言う上映会が始まった。

 そこからはもう言葉を失うほど素晴らしく、かなり長い時間やっていたが皆夢中になり、余韻まで楽しんだ。


 そして映画が終わってしばらく経つと、草木が刈られた広場に到着した。

 ここでしばらく、休憩するらしい。


 赤と青の人間らしいシンボルが描かれて入り口が分かれている建物があるが、ジェニファーが言うにはトイレで男女別とのことだ。

 現物を前に説明も受けたが、コッポラ領や王都の下に落とすタイプとは大違いである。


 ここに来てから、事あるごとに文化レベルの格差を見せつけられてきた。

 どう考えても私たちのほうが蛮族ではないと、何とも重い溜息を吐いてしまう。


 それはともかく昼食の用意が整ったと聞いて、使節団の各々に声をかけている隊長の元に行く。

 すると大きく丸い食器を渡された。

 中には細長く切られた小麦粉と各種具材が入っているようだが、完全に干からびている。


「何だこれは?」

「最近開発された、カップラーメンという食べ物だ」


 名前を聞いているわけではなく、これは本当に食べ物なのかと純粋な疑問だ。


「申し訳ないが、これはとても食べられない」


 受け取った他の者たちもしかめっ面になり、私の発言に同意している。

 これなら固くて日持ちする黒パンのほうが、断然マシだ。


 しかし隊長は、そうは思っていないらしい。

 魔石がはめ込まれた湯沸かしポットを手に持って、私たちに一列に順番に並ぶようにと指示を出した。


 まるで意味がわからないが、ここで反対しても良いことはない。

 なので黙って一列に並び、お湯を注がれたあとに蓋を受け取る。


「お湯を注いだあとは蓋をして、少し待つんだ」


 広場には石造りの椅子や机が並べてあるので、私は適当な場所に腰かける。

 するとちょうど隊長も全員にお湯を注ぎ終わったらしく、近くに腰を下ろした。


 待っている間は暇なので、せっかくだからと話しかけてみる。


「貴方は女王様を、とても信用しているようですね」

「これでも最初は疑っていたさ」


 今の様子を見る限り、とても信じられない。

 だが彼が嘘を言っているようにも見えなかった。


「だが女王様は、妻の病を癒して助けてくれた。

 なので俺たち家族が今こうしていられるのは、彼女のおかげなんだ」


 彼が今までどのような人生を送ってきたかは知らないし、そこまで深く尋ねる気もない。

 そして隊長は私に視線を向けて、続きを口にする。


「ノゾミ女王国民は、絶望の淵から救われた者ばかりだ。俺たち家族も含めてな」


 隊長は大きく息を吐き、真面目な顔に変わる。


「だから、あまり女王様の機嫌を損ねんことだ。

 彼女は滅多なことでは怒らんが、俺たちは我慢強い方ではないからな」


 まだノゾミ女王国の国力が途方もないことは、入り口しか足を踏み入れていない私にもよくわかる。

 そして統治者は寛大でも国民はそうではなく、普段は滅多に怒らない者のほうがキレたときが恐ろしいものだ。


「もちろんです。

 私たちも命が惜しいですし、ノゾミ女王国とは仲良くやっていきたいです」


 もし逆らったり怒りを買えば、どうなることかだ。

 これから会談する予定なので、何だか気が重くなってくる。


 そして女王様は、とても優しくて民に慕われているらしい。

 見た目は幼い少女でも聡明とのことだが、一人で国を管理運営しているので大変多忙な毎日を過ごしている。


 辺境伯様は、そこを上手く突いて援助や協力を申し出るつもりだった。

 属国から始まり、最終的には植民地が目的だ。


 そもそも幼女の統治者など、臣下たちの傀儡政権に過ぎない。

 ノゾミ女王国も裏で操っている者がいると予想していたのだが、密偵たちはそれは違うと訴えていた。


 だが現実は国民の慕われており、人望があるのは間違いない。

 しかも頻繁に出歩いていることから、他国の傀儡政権とは大違いだ。


 現状ではこれ以上は何とも言えずに、あとは直接会って話してみなければわからない。

 私がそんなことを考えていると、隊長から声がかかる。


「そろそろ時間だぞ」

「おっと、そう言えばそうでしたね」


 隊長がそう言ったので、私は大して期待せずに容器の蓋を開ける。


「おおっ!」


 乾燥して干からびていた具材は、お湯を吸って生き返っていた。

 まるで出来たての料理だと錯覚ほどだ。

 周囲に芳しい香りが広がり、余りにも美味しそうだったので生唾を飲んで腹の虫まで鳴ってしまう。


「どういう食べ物かは想像がつきませんが、美味そうですね」


 こんな料理は今まで食べたことがないが、匂いからして美味いのは間違いない。


「俺は別のラーメンを食べたことがあるが、普通に美味かったぞ」

「はははっ、それは期待できそうですね」


 フランク隊長とは、まだ短い付き合いである。

 しかし彼は嘘をつくような性格ではなく、誠実な男性だ。

 なので食事のほうも期待できそうだと思いつつ、木製のフォークを手に取る。


 だがその前にあることを忘れていて、慌てて光の女神様への祈りを捧げた。

 この世界でもっとも信仰されている宗教で、食事の前にはお祈りするのがしきたりなのだ。


(女王様は光の女神様の使徒らしいが、その可能性はあるか)


 当人の証言だけで信憑性は微妙らしいが、苦しむ人々を救うために光の女神様が遣わした聖女様だと考えている。

 彼らはこことは異なる世界からやって来て、王国や帝国、聖国を築いたと伝承に残っているのだ。


 実際に光の女神様から授かった召喚魔法人が各地に残っているため、彼女がそうである可能性は十分にある。


(しかし私たちが呼び出すのではなく、神々に選ばれたのは何故だ)


 古代の遺物を使って私たちが呼び出すか、各国が聖遺物を渡して助力を求めるのだ。

 だが彼女は直接光の女神様に選ばれたらしく、これだけでも過去の聖女とは格が違うのがわかる。


 ただし私があれこれ考えたところで推測にしか過ぎないため、やはり直接会ってみないと何とも言えない。


 何よりカップラーメンが思った以上に刺激的で美味だったので、どうにも考えがまとまらないのだった。

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