第肆話《婚約者との初対面と生活》
〜翌週〜
「おはようございます。ヴァリアル様♪」
「むぅ・・・おはよう・・・ってなぜ俺の部屋にいる!?」
「えっ?そりゃもちろん一緒に登校するためですよ?」
「いやいやいやいや!?おかしいだろう!?普通に考えて!?しかもなんで上裸なんだ!?服を着てこい!」
「いえ、私はこれでいいのです。」
「どこがだよ!どこから見たって上裸にしか見えないんだが!せめて下着くらいはつけてくれ!」
「仕方ありませんわね。・・・納得いきませんが・・・」
「よし。それじゃ行くk……なんで上をきたと思ったら下にボンテージを着ている。」
「さぁイきましょう?子作りをしに!」
( ́>ω•)☆テヘペロッ
「おいコラ待て。子作りじゃなくて機体作りだ。勘違いすんな。」
「むぅ・・・」
「なんでこうなった・・・・」
ーーーーー回想ーーーーー
「それじゃ行ってくる。」
「行ってらっしゃい。気をつけてね?」
「わかってるよ。母さん。」
ガチャッ バタン
「さて行くか。」
ブロロロロロロ・・・・
「お待ちしておりましたわ。ヴァリアル様♡」
「・・・もしかして君が俺の婚約者?」
「はい♡貴方様の婚約者の『エミリア=V=フォルティーヌ』でございますわ♡」
「そうかそうか。よろしく頼むよ。」
「こちらこそですわ♡では早速イきますわよ!私たちの愛の巣へ!」
「お・・・おう。ってちょっと待ってくれ!まだ荷物が・・・きてない。」
「そうでしたわね。」
「だから少しだけ時間をくれ。」
「わかりました。早くして下さいましね?」
「あぁ。なるべく急ぐようにするさ。」
「ふぅ……なんとか終わったな。」
〜数分後〜
「さぁイきましょう♡ヴァリアル様♡二人の愛の巣(ベッドのこと)へ♡」
「ちょいまちぃいいい!!!!!」
「なんですの?ヴァリアル様?」
「お前今なんて言った?」
「二人の愛の巣へイきましょう♡って言ったのですが・・・何か問題でも?」
「問題大アリに決まってんだろ!?」
「何故ですの?」
「まず一つ目だが・・・俺らはまだ学生の身であり未成年であるということ。二つ目に俺は男で君は女だということ。三つ目は俺が一人暮らしをしていると言うふうに学校には言ってあると言うこと。この3つだ。」
「なるほどですわね。」
「理解してくれたか?」
「えぇ。つまりは既成事実を作ってしまえばいい。ことですのね。」
「・・・違う。俺と君は別々で寝る。と言うことだ。」
「そんな・・・」
「そんなって言われてもなぁ……」
「ならば・・・貴方様の通う学校に転校しますわ。そうしたあと婚約者だということを言えばいいですわね。」
「・・・はぁ・・・もうそれでいいよ。だが条件がある。同居していることを言わないことだ。これを守れなければ・・・」
「守れなければ・・・?」
「婚約破棄。」
「絶対に言いませんわ!」
ーーーー回想終了ーーーー
「・・・・ダメだ回想してもなんでこうなったかわからん。」
「何を言ってるのです?・・・ヴァリアル様。朝食が冷めてしまいますわ。食べましょう。」
「あぁ。今日のメニューは?」
「『炙り鮭ほぐし入り炊き込みご飯』『ホタテの味噌汁』『たくあん』『肉じゃが』ですわ」
「朝から凝ったもの作ったな・・・・まぁいい。食うぞ。」
「はい♡」
「「いただきます。」」
ーーーー朝食食事中ーーーー
「「ごちそう様でした。」」
「さていくか。・・・乗れ。二人乗りに改造したからな。」
「はい。・・・昼食はいつものホットドックですわよね?栄養バランスも考えて私が他にも買っておきますね。」
「・・・頼んだ。」
・・・そして帰宅・・・
「・・・今日の夕飯は・・・」
「フレンチを作ってみましたわ。」
「ありがとう。じゃあ・・・」
「「いただきます」」
ーーーー夕飯食事中ーーーー
「「ごちそうさまでした。」」
「ご入浴はどうしましますの?」
「今日は機甲部終わりにシャワー浴びてきたからいい。エミリアはゆっくり浸かるといい。」
「了解しましたわ。」
ーーーーそして就寝ーーーー
※これが平日のルーティーン。休日になると学校に部分が二人乗りバイクにてドライブかショッピングに変わります。
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