第475話 短編賞受賞作から学ぶ良い文章!

 本日の目次です!ヾ(*´˘`*)

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 ◇5月29日は『こんにゃくの日』!


 ◇1件目 新規性は見る方向を変えてみる。

 ◇2件目 短編賞受賞作から学ぶ良い文章。

 ◇3件目 裏カクヨムコンテスト

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 おはようございます!ヾ(*´˘`*)

 本日、5月29日は『こんにゃくの日』です。


 こんにゃくって、痩せるって言いますよね。

 私も、痩せたい!!!


 雑談終わりー。


 ……ってしても良いですけども、もう少し。



『異世界飯』っていうのが、最近流行っていまして。

 スライムをどうしたら美味しく食べれるかっていうのをやっている小説、漫画、アニメなんです。

 それって、こんにゃくをどうやったら食べられるようにしたかっていうのと、同じですよねーっていう話を聞いたんです。

 確かに一って思って。


 今すごく流行っていると思うんですけれども、ちょっと目線を変えるだけで普通のモノがすごい題材になると思うのです。

 そんなところを見つけていきましょ一!


 それでは、エッセイ始めます。ヾ(*´˘`*)



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 ◇1件目 新規性は見る方向を変えてみる。

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 カクヨムコンが終わったので、気持ちを新たに始めましょー!( *´꒳`* )

 今日は、『新規性』のお話を少々。


 私自身、圧倒的な、『新規性』不足なのです。

 幽霊の女の子と仲良くなる話なんて、やりつくされているのです!

 知ってました!!


 コントで、『コンビニ』をするくらいやりつくされている!

(そこまでは、やりつくされているとまでは、言わないですけれども。)


 お笑いの大会でも、見たことがない設定とかだと、それだけで面白いと思うのです。

 なので、新しい切り口を考えてみたんです。

 ちょっとこういう観点も面白そうじゃないですかという。



『ガンプラがすごく好きな人が異世界転生して、ゴーレムを組み立てる』


 先日の私の相方さんに着想を得てるんです。


 ……え、ありきたり?

 そうですよね。これだけじゃありきたりだと思います。笑


 ここまでは、誰でも思いつきそうなところでして。

 ここからのひねりを考えまして。

 例えば、俳句でするのは、『目線を変える』というところだと言っていました。

 同じものでも、見方によってはそう見えたのか!っていう。

 それで、一ひねり入れてですね。

『ギルドの受付さん嬢』を主人公にしようー!って思ったのです!


 これ、昨日まで、すごく良い目の付け所がじゃーんって思ってたんですよ、ふふー。

 けど、一晩経って調べてみたら既にありました。╭( ๐_๐)╮ガックシ

 ギルド嬢の話。

 そういう小説は、やっぱり『電撃さん』でした。

 ああぁ……。╭( ๐_๐)╮ガックシ



 まぁ、あるにしても、とりあえず2万字は書いて、ドラノベに応募して来ようと思っています。

 頑張れ一私のギルド姉様一!


『悪役ギルド嬢』という、わたしなりの新ジャンルなんです。

 嫌いなハンターさんに対して、悪いクエストをオススメするっていう。

 これで、そのハンターは死ぬわ。毒態勢の防具を持っていないんだもの。

 この募集要項の端っこに、『猛毒注意』って書いてあるのにね。

 ご愁傷様。ふふふ。


 っていう。

 こわ。笑


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 ◇2件目 短編賞受賞作から学ぶ良い文章。

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 私の弱点を見つけた話をしたくて。

 中村航先生の創作本のプレイバックになるんですけれども。

 皆様にもお伝えしたいのです。



『段落を制する者は、小説を制する。』



 という格言があるのです。

 それこそ、わかりやすいように、この格言だけ段落を分けて見やすくしてみました。

 私としては、本当にこの本が役に立つと思うので、宣伝です。

『これさえ知っておけば、小説は簡単に書けます。』っていう新書でございます。



 それでですね、私自身が書く小説は、段落がかなり多いという点に気づいたのです。

 一つ丸があれば、すぐ改行をしちゃってるんですよね。


 そちらの方が読みやすいかなーって思ったんですけれども、実はそうではなさそうですね。

 短編賞を二度も受賞したお方の小説を読んで、私の稚拙の『秘密』を読んで。


 神崎あきら様

 まほろば水族館

 https://kakuyomu.jp/works/16817330663786879238


 米太郎

 皆には秘密︎だよ💕︎

 https://kakuyomu.jp/works/16818023211987308944



 まぁーーーー。私の稚拙なこと。笑

 改行してしまうことで、すぐ話題がすぐ変わっちゃって、圧倒的に情報量が少ないんです。

 それも、改行してからも同じような情報を書いたりしてます。


 中村先生の話に戻ります。

 Web小説の話をしているわけでは無いんですけれども、『段落』は意味の塊だとおっしゃっているのです。意味を伝えるのは、最初の丸が付くまでの一文。

 実は、そこだけ読んでいけば、意味が通じるっていう。

 ちょっと例を書いてみます。


 ✼••┈┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈┈••✼

「もう一回だけお願いします」と言って、涙を浮かべている華子ちゃん。教室の地べたに正座で座ったかと思うと、床におでこをしっかりつけた。足はしっかりと折り畳まれたまま、小さく土下座をしている。体の柔らかさは、さすが新体操部というところだ。


 お願いを受けている太郎君は、華子ちゃんの頭をなで始めた。力強いわけでもなく、逆に優しくなでているわけでもなく。感情というものをどこかに置いてきたようになでている。


 何も言わない太郎君は、私の方を見てくる。この状況をどうするのかと聞いているように目で伝えてくる。私に何の権利があるのかわからない。実際に被害を受けたわけじゃないし。華子が全面的に悪いとは思うけれども。もしも私に答えを委ねられているとしたら答えは一つだ。


「絶対に許さないから」

 ✼••┈┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈┈••✼


 はぁはぁ。長い。笑

 一行が長くなると、私の息継ぎができない。笑


 例なので、何のシーンかは、よくわからないですが。

 ここで言いたかったのは、頭の一文だけを追っていけば、話はつながるというところなのです。

 それを『トピックセンテンス』と呼びます。


 1行目:お願いしますって華子ちゃんが謝っている。

 2行目:太郎君は華子ちゃんを撫でてる。

 3行目:太郎君は私を見てくる。

 4行目:私からの一言。


 ただそれだけなんです。

 それで、大まかに伝えるべき内容は、これで終わりなんです。

 細かい補足が、二つ目以降の丸に書かれているという。

 これを、中村先生は、『トピックセンテンス』と呼んでおります。

 こうやって、小説を書くと、伝わりやすくて良いと言っていました。

 これが、極意です。

 短編賞をとった作品も、実はここで言っているのと同じ書き方をしているんです。

 冒頭だからっていうことも無いと思うのですけれども、一話目の冒頭をお読みくださいませ。

 といいますか、引用します。


 ✼••┈┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈┈••✼

 海沿いの廃校を探検しよう。

 海で泳ぐか森で蝉を捕まえる、そんな夏休みの日課に飽きた親友の湊みなとからの提案だった。小学校最後の夏休みに思い出を作るもの悪くない、航平こうへいは話に乗った。


 鯨浜町は半島の先っぽにある寂れた漁師町だ。本当に小さな町で、町の人はみんな顔見知り、悪さをすればその日の夜には親の耳に入るほど世間は狭い。

 町にたった一つの小学校はかつて海岸沿いに建っていた。何度も大きな津波に襲われて、校舎はボロボロになっては改装を繰り返した。

 五度目の大津波のあと、とうとう白い灯台のある高台に新しい校舎が建設されることになった。

 廃校になった木造校舎は取り壊されることなく、潮風に曝されて朽ちていくばかり。いつしか、夜中に窓に映る人影を見たと怪談話のネタにされるようになった。

 ✼••┈┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈┈••✼


 まさに、これだ!!!!って思いました。

 小説上手くなりたいーって思った時の、一つのゴールかもしれないとさえ思いまして。

 これはすごいぞー!!という。


 海沿いの廃校を探検しよう。

 鯨浜町は半島の先っぽにある寂れた漁師町だ。

 町にたった一つの小学校はかつて海岸沿いに建っていた。

 五度目の大津波のあと、とうとう白い灯台のある高台に新しい校舎が建設されることになった。


 各文のセンテンスだけ抜き出すと、こんなところだと思うのです。

 そして、結局この段落で言いたいのは、

 最初の文にある通りなのです。



『海沿いの廃校を探検しよう。』


 この一言に尽きるのです。

 そして、読んでいくと、この情報を補足するような情報が書かれているのです。


 Who

 ・誰が行くか。⇒親友の湊、航平。1つ目のセンテンス。


 Where

 ・海沿いの街はどんななのか。⇒省略しますが、2つ目。

 ・どんな廃校なのか。。⇒省略しますが、3つ目。


 What

 ・探検とは何をするのか。 ⇒肝試し。4つ目の最後。




 そんなところをセンテンスにして、伝えているのです。

 そんな驚きを共有でした。


 これは、上手い。

 芸術だーーーーって思いました。



 もう少し書き方のコツを深堀するとですね。

 そのトピックとなる段落の冒頭は、気になる導入を書く。

「どうして?」「どうなる?」という。


 受賞作の一文目は、きっと編集者さんに刺さったのでしょう。

『海沿いの廃墟を探検しよう。』


 これは、『未来に対してのわくわく』を演出している最高の一文だと思います。

 未来のわくわくの説明を最初の段落に小さくまとめて。

 まさに、段落を制しているんですね。


 すごい!!


 こんなところの理論を使って、私のカクヨムコンのダメダメ小説の冒頭を見てみましよ。


 ✼••┈┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈┈••✼

 スポーツ万能。 ←改行

 勉強も学年トップ。 ←改行

 性格も、とっても良い。 ←改行

 そして、なんといってもイケメン。 ←改行

 王子様みたいな人だよね、太郎君。 ←改行

 ←改行

 そう言ってきたのは、親友の華子。 ←改行

 ✼••┈┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈┈••✼


 最初にセンテンスをあげたら、それを掘り下げないと『味』が出ないなーと思ったんです。

 小説を味わうための情報が足りないなーって。


 そもそも、ここで表したいことを端的に言うと、

『華子が太郎君に恋している』

 なのです。



 それを表現する方法をしっかり考えていないので、伝えきれていないんです。

 そこを考えないと、私は成長しないのです!

 今の文章は、手抜き短編だろーって言われても、謝るしかないのです。ごめんなさい。

 小説なので、『エピソードで書け」っていうところだよなーっていうのも、わかります。はい。そういうところが私の下手さです。



 トピックセンテンスを意識しつつ、表現として「なんだろう?」って思わせるような比喩も使って、インパクトを与える方が良かったかもです。テーマに沿って改善してみます。



 金色の毛が輝く太郎君。それを見て「ゴールデンレトリバーの王子様みたいだよね」って言い出したのは、私の親友の華子。頭からふわふわとハートが飛び出てるみたいな顔をして。何を見つめながら話しているんだろう。私に言っているんだったら、ちゃんと人の目を見て話せっていうのよ。まったく。


 もし今直すなら、こんな冒頭に変えるかなっていう。

 元の文章とどっちが良いかというと、それは好みの問題かもですが。:( ;´꒳`;)


 私の分析によると、今直した方がぐっと良くなっているはずなんです。

 ちょっと一段落が長すぎる気もしないでもないですが。:( ;´꒳`;)


 必要なのは、太郎君がカッコよくて、華子が太郎君にベタぼれっていう情報なのです。

 あとは、『金髪』っていう見た目はお気に入りなので、入れたくて。

 そこは捨てられない。

(作者は作品の奴隷になり切れていない例です。反面教師にしてください。(*_ _))


 そんな観点で、私の文章が良くなっていると、自分では思うのでした。

 2024年1月時点からの、私の進化でしたー!大丈夫、私は確実に上手くなってるーって。

 勝手に思っておきます。はい。(多分、上手くはなっていないです。うー。どうすればいいんだよー。:( ;´꒳`;))



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 ◇3件目 裏カクヨムコンテスト

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 最後です!

 ここがきっと皆さま読みたかったことでしょう。

 新しいコンテストが発表されました。


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【6/28~8/27募集】「カドカワBOOKSファンタジー長編コンテスト」開催決定!

 https://kakuyomu.jp/info/entry/2024/05/29/115851

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 こちら、読者選考でございます。


 読者選考ありきという時代が来ておりますね。

 そういう時代が来るーって、昔の私も言っていたと思います。多分?


 カクヨムコンだけじゃなくて、カクヨム全体のコンテストがその方向に向かっているようです。

 なので、カクヨムのコンテストで受賞を目指す方は、やっぱりカクヨムで地道に活動することが大事だと、あらためて思いました。

 もうですね、私も意地を張らずに、間を増やしたいと。笑


「仲間から☆をもらおうとするって、それってズルじゃないですかー?」

 って思う気持ちもあるんですけれども。

 みんなで楽しみながら成長していきましょ。

(そうは言っても、私はもらえない。笑)


 それが一点目の主張でした。



 二点目は予想の話になりますが。

 書籍化するにあたっては、最終的に編集長のジャッジがあるとは思うんです、それでも、評価するポイントは、読者に人気があるかっていう点。

 いわば、読者選考の後の二次審査も読者人気を基にして選考していくというニュアンスがあると思いました。

 そうだとしたら、新しいですよね。


 このコンテストについては、あきらめずに参加されると良いって私は思っています。

 カクヨムコンと同じレベルで、参加される方がと思います!


 久しぶりに強く言ってる気がしますが。

 カクヨムから書籍化を目指す方はもちろんですし、Web作家としてお小遣いもらいたいーってくらいの人も。

 このコンテストで良い結果が出たら、読者さんから認知されるのは、いつも以上だと思いますし。

 一次選考に通れたとする場合は、編集者さんに目をつけてもらえると思うのです。


 最終的に書籍化が実現されなくても、『ネクスト作家』になるっていう道が、実はあると思うのです。

 書かれていないので、予想です。


 カドカワさんって、いろんなレーベルが合併しているんですけれども。

 今回のコンテストがどこのレーベルかというと、新文芸の総本山である『カドカワBooks』さんでございます。

 新文芸というものが一番最初に始まったレーベルであり、カクヨムというWeb小説サイトを一番代表するレーベルでございます。

(新文芸って、Webで人気の作品を書籍化しましたっていうものっていう定義なので)


 無理に『異世界』とせず、『現代』と設定しても良いんです。

 ぜったい、ぜった―――い、参加することをオススメです。

 第二のカクヨムコンテスト。

『裏カクヨムコンテスト』と、私は呼びます。


 丁度、カクヨムコンから半年ですし。

 ふふふ。やってやりましょーー!୧(`•ω•´)୨



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 本日はここまでです。

 さっきまで、絶対参加が良いと思ってたんですけども。

 よくよく考えると、プロの方も同じ枠で参加されるんですよね。

 かなり厳しい戦いになるので、参加は見送るのも良いかなと思いました。今やっているドラノベもですけれども、カクヨムのコンテストはプロがゴロゴロいまして。その人たちに『人気』で勝たないといけないわけです。


 それこそ、毎日の地道な活動が実を結ぶと思っています。

 なので、カクヨムでの活動を頑張っていきましょー!!


 新作書いたり!交流したり!


 私も地道に頑張ります!୧(`•ω•´)୨



 それでは、当た明日お会いしましょー!ヾ(*´˘`*)

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