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2023年10月14日 15:37
(以前の書き込みまでチェックしていないので、もしかしたら前にも似たようなコメントを書き込んでいるかもしれません。その場合はごめんなさい) 自分が読み手だった時はあまり気にしていませんでしたが、いざ書く側に回ってみると実感するのが、一人称(主人公イコール語り手)の場合セリフだけでなく地の文まで含めて全て主人公の目を通した主観的な描写になること。つまり、作中に客観描写は一切存在しないことになる。 風景描写も主人公目線だから、例えば「爽やかな青空」という一言にも「主人公はその時青い空を『爽やか』と肯定的に感じられるような心境だった」という意味が含まれてしまう。 そうなると、作中の記述全てが主人公のキャラを掘り下げることに繋がるでしょうし、特に「読者が主人公に強く共感することが大切」みたいなタイプの小説(ラノベとか一般的なweb小説とか? あるいはキャラ文芸と呼ばれるのもこれでしょうか?)で一人称が多用されるのも、当然かもしれませんね。
2023年10月13日 18:56
豆乳はあまり飲まないですね。そんなに好きでもないので。おお。米太郎さんのように一つの文章を読み解くことをしてこなかったので、ためになります。ありがとうございます。そこまで考えて読者さんを喜ばせるの、すごいです。最近になって読者さんを意識するようになった初心者です!(笑)
(以前の書き込みまでチェックしていないので、もしかしたら前にも似たようなコメントを書き込んでいるかもしれません。その場合はごめんなさい)
自分が読み手だった時はあまり気にしていませんでしたが、いざ書く側に回ってみると実感するのが、一人称(主人公イコール語り手)の場合セリフだけでなく地の文まで含めて全て主人公の目を通した主観的な描写になること。つまり、作中に客観描写は一切存在しないことになる。
風景描写も主人公目線だから、例えば「爽やかな青空」という一言にも「主人公はその時青い空を『爽やか』と肯定的に感じられるような心境だった」という意味が含まれてしまう。
そうなると、作中の記述全てが主人公のキャラを掘り下げることに繋がるでしょうし、特に「読者が主人公に強く共感することが大切」みたいなタイプの小説(ラノベとか一般的なweb小説とか? あるいはキャラ文芸と呼ばれるのもこれでしょうか?)で一人称が多用されるのも、当然かもしれませんね。