第11話

「最悪!!」

ぴっぴはそういうと、リカコに電話をかけた。

「ねえきいてよリカコ~~たあくんと喧嘩しちゃった。」

「えー、大丈夫??」

「たあくんがティックトック消してほしいって言ってきてさ」

「うん」

「ティックトックを消すのは全然良いんだけどさ、」

「うんうん」

「こういうラブラブを隠すのは嫌なわけ。」

「わかる~~」

「隠さなきゃいけない彼氏なんて嫌!!」

「わかる」

「もう別れる!!」


「配達でーす。」

「はーい。」とライム。


「なにこれ!?」

配達員さんとライムの話し声がきこえてきた。


電話をしながら

ぴ「どうしたの?」

ラ「クッションが100個届いてるの。」

配「100万円になります。」

ぴ「えー、払いたくない。」

ラ「私たち頼んでないわよ。」

配「そういわれましても。」

ラ「『ぴっぴへ たあくんファンより』ってかいてある。」

ぴ「最悪。嫌がらせじゃん。」


「ねえリカコ~~、クッションいらない?」


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