第2話据え膳食わぬは男の恥

大学1年の時に、めぐみと言う彼女が出来た。

いずみとは遠距離恋愛だったが、彼女が遊んでいる事を耳にして、埼玉で仲の良い女友達を作った。

川口の短大に通うめぐみは、バイト先で僕と知り合い、家が近所だったのでよく家で、映画を観ていた。

めぐみちゃんは、松雪泰子に似ていて今まで男に付き合いを申し込まれても、断っているらしい。

しかも、男はいくらでもいると豪語していた。

キレイな女性だが、何かとマウントを取りたがり、威張っていた。


ある日の晩、めぐみちゃんは僕の右手を胸に運んだ。

Bカップ位だろうか?

羽弦君の事が好きなの。と言われた。しかし、地元には彼女がいる。

だが、悪魔がささやく。ワンナイトラブは浮気ではないと。

僕らは2人でシャワーを浴びて、いざ、始めようとすると、めぐみが、

「わたし、実は初めてなの」

と、ほざく。あれだけ、男自慢していたではないか!

僕はカンケーねぇと、行為に及んだ。

顔にかけてやった。

めぐみは、満足そうに顔にかけれた液体を舐めていた。


それから、数日後。

地元の彼女から電話が。

「あんた、浮気したでしょ?めぐみって女から電話があったよ」

「間違いでしょ?」

「あんたの、左の玉袋にホクロがあること知ってたよ。わたし、浮気したことないのに。いつも、フェラまでしかしてないのに!」

「フェラ?それも浮気じゃねぇか!」

しかし、めぐみとは半年で別れ、遠距離恋愛を強いられたのである。

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