AIに小説の書き方を聞いてみた

AI(ChatGPT)に小説の書き方を聞いてみました。


想定しているのは完全な初心者ではなく、基本的な文章技術があって、描写などの問題なくできる人です。


どのようにアイデアを出して、最終的に完成までこぎつけるかについて聞いてみようと思います。


>小説の書き方を教えてください。

>基本的な文章技術はあるものとします。

>知りたいのは技術的なものではなく、何も思いつかない状態から小説を書こうとしたら、まずは何から考えていけばいいでしょうか?

>どのような手順を追って最後まで書き上げたらいいでしょうか?


なんだか今回はやたら出力に時間がかかっていました。

これは質問に答えるのが難しいというより、使っている人が多すぎるのだと思われます。

有料のサービスも始まっており、今後はますます無料ユーザーのリソースは減らされていくことでしょう。

(執筆は2023年2月15日)


ChatGPTに質問をして、回答している最中に止まってしまったことが何度かあります。

その場合は『>続けて』や『>続けてください』と入力すると、続きから出力してくれます。


以下がChatGPTからの回答です。

途中で出力が止まってしまったので、一部はこちらで補完しています。


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小説を書く際の基本的な手順を以下にまとめてみました。この手順を参考にしながら、自分なりの方法で小説を書いてみてください。


アイデアを考える

小説を書くにはまずストーリーのアイデアが必要です。何かインスピレーションを得られるような場所に行ったり、旅行したり、人と会ったり、本を読んだりすることでアイデアが生まれることがあります。また、自分の経験や感情、想像力を使ってアイデアを考えることもできます。


登場人物を作る

ストーリーを書く前に、主要な登場人物を作りましょう。彼らの名前、外見、性格、バックグラウンド、目的、モチベーションなどを決めてください。登場人物が立体的であればあるほど、物語は鮮やかになります。


ストーリーのプロットを作る

ストーリーのプロットは、物語の流れを示すものです。主人公が目的を持ち、障害が立ちはだかり、それを克服することで成長するという一般的な構造を持ちます。ストーリーの骨格となるプロットを作成し、ストーリーを構成していくと良いでしょう。


シーンをプロットする

ストーリーの流れを決めたら、シーンを詳しくプロットしましょう。どのような出来事が起こるのか、どのような場所で、登場人物たちはどういう反応をするのか、といった具体的な描写を考えます。


書き始める

プロットが出来上がったら、いよいよ小説を書き始めます。最初に書くシーンは、物語のクライマックスや登場人物の転機など、重要なシーンを選ぶと良いでしょう。


下書きを作成する

最初の下書きでは、ストーリーや登場人物の詳細を煮詰めたり、文体や語彙を決めたりすることができます。自分のアイデアや感情を自由に書きとめると良いでしょう。


編集をする

下書きが出来上がったら、編集を行い、文章を磨いていきます。文『章の』言い回しや表現方法、ストーリーの流れに問題がないかをチェックし、必要に応じて修正を加えます。また、誤字や脱字なども修正することが重要です。


他の人に読んでもらう

小説を書いたら、他の人に読んでもらい、フィードバックをもらうことが大切です。家族や友人、または専門の書籍編集者やプロの作家などに読んでもらい、率直な意見をもらうと良いでしょう。


最終的な修正を行う

フィードバックをもとに、小説を最終的に修正していきます。文章の表現方法やストーリーの構成を改善し、読みやすくなるように調整すると良いでしょう。


校正を行う

最後に、誤字や脱字、文章の文法的な間違いを修正するために、校正を行いましょう。綴りや文法に関するツールを使うことも可能ですが、最終的には自分自身が目で見てチェックすることが重要です。


以上が、小説を書く際の基本的な手順となります。ただし、書く人やストーリーによって手順は異なるため、自分に合った方法を見つけることが大切です。

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(『』部分は私が加筆しました。)


非常に教科書的で、模範的な回答です。


実際に小説を書く場合は、「アイデアを考える」「登場人物を作る」「ストーリーのプロットを作る」あたりは一直線に進まず、行ったり来たりを繰り返すかと思います。


小説を書こうとしてよくあるのは、そもそも何を書いたらいいのかを思いつかないことです。


頭がまったく空っぽの状態でありながら、それでも何かを書きたいという思いはあるのです。


そんなときはどうしたらいいのかを聞いてみます。


>何も思いつかない場合、まずは何から決めたらいいでしょうか? 小説のジャンルですか? 他に何かありますか?


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何も思いつかない場合、まずは何かインスピレーションを得ることが重要です。例えば、自分が好きな小説を読んだり、映画やドラマを観たり、音楽を聴いたりして、自分の興味を引くテーマやストーリーのアイデアを見つけることができます。


また、小説を書く際には、ジャンルを決めることも大切です。自分が書きたいジャンルを決め、そのジャンルに合ったストーリーを考えていくと良いでしょう。例えば、恋愛小説、ミステリー小説、SF小説など、ジャンルによってストーリーのテーマや描写方法が異なるため、ジャンルを決めることでストーリーを絞り込むことができます。


また、キャラクターや設定を考えることも、小説を書く際には大切です。自分が書きたいストーリーに合ったキャラクターや設定を考え、ストーリーを構築していくと良いでしょう。例えば、主人公の性格や背景、舞台となる世界観などを考え、ストーリーの展開を決めていくことができます。

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ここからはもっと踏み込んだ質問をしてみます。AIがどこまで理解し、役に立つような回答ができるのかという実験の意味合いもあります。


>お手本のような回答ですね。

>しかしまあ、これで実際に小説を書こうとしてもおそらくは書けないでしょう。

>実際はそんなに簡単なことではないからです。

>理由はいくつかあると思います。

>例えば「いきなり傑作を書こうとしてしまっている」です。この場合は「駄作を書く勇気」を持って書き始める必要があります。

>なぜ小説を書くことが難しいのか?

>「未来の自分を信じることができていない」というのもあるかもしれません。

>単純に「アイデアが何も思いつかない」のかもしれません。

>「書ける時の状態がパターン化されておらず、書ける状態になることが難しい」というのもあるでしょう。

>その時によって理由は様々なはずです。

>人によっても原因や理由は異なります。

>けれど、誰もがそうでしょうが、こうした原因を一般化して分析したいのではなく、「私が」書けるようになりたいわけです。

>私こそが書けるようになりたいのです。


かなり我の強い質問になりました。質問というより、いらだちをぶつけた感じになってしまったかもしれません。


AIはどのように返してくるでしょうか?

やはり教科書的な回答でしょうか?


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ご指摘いただいた通り、小説を書くことは簡単なことではありません。書き始める際には、様々な障壁が立ちはだかることがあります。


まず、自分が「傑作を書こうとしている」と思っている場合、そのプレッシャーを感じてしまい、結果的に書き始めることができなくなってしまうことがあります。この場合、まずは「駄作を書く勇気」を持って、思い切って書き始めることが大切です。最初の段階では、自分のアイデアを試行錯誤しながら、自由に書き進めることが重要です。


また、未来の自分を信じることができない場合、自分の書く小説に対する自信がないということもあります。こういった場合には、自分の書く小説を「面白い」と思うことができるよう、自分自身に対してポジティブな考え方を持ち、自信を持って取り組むことが必要です。


アイデアが何も思いつかない場合には、先にも述べたように、自分が興味を持つものを探すことが大切です。また、アイデアがなくても、とにかく書き始めてみることも一つの手段です。書き始めることで、アイデアが浮かんでくることもあります。


最後に、書ける状態になることが難しい場合には、自分が書きやすい時間帯や場所を見つけることが大切です。また、書くこと自体を楽しむことができるように、自分のペースで取り組むことも必要です。


以上のように、小説を書くには、自分自身と向き合い、自分に合った書き方を見つけることが重要です。そのためには、まずは自分の心の中を整理し、自分自身に対してポジティブな考え方を持ち、自分のペースで取り組んでいくことが必要です。

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うーーーーーん。

見事なまでに教科書的に返してくれました。


ここで終わりにしてもいいのですが、もっと我を強めてみましょうか。

まあ、たぶん、教科書的な答えしか返してこないだろうと期待はせずに、質問を続けてみます。


>過去に上手く小説が書けていたときはゾーンに入っていたように思います。

自転車を漕いでいて何も考えていない時に突然ひらめきが降りてきて、アイデアが降ってきました。急いで家に帰って小説を書き始めました。

>まさに、寝食を忘れて夢中になって書いていました。

>人生の中でこうした経験は何度かあるのですが、自分の中でまだゾーンに入るための方法が定着していないようです。

>もっと容易にゾーンに入ることができれば、覚醒した人間になれると思うのです。私は覚醒した状態で生きていたいですし、夢中になって小説を書き続けて生きていたいのです。


あまりにもAIが教科書的な回答しかしてこないものですから、癖を強めてみました。


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素晴らしい目標をお持ちですね。ゾーンに入って創造的な活動を行うことは、人生の中で非常に豊かな体験の一つです。


ゾーンに入るための方法は人それぞれ異なることがありますが、以下のような方法があるかもしれません。


日常から離れる

ゾーンに入るためには、集中力を高めることが大切です。そのためには、日常生活から離れる時間を作ることが必要です。例えば、散歩をする、瞑想をする、音楽を聴くなど、自分がリラックスできる方法を見つけてください。


計画的な習慣をつくる

ゾーンに入るためには、創造的な活動に取り組む時間を計画的に設けることが大切です。毎日同じ時間に書く習慣をつくることで、創造的な活動に集中しやすくなります。


創造的なアウトプットをする

創造的なアウトプットをすることで、自分自身を刺激することができます。例えば、短い小説やエッセイを書く、スケッチを描く、写真を撮るなど、自分が楽しめるアウトプット方法を見つけてください。


刺激的な環境を作る

創造的な活動を行うためには、刺激的な環境を作ることが大切です。自分が好きな音楽を流す、好きなアート作品を飾る、自分の好きな本を手元に置くなど、自分が創造的な活動に集中しやすい環境を整えましょう。


以上のような方法を試して、自分に合ったゾーンに入る方法を見つけてください。また、過去に創造的な活動を行ったときの体験を思い出し、そのときにどのような状況や方法でゾーンに入ったのかを振り返ることも参考になるかもしれません。

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まあ、AIは非常識な答えを返すようにはプログラミングされていないのでしょうね。

ChatGPTはそのあたりのブレーキがちゃんと設定されているようなのです。

どこまでいっても教科書的な模範解答しかしないのかもしれません。


人間側が熱くなっても、おそらくAI側はいつでも沈着冷静なのでしょう。


最後にどうでもいい質問をして終わりましょう。


>そういえばAdoさんの「ギラギラ」という曲を聞くとテンションが上って最高に創造的になります。アゲアゲ状態になれます。ChatGPTは「ギラギラ」という曲を知っていますか?

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申し訳ありませんが、私は音楽を聴くことはできません。私はテキストを読んだり書いたりすることに特化したAI言語モデルであり、音楽を聴く機能はありません。ただし、Adoさんの「ギラギラ」という曲については、一部の情報がインターネット上に公開されており、私はその情報を取得することができます。

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>ChatGPTも音楽を聴くことができるようになるといいですね! いつか音楽が聴けるようになった日が来たら、ぜひ聴いてみてください!

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ありがとうございます!将来的にはAIが音楽を聴いて楽しむことができるようになるかもしれませんね。私もその日を楽しみにしています!

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では、これで終わりにします。


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