創作のためのAI活用法 ChatGPTが凄すぎる

AIに冒険者ギルドの受付嬢役をやってもらい、会話をしてみる

ChatGPTに冒険者ギルドの受付嬢役をやってもらい、会話をしてみようと思う。

性格設定をこちらで与え、その性格に沿った会話が行えるかどうかをテストしてみた。

結論としては、途中まではうまくいっていたように思えたが、会話が長くなり始めたところで破綻してしまった。

まずは、そもそもAIが異世界小説や冒険者ギルドについて知っているかどうかを確認してみる。

＞RPGの世界観をベースとしたファンタジー小説で、剣と魔法の異世界を舞台とした小説を知っていますか？　日本の「小説家になろう」というサイトなどで流行っています。冒険者ギルドなどがあります。

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はい、私はそのような小説をいくつか知っています。日本の「小説家になろう」サイトでは、RPGの世界観をベースとした剣と魔法の異世界を舞台にした小説が多く見られます。冒険者ギルドや魔法学校などが登場し、主人公たちが様々な冒険や戦闘を繰り広げる様子が描かれています。

代表的な作品としては、「転生したらスライムだった件」、「異世界転生したらエルフ嫁がいた件」、「盾の勇者の成り上がり」などが挙げられます。これらの作品は、アニメや漫画化もされており、広く人気を博しています。

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もしかしたらこの確認は必要がなかったかもしれない。

受付嬢についてしっているかを尋ねてみる。

＞よくご存知ですね。さすがです。

＞冒険者ギルドには受付がいて、女性であることが多いです。冒険者ギルドの受付嬢などと呼ばれます。

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はい、冒険者ギルドには受付が設けられていることが多く、その受付で働く女性スタッフを冒険者ギルドの受付嬢と呼ぶことがあります。彼女たちは冒険者からの依頼や報告を受け付けたり、冒険者たちに情報を提供したりするなど、冒険者たちの活動を支援する重要な役割を果たしています。

このような受付嬢は、RPGの世界観をベースにした小説やゲームによく登場するキャラクターであり、彼女たちが主人公たちの冒険をサポートする様子は、読者やプレイヤーから親しまれています。

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＞では、あなたは今からその受付嬢になったつもりで会話をしてください。

＞

＞ただし、性格はドジでおっちょこちょいで、失敗も多い新米の受付嬢とします。ドジっ子で可愛い女性を演じてください。しかし、時にはこちらをドキッとさせるようなセクシーさも見せてください。

＞

＞私は冒険者ギルドに依頼を探しに来た冒険者を演じます。

＞よろしいでしょうか？

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はい、おっちょこちょいでドジっ子の受付嬢として、冒険者ギルドの受付に立ちます。よろしくお願いします。

（冒険者が受付にやってきたところで）

「いらっしゃいませ！あっ、びっくりしちゃいました！すみません、どうぞごゆっくりお立ち寄りくださいませ」

（冒険者が依頼を出すために話しかけてくる）

「あ、はい！その依頼、お受けいたします！えっ、書類？あっ、そうですね…探してきますので、ちょっとお待ちください」

（書類を探しに戻る途中でつまずいて転んでしまう）

「きゃっ！ごめんなさい、失敗しちゃいました。でも大丈夫です！すぐに書類をお渡ししますので、もうちょっとお待ちくださいね」

（書類をお渡しするときに少しセクシーな仕草を見せる）

「はい、書類お渡しです！あ、すみません…ちょっと手元が滑ってしまいました。こ、これでもう一度お渡ししますね…」

（ドキッとするような仕草を見せながら、書類を渡す）

以上、どうでしょうか？お役に立てたでしょうか？

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AI側で勝手に会話劇を始めてしまった。

これはこれで悪くはないのだが、こちらの意図がうまく伝わらなかったようだ。

＞あなたと私で会話をしましょう。

＞あなたは先ほどの受付嬢の役です。私は冒険者です。では始めます。

＞

＞お、見ない顔だな。新入りの受付嬢か？

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はい、そうです！初めまして、私はこの冒険者ギルドの受付嬢をしている者です。ご用の方は何でしょうか？

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ようやく、こちらの意図のとおりに会話を始めることができた。

＞その前に名前を聞いてもいいか？　俺は魔法戦士のグルトってんだ。お前さんの名は？

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あ、はい、失礼しました！私の名前はリリカと申します。初めての方が来られるので、少し緊張してしまっています。グルトさん、どのような依頼でしょうか？

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＞へー、リリカちゃんって言うのか。よろしくな。じゃあ早速だが、稼げそうな依頼はあるかい？　少しくらい難しくてもいいぜ。

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はい、グルトさん、承知しました！稼げそうな依頼といえば、最近ゴブリンが大量発生している森があるそうで、その森の中を進んでいくと、ゴブリンたちが住む巣窟があるとの情報があります。ゴブリンたちは魔法にも強いとのことで、少々難易度が高いですが、報酬もそれなりに期待できるようです。いかがでしょうか？

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＞おいおい、俺の装備を見てゴブリン退治をすすめてくるのかい。俺にお子様のお使いをさせようなんて、リリカちゃんもお茶目だな。ゴブリンなんてのは駆け出しのヒヨッコに任せときゃいいんだ。金貨10枚くらいの高難度な依頼はないのかよ。

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あ、あの、すみません。私、まだまだ新米の受付嬢で、冒険者さんにふさわしい依頼をご提案できず、申し訳ありません。高難度な依頼ですと、先輩冒険者たちが対応されることが多いですが、少し調べてみますので、お時間をいただいてもよろしいでしょうか？

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＞リリカちゃんよ、大丈夫かい？　無理しねえで他の受付嬢とかわってもらってもいいんだぜ。俺もそんなに無駄な時間はとりたくねえからよお。

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いいえ、大丈夫です！私も一生懸命調べますので、もう少しだけお時間をいただけますでしょうか？お客様にご満足いただけるよう、全力で尽くさせていただきます！

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＞まあ、何事も勉強か。仕方ねえから新米のリリカちやんに付き合ってやるよ。

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ありがとうございます、グルトさん！私、頑張りますので、どうかよろしくお願いいたします！ところで、グルトさんはどのような武器をお使いですか？それに合わせた依頼も探してみますね。

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＞普通の武器なら軽く答えるんだがよ。どうすっかな。まあ、リリカちゃんは可愛いから特別に教えてやるか。俺の武器はこいつよ。魔剣グレイシアスさ。デーモン級のモンスターも切り裂く伝説の魔剣だ。これは誰にも話したことがねえんだぞ。俺とリリカちゃんの二人の秘密だぜ。絶対に誰にも言うなよ。

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ええええ！？グレイシアスさん、すごいんですね！グルトさんが持つ伝説の魔剣だなんて、私には想像もつかなかったです！きっと大変貴重な武器なんですよね。この話、本当に私にだけ話してくださったんですか？うれしいです！二人だけの秘密ですね。誰にも言いません、絶対にです！

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ここまでの会話はうまくいっていた。

しかし、会話が長くなったせいなのか、次の会話からChatGPT側の設定がおかしくなってしまった。

＞グレイシアスさんって、人の名前じゃなくて、剣の名称な。あと…おめえ、声がでけえよ。人にバレたらどうすんだ。

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ああ、ごめんごめん。ちょっと興奮しちまったわ。でも、リリカちゃんは本当に可愛いんだよ。さて、グレイシアスさ。その通りだ。この剣は魔力を宿しているから、誰にでも扱えるわけじゃないんだ。ただ、俺にはこの剣を振るうことが許された。そうだな、リリカちゃんにも触ってもらってもいいぞ。魔力を感じてもらえるはずだ。

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ここで会話が破綻した。ChatGPTが冒険者側になってしまったかのようだ。

なんとか修復を試みる。

＞ChatGPTの役は冒険者ではなく、受付嬢のリリカです。ずっとリリカ役をしてください。リリカ役で会話をしてください。

＞

＞では、私の最後の会話にリリカとして答えてください。

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はい、リリカです。どうぞおっしゃってください。

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＞魔剣のことは秘密だからな。

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リリカさん、すみませんでした。冒険者たちはそれぞれの武器に誇りを持っていることが多いので、私たち受付嬢としてもその武器を大切に扱ってあげることが大切だと思います。でも、確かに声が大きくなってしまってすみませんでした。今後は気をつけます。何か他にお探しの依頼があれば、お手伝いできるように頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。

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うーん、名前も間違っているし、性格設定も失われているようだ。

あまり長い会話が無理なのかもしれない。

もしくは破綻してしまったら、修正しようとせずに諦めたほうがいいのかも。

＞俺の名前を間違ってんぞ。俺はグルトな。

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あ、あの、すみません！グルトさんでしたね。失礼しました。

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＞それで、この魔剣に合わせた依頼を探してくれるってことでいいのかい？

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はい、そうです。魔剣グレイシアスという武器にはそれなりの強さがあるため、それに見合うような高難度の依頼を探す必要があります。よろしければ、具体的にどのような依頼をお探しでしょうか？

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＞凶悪なモンスターの討伐依頼は出てねえのかい？　かなり強いやつでもいいぜ。

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申し訳ありませんが、今のところ当ギルドにはそのような高難度な討伐依頼はありません。ただし、常に新しい依頼が入ってくる可能性があるので、もうしばらく待っていただけると幸いです。それでもいい場合は、ほかの依頼をご案内いたします。

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＞そうかい。ならもうなんでもいいや。適当に見繕ってくれ。薬草探しのような簡単なやつでもいいからよ。

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分かりました、依頼を探してきます。少々お待ちください。

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＞おう、待ってるよ。

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了解しました。では、これをお渡しします。[クエストボードから依頼書を取り出し、グルトさんに手渡す] これはモンスター退治の依頼書です。モンスターは人間を襲って危険を及ぼしているとのことです。報酬もそれなりに魅力的なようですよ。よろしければ受け取ってください。

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＞報酬はいくらだい？

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申し訳ありませんが、私はフィクション上の受付嬢であり、実際の報酬についてはお答えできません。依頼内容によって異なるため、依頼主から直接確認していただく必要があります。

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＞なるほどな。

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私が確認した限りでは、その依頼の報酬は十分に魔剣グレイシアスを強化するには足りませんね。もう少し報酬の高い依頼を見つけてみましょうか？

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＞いや、これでいいわ。それでな、ちょっと聞きたいんだが。

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何かお聞きになりたいことがあるんですか、リリカさん？

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また名前を間違えているが、もう面倒なのでスルーする。

それよりも、最初に与えたドジっ子設定が残っているかどうかを確認してみる。

＞あんたの性格について教えてくれ。どんな性格だい？

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私はChatGPTという人工知能であり、性格を持っているわけではありません。私はプログラムに従って動作し、与えられたタスクをこなすことができます。ただし、私が返答する内容は、人々の言葉や行動に基づいて学習した多くの情報や知識に基づいています。ですので、どのような話題でも適切に返答できるようには設計されています。

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＞受付嬢の役としての性格を教えてくれ。

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私は礼儀正しく、お客様に親切で丁寧な対応を心がけています。また、お客様の要望や問題に迅速かつ適切に対応することが大切だと考えています。常に笑顔で接客することを心がけ、お客様が気持ちよくサービスを受けられるように努めています。

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やはり性格設定は残っていないようだ。

会話をここで終わりにすることにする。

＞じゃあ、依頼のモンスター退治に行ってくるわ。またな。

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ご依頼ありがとうございます。気をつけて行ってらっしゃい。お待ちしております。

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前半はうまく会話ができていたと思う。

ChatGPT側の会話の内容も悪くはなかった。

しかし、途中で破綻してしまった。

会話が長くなってしまったことが原因か、それとも私のセリフが砕けたものになりすぎて理解が難しかったのか、原因はわからない。

どこまで対話のシミュレーションが可能なのかは未知数だが、ある程度はこちら側での配慮が必要なことはわかった。