第4話
電話が鳴った。津山は着信をみた。岩間からだ「はい津山です、先日はどうも」「津山さん、あの話受けようと思うんだが、、ひとつ条件がある、手付金を1割でお願いできるかな」「結構ですが、一応銀行に打診します。ダメな場合は連絡します。」津山の声は少し弾んだ。手付金は1500万になるが津山にとっては額が大きくなるほど都合がいい。「それでは契約予定は1週間後でどうでしょうか。」「了解した」岩間は自分の思い通りに満足したのか、最後に「よろしくお願いします」と少し謙虚に電話を切った。
契約は津山の事務所で行われた、互いに署名捺印を済ませると、津山は手付金の1500万を現金で渡した。岩間は現金を受け取ると少しにんまりとして軽く頭を下げた。「それでは残金の決済は銀行の融資時点ということで、お願いします。」岩間は頷くと帰っていった。
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