第2話
話は、
移動中の車の中にて…
「お願いです…もうこらえてください…」
「もうこらえてくれだと…そない言うて逃げようなんてそうはいかんぞ!!」
「私には、大事な家族がいるのですよ…守らなければならないものがあるのですよ…」
「コラ!!」
「ヒィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ~」
「オドレ!!よくも
「私は知らない…」
「ウソつくな!!」
「ヒィィィィィィィィィィィィィィィィィィ~」
「聞いたところによると、
「私は知らない…私は知らない…」
「オドレクソジジイ!!」
「こらえてください…私にどんな落ち度があると言うのですか〜」
「
「違う…私は違う…
「
「38年前のことなんか忘れた!!」
「おいコラジジイ!!オドレええドキョーしとるな!!」
話は、今から38年前の1985年頃であった。
事件は、岡山空港のロビーで発生した。
20代の夫婦が1歳半の自分の娘を置き去りにして海外旅行へ行った…
当時1歳半の娘は、
この時、
…と言うのはタテマエで、ホンネは
話は、
当時、会社員だった
この時、
その後、
保護された
そして、子どものいない夫婦の家に養女になった。
しかし、ほどなくして
困った
しかし、
そこで
その後、
それから数ヶ月後…
それどころか、
その結果、
他にも、
そう思った
だから、
…と言うことがまだ分からないのか…
話は変わって…
またところ変わって、
事務所には、
3人の前には、
「組長。」
「おう竹宮。」
「カモ連れて来やした。」
「おうご苦労だった…
「オラ!!座れ!!」
「なにするのですか…」
「決まってるじゃないか…組長のマージャンの相手をするんや…」
「こ、こ、こ、こらえて…ヒィィィィィィィィィィィィ~」
「コラジジイ!!38年前にケーサツざたにならずにすんだのはだれのおかげだとおもとんぞ!!」
「ヒィィィィィィィィィィィィィィィ~」
「コラジジイ!!
「わかった…マージャンの相手する…それでいいだろ…」
「わかった…ほんなら命は助けたる…」
その後、
事務所には、深夜2時頃まで滞在した。
ところ変わって、
うす暗い部屋に敷かれているフトンの上に座り込んだ
しかし、
時は、朝7時頃であった。
ところ変わって、ダイニングキッチンにて…
テーブルには、
この時、家に電話がかかっていた。
電話は、
電話の応対は、しのぶがしていた。
「もしもし、
(ガチャーン!!)
ブチ切れたしのぶは、ガチャーンと電話を切ったあと両手で髪の毛を激しくかきむしった。
この時、スーツ姿の
「かあさん、朝からガーガーガーガーおらんだら(怒鳴り声をあげたら)しんどいよ~」
しのぶは、ものすごくつらい声で
「ごめんね…
しのぶは、ものすごくつらい表情でいすに座った。
この時、
「それよりも、あの
しのぶは、ものすごくつらい声で
「分かってるわよ…かあさんだって、
「
「そうだけど…あと6ヶ月で33歳になるけど…」
「ほんなら
「
「…と言うか、きのう(広島の地協にいる)知人に電話して、
しのぶは、おどろいた声で言うた。
「
「はぐいたらしいんだよ!!
「それは分かるけど…」
「まだ文句があるのか!!」
(ガーン!!)
思い切りブチ切れた
それから1分後であった。
しのぶは、ものすごくあつかましい声で
「
「なんだよぅ〜」
「お前はいつになったら笠岡の
「またその話しかよ…」
「おかーさんは
「ぼくが大学で研究に取り組むことがそんなにいかんのか!?」
「いかんからいよんよ!!」
「かあさんはなにが気に入らないんだよ!!」
「おかーさんは、
「はぐいたらしいんだよ!!
「
「ふざけるな!!そんなツゴーがよすぎる会社なんかあるものか!!やさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしいやさしい…方ばかりを選んだから
(ガーン!!)
思い切りブチ切れた
しのぶは、ひどくおたついた表情であたりを見渡した。
またところ変わって、
チャラい格好をしている
その時であった。
ヤキソバヘアーの
思い切りブチ切れた
「オドレ
(ドカッ!!)
倒れた
「オドレ
「ふざけるな!!オレの
「なんやオドレ!!やるんか!!」
「ああ、やったら!!きのう
「オドレ!!よくもいらんことしたな!!」
ブチ切れた
「そないに死にたいのか!!オラオドレ!!そないに死んだ
ドスでイカクされた
(ドカドカドカドカ…)
この時、
「ふざけんなよクソがキャ!!よくもオレの
「すみません…」
またところ変わって、東村町にある大学の研究室にて…
しかし、
研究チームのメンバーから外された
この時、
研究に取り組みたいのに、入れてくれない…
オレ…
来たところを間違えたかもしれない…
そう思った
時は、午前11時50分頃であった。
またところ変わって、岡山市にある大手都市銀行の支店にて…
この時、上の人が
上の人は、やさしい声で
「
「なんでしょうか?」
「ちょっと話があるけどいいかなぁ〜」
「話しって、なんでしょうか?」
「弟さんの
「はい。」
「どんな研究に取り組んでいるのかな〜…研究はいつ頃に完成するのかな〜」
上の人が
「課長、
上の人は、
「ああ、ごめんね…
「
「ええ…たしか、
「それは途中でやめたみたいです…それ以降のことは聞いていません。」
「そうだったね…だったらちょうどいいはなしがあるんだよ…
「紹介しようと思う人って?」
「
「それは本当でしょうか?」
「本当に本当だよ…この間、私は先方さまにお会いしたよ…いつだったか忘れたけど…ああ、
「ぜひお会いしたいって…」
「そう言うことで、7月22日は予定を空けておくように
上の人は、
時は、午後1時半頃であった。
またところ変わって、福山市今津町にある高級住宅街にて…
「お願い…お願いだから帰って!!」
「オレ、このままでは帰ることはできん…答えろよ…
「だから、アタシは
「そうかよ…わかった…」
「オレは…今でもオドレをうらんでいる…オドレのせいでオレの人生はズタズタに壊れた!!」
「やめて…恐ろしいことを言わないでよ…」
「ふざけるな!!そのようになったのはあの事件のせいだ…オレが小4の時だった…ガッコーでお医者さんごっこの問題が発生したことが原因でオレの人生がズタズタに壊れた!!…オレと同学年の男子がひとりの女の子とお医者さんごっこをしていた…その時オレは、別の場所にいたから身に覚えがなかった…その時、
「イヤ!!許して…許して…あの時…アタシ…パニックを起こして…落ち着いてものが言えなかった…イヤ!!やめて!!イヤ!!離して!!」
ブチ切れた
「ふざけるなよ!!
「イヤ!!イヤ!!やめて!!」
(ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!)
ブチ切れた
ブラウスの中から、Mカップの
「やめて!!イヤ!!」
つづいて、
スカートの中から、白のレギュラーショーツを包んでいるベージュのストッキングがあらわになった
「やめて!!やめて!!」
「ふざけるな!!オレの人生をズタズタに壊したことをわびろ!!わびろわびろわびろわびろわびろわびろわびろわびろわびろわびろわびろわびろわびろわびろわびろわびろわびろわびろわびろわびろわびろわびろ!!」
(ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ…)
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
「ふざけるな!!ふざけるな!!」
「やめて!!やめて!!」
その後、
「やめて!!イヤ!!イヤ!!」
(バシッ!!バシッ!!バシッ!!)
「痛い!!痛い!!痛い!!」
(ブチッ)
ちぎれたブラジャーの中からMカップの
つづいて、ショーツも脱がされた。
「やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて…イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
それから180分後であった。
その時であった。
小林は、
「コラクソガキ!!またんかい!!」
「なにするんだよ~」
「よくも
「知らねーよ!!」
(ガツーン!!)
小林は、グーで
「ヤローテメー!!」
「やめてくれ!!」
「ふざけるな!!」
それからまた180分後であった。
小林は、怒った声で
「おいクソガキ!!こんど
(ドカッ!!)
小林は、よりし烈な力をこめて右足で
その後、小林は複数人の男たちと一緒に現場から立ち去ろうとした。
この時、
そして…
「アニキ!!」
「テメー!!クソガキ!!」
「やるんか!!」
その後、
同時に、
それから100分後であった。
事件現場に広島県警のパトカー20台が到着した。
パトカーから降りた捜査員たちは、ものすごくしかめた表情で現場検証に取り組んでいた。
高級住宅街は、よりキンパクした空気に包まれた。
話は、同じ日の夕方5時半過ぎのことであった。
(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)
この日は、少し早い便の列車で帰宅した。
時は、夜7時過ぎであった。
またところ変わって、福山市松永町にある家のダイニングにて…
ダイニングのテーブルにしのぶと
ダイニングキッチンにいる
「7月22日は、
「7月22日はツゴーが悪いのよ…」
「ツゴーが悪いだと!!」
しのぶは、ものすごくつらい声で
「
「なんや!!」
「その日は、おかーさんのツゴー悪いのよ…」
「ツゴーが悪いからどうせえと言うんぞ!!」
「ツゴーが悪いから変更してといよんよ…」
「はぐいたらしいんだよ!!ツゴーが悪いツゴーが悪いツゴーが悪いツゴーが悪いツゴーが悪い…と言うて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて…逃げ回る気か!!」
「逃げてなんかいないわよ…」
「ほんなら、研究研究とほざいてる
「分かってるわよ~」
「なんやその言いぐさは!!」
ブチ切れた
温め直したみそ汁が入っている大きな両手鍋を持っている
「
「だまれ!!」
ブチ切れた
それから3分後であった。
しのぶは、ものすごくあつかましい声で
「
「なんだよぅ〜」
「
「またその話かよ〜」
「
「なんだよぅ〜」
「
「研究に取り組むために…」
「ウソ言われん!!研究研究研究研究研究研究研究研究研究研究研究研究研究研究研究研究研究研究研究研究研究研究研究研究…その言葉は聞きあきたわよ!!」
「はぐいたらしいんだよ!!大学で研究に取り組むことがそんなにいかんのか!!」
「いかんからいよんよ!!
「またドーキューセードーキューセードーキューセードーキューセードーキューセードーキューセードーキューセードーキューセーといよる!!ぼくがドーキューセーと違うことしたらいかんのか!!」
「いかんからいよんよ!!おとなりの家の息子さんは5人目の赤ちゃんが生まれたのよ!!…下松さんちの息子さんは次長に昇進したのよ!!」
「やかましい!!なんでそんな話をするんぞ!!」
「ドーキューセーと同じことをしなさいといよんよ!!」
「はぐいたらしいんだよ!!」
(ガラガラガラガラガラガラガシャーン!!)
ブチ切れた
(バシッ!!バシッ!!バシッ!!)
その後、
時は、深夜11時50分頃であった。
またところ変わって、家の浴室にて…
ぬるま湯につかっている
なんでうちは…
なんでうちは…
40前に結婚したのか…
本当は…
結婚なんかしたくなかった…
サイアクだわ…
お見合いは、
お見合いの席には、
お見合いは、
この時、
そのため、家族でもう一度話し合いをすることになった。
その結果、
そして、6月の
しかし、市役所に婚姻届を出していなかった。
しかし、
…と言う事で、法的な夫婦関係は成立していなかった。
そうしたことが原因で、夫婦関係が極力悪化したようだ。
湯船につかっている
7月20日の午後1時頃であった。
またところ変わって、
ブチ切れた
その後、研究室のとなりにある事務室に勝手に入った。
その後、準備室に保管されていた高価な備品を全部持ち出した。
この時、通りかかった男性研究員が
「ちょっと、大学の備品を勝手に持ち出さないでくださたい!!」
「はぐいたらしいんだよ!!コラクソバカ!!」
(ドカッ!!)
その後、右足でしつようにけとばしたあと男性研究員が持っていた財布の中から現金200万円とクレカ3種類を強奪した。
時は、深夜11時前であった。
またところ変わって、松永町にある家にて…
家のダイニングキッチンのテーブルに
テーブルの上には、片方が空欄になっている婚姻届が置かれていた。
この時、ものすごくつかれた表情を浮かべていた
「あなた!!今の今ごろまでどこへ行ってたのよ!!」
「オレがどこへ行こうとオドレにはカンケーない!!」
「あなた!!きょうの夕方頃に大学から電話がかかってきたわよ!!」
「研究員たちが仲間はずれにしたから
「あなた!!」
「はぐいたらしいんだよ!!なにもかもがもうイヤになった!!だから研究なんかやめた!!」
「あなた!!」
「ふざけるな!!なんやこれは…なんやこれは!!」
(ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!)
ブチ切れた
「なにするのよ!!」
「ふざけるな!!オドレのせいだ!!オドレのせいでオレの人生がズタズタに壊れた!!」
「やめて!!イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
なんでうちが悪いのよ…
うちにどんな落ち度があるのよ…
サイアク…
その翌日の朝であった。
これにより、
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