第三章【邂逅】2
あの電話の日以来、慧からのメールも電話も無かった。私は、それに安堵していた。今度、慧の声を聞いたら自分が何を言ってしまうか分からなかったからだ。
「有来。おはよう」
振り向くと、沙矢が立っていた。
「おはよう」
「今日は快晴だね」
沙矢の言う通り、今日は珍しく秋晴れの美しい日だった。
私達は二人で並び、信号が青に変わるのを待つ。私と沙矢は同じ中学校に進み、今でも友人関係は続いていた。どちらかというと交友関係が狭い私にとって、沙矢の存在はとても大きなものだった。
「もうすぐ期末試験だよね。有来は頭が良いから羨ましいよ」
「苦手な科目はあるよ。暗記物は得意じゃないし。特に地理」
沙矢とは、中学一年生の時も二年生の今も、同じクラスにはなれなかった。中学生最後の来年くらいは、同じクラスになれたら良いと思う。
「あ、青」
沙矢に続いて、私も歩き出す。
「そういえば担任が、この間、ものすごく怒ったんだ」
「え、何で?」
聞きながら、そういえば私のクラスの担任は怒ったことが無いなと思った。
「あの先生、数学の教師でしょ。数学の授業中に何人かの男子が騒いでいたの。先生は注意したけれど、全然静かにならなくて」
「うん」
沙矢は、右手の通学鞄を持ち直して続けた。
「そうしたら、授業の時に黒板で使う指示棒っていうの? 指揮者が持つみたいな棒あるじゃない。あれを、ばきっと、真っ二つに折ったの」
「本当に?」
私が驚いて聞き返すと、沙矢は頷いて肯定し、更に話を続けた。
「その後の授業は、先生が黒板に例題と解説を無言で書くだけ。チャイムが鳴ったら即、教室を出て行ったよ」
「すごいね。結構、穏やかそうな先生に見えるのに」
私達はそんな話をしながら、並んで中学校への道を辿った。こうして二人で歩いていると、小学生の時に一緒に帰ったことを思い出す。あの頃から沙矢はお姉さんのようなしっかりとした印象があったが、今もそれは、そのままだった。いや、あの頃より洗練されたとも言える。同じ学年なのに、私より少し年上のような気がするのだ。身長が高いせいもあるかもしれない。
「しかも、その日の帰りのホームルームは来なかったんだよ」
「じゃあ、帰りはみんなどうしたの?」
私の問いに、沙矢は呆れた顔付きで答えた。
「勝手に帰っちゃったよ。ラッキー、とか言って。まあ、待っていても来なかったから私も帰ったけどね」
沙矢のクラス担任は三十代後半くらいの男性で、確か高間といったはずだ。私のクラスの数学も担当している。ほとんど話したことは無いけれども、静かで穏やかそうに見えた。人は見掛けによらないものだ。
「男子も悪かったと思うけど、関係無い私達まで巻き込まないでほしいよ」
「確かに」
沙矢の言う通りだ。その場にいたわけでは無いから詳細は分からないけれど、とばっちりをを食う身としては、たまったものでは無い。
「私なんて数学苦手だから質問したかったのに、どんどん黒板に書き続けるし、質問が出来る雰囲気じゃないしで、最悪だったよ」
「私で良かったら教えるよ」
すると、沙矢は嬉しそうに笑って言った。
「実は期待してた」
私も笑った。
他愛ない、小さな私の世界。中学校に通う私、友人と一緒に登校する私、学校での出来事や、苦手教科について話す私。いつか私はこの枠を飛び越え、大きく自由な世界に入り込みたい。私の毎日は、その日の為の糧になるべきものだと思っている。今が楽しくないわけでは決して無い。けれど満足が出来無い。心の奥底が不満を訴えてやまない。
――こんなものじゃないだろう?
と。静かに、けれど強く囁くのだ。
私は、その声を無視することは出来無いし、その声に従うことは、むしろ幸せだった。私は、いつも何かが満たされず、喉の渇きを解消する為に水を求めるかの如く生きていた。枯渇。求めることをやめれば、それは生活に対する、現状に対する諦めであり、敗北を意味すると思った。求め続けることが、私が私である為に必要な行為だった。だから知識を始めとして、私は求め続けた。生きて行くことに貪欲でありたかったから。
「そういえば、有来のクラスは音楽の時間に映画を観たんだって?」
正門が見え始めた頃、沙矢が尋ねた。
「うん、先々週と先週で分割されたけどね」
二時間以上はある映画だった。五、六時間目の両方を使っても観終わらず、半分は先々週、残りは先週というスタイルが取られた。
「何ていう映画?」
「アマデウス」
私達は正門に立つ数人の教師に挨拶をして通り過ぎる。そして話を続けた。
「面白かった?」
「面白かったけど、濃かった」
今、思い返しても、内容の深い映画だった。音楽と人間と人生の、密接な結び付きが織り成したドラマ、とでも言うのだろうか。
「アマデウスって、名前?」
「うん、モーツァルトのミドルネーム。神に愛される、って意味らしいよ」
その映画は、モーツァルトとサリエリという二人の人物にスポットが当てられた作品だった。天才のモーツァルト、凡人のサリエリ。ライバル関係にある二人。
「モーツァルトって、クラシックの?」
「そう。クラシック曲の演奏場面もあったよ。私は引き込まれて観てたけど、みんなはあんまり面白く無かったみたい」
自習で教師が不在だったせいもあるのか、上映時は終始、ざわついていた。幸い私の音楽教室の席は一番前なので、わりと集中して観ることが出来たが。
沙矢と話している内に、私はアマデウスの感想文のことを思い出した。
「そういえば感想文の宿題が出てた。明後日までだったよ、忘れてた」
「有来でも宿題の存在を忘れたりするんだね」
私達は笑いながら昇降口を通り、上履きに履き替えた。教室前での別れ際に、沙矢が思い出しように言う。
「でも、有来なら作文は簡単でしょ? 小学生の時の作文だって、すごかったし」
「ああ、鉱物についての。懐かしいね」
あれから、瞬く間に時が過ぎた気がする。幸福も、本当の意味での不幸も知らなかった私は、あっと言う間に小学校を卒業し、中学校に入学した。そして今ではもう、中学二年生の秋を迎えている。本当に時間が経つのは早いと思った。
私と沙矢は軽く手を振り、それぞれの教室へと入る。教室の時計を見上げれば、朝のホームルームまで、あと十五分というところだった。
学校は退屈だった。勉強は必要性を感じて積極的におこなっているだけで、特に好きだというわけでは無かった。かと言って休み時間が待ち遠しいわけでも無く、学校で過ごす一日全体が、私には退屈だったのだ。
同じクラスに友人はいたものの、別にいなくても困らない程度の友人だった。失礼な物言いかもしれないけれど、このクラスの人間は、担任も含めて楽観的な人が多いように思える。楽観的と言えば、まだ聞こえは良いかもしれない。しかし、つまりは何も考えていないような人間だらけに見えるということだ。少なくとも私にとっては。休み時間は、とにかく騒がしい。男子は暴れ、机や椅子を、意味もなくがたがたと鳴らしたりもする。女子は話し声が、かなりと言って良い程、大きい。他のクラスもこうなのかと、一度、沙矢に聞いてみたことがある。
すると、
「そうでも無いよ。男子はちょっとうるさいけど、女子は静かな子が多いかな。まあ、一部の男子は授業中に騒いだりすることもあって迷惑だけど」
と、返って来た。
やはり、クラス性とでも言うべきものがあるのかもしれない。私は巻き込まれたくは無いし、内申の評価が下がることも嫌なので、休み時間は大抵、本を読むか眠るかしていた。時々は友人と会話をした。あまりクラスに馴染もうとはしていない私だったが、それなりにうまくやっていた。ただ、私が勉強が出来ることは周知の事実となっていたので、やっかまれることはあった。しかし、表立って喧嘩を売られたりすることは無く、私は比較的平和に毎日を過ごせていたのだ。付かず離れず、不即不離の関係を私は築き、自分からそれを崩そうと思うことは無かった。
やがて、朝のホームルームの開始を知らせるチャイムが鳴り、担任がいつものように教室の前扉を開ける。挨拶と出欠の確認が済んだ後、担任は六時間目の国語が自習になったことを告げた。
「国語以外の教科でも構わないから、各自、静かに勉強するように」
担任であり国語の教師でもある村野は、手短にホームルームを終えて教室を出て行った。
今朝、沙矢の話を聞いていて思ったが、私のクラス担任である村野は怒ったことが無い。授業中に騒がしくなっても淡々と注意をするだけだ。生徒が校内で携帯電話をいじっていたり、漫画やファッション雑誌などを持って来ていたり、制服のスカートが短かったりするのを見掛けても、
「学校に必要の無いものは持って来ないように」
「校則違反だ」
などの決まり文句を、本当に淡々と告げるだけだ。携帯電話や雑誌を取り上げることもしなかった。あまり生徒に関心がないように見えなくも無い。初めは変わった教師だと思ったけれど、最近では慣れてしまった。色々な生徒がいるのだ、教師だって色々なのだろう。
それに、この頃では村野に共感すら覚えつつある。結局、生徒の行動は生徒自身に委ねられる。校則違反だろうと何だろうと、自分で責任を取れということだ。私は勝手に、そう解釈していた。注意しても騒がしい人は騒がしいし、校則違反をする人はする。注意なんてされるべくもない生徒もいる。さすがに授業中に騒がしいことは勘弁して頂きたいが、授業が聞き取れない程であれば、あとで質問に行けば良いし、もしくは家で勉強すれば済むことだ。そう思い、私は諦めることにした。なるべく無関心でいることが、学校での時間を穏やかに終えるこつだ。
いつも通り、一時間目の始業を教えるチャイムが鳴り、教室に、数学の教師である高間が入って来る。騒がしかった教室は少しだけその勢いを削がれ、席を離れていた者は自分の席に戻って行った。連立方程式なんて、きっと私の――いや、大抵の人間の――日常生活には役に立たないだろうし、必要性を感じることもないだろうけれど。高校に進学する為、知識を蓄える為、ひいては描く未来の為に、私は数学の教科書とノートの準備をした。
数学、英語に続き、午前中の授業が終了した。今日もいつもと同じ、淡々と退屈な時間が過ぎて行った。授業を全く聞かなくても勉強が出来るわけでは無いけれど、さして疑問も湧かないまま流れて行く授業というのは、つまらない。しかも、かなり進行スピードが緩やかな気がする。同じようなことを何度も確認させられている気がする。社会科なんて、地理も歴史もひたすら教科書を読み、アンダーラインを引っ張ることが主だ。こんな授業で良いのならば、私でも出来そうだと思ってしまう。欠伸を堪えることが大変だった。
昼食の時間が終わり、昼休みも終わる頃、秋晴れの綺麗だった空には薄暗い雲が生まれ出していた。そして五時間目の終わりを知らせるチャイムが鳴る頃には、暗い灰色の雲は空一面に広がり、小さな雫を地に落とし始めていた。
私は窓辺に立ち、その雨の様子を眺めた。まだ降り始めたばかりの雫は、地面に、ぽつぽつと小さな染みを作っては吸い込まれて行く。窓の外に視線を向けながら、次の時間は自習だったことに気が付いた。音楽の宿題である作文を書いてしまおうかと考えた、その時。今朝の沙矢との会話が、ふと思い出された。
――小学校の時の作文だってすごかったし。
――ああ、鉱物の。懐かしいね。
沙矢にはああ答えたけれども、実際の私の気持ちは違った。「懐かしい」などという、温かく、穏やかな気持ちでは無かった。小学校四年生の時に書いた作文。国語の宿題で、題材は自由だった。資料として、慧が鉱物図鑑を貸してくれた。図鑑を借りた帰り道、公園で一人、私は泣いた。
――違う、一人では無かった。
私は急速に時間を遡り、思い出の中に立った。意図したわけでは無く、まるでそうすることが当然であるかの如く、私の脳は過去を呼び戻す。時間にしたら数分、もしかしたら数十秒くらいかもしれない。私は手に取るように、そこに見えるかのように、思い出という悲しみに触れていた。
そして、突如として鳴ったチャイムの音が、私を現実の流れへと引き戻す。私は席に着き、机の中から作文用紙を取り出した。そこで再び、望む望まないに関わらず、私の記憶が蘇り続けて行く。
『琥珀。綺麗ね』
悲しくも懐かしい声が聞こえた気がした。私の頭の中は、たちまち彼女のことでいっぱいになって行く。彼女と出会った時の驚き、彼女と過ごした楽しかった毎日、悲しかったこと。
そして、慧の存在。私には、慧が悪いとは思っていないのに、彼を許し切れない、認められない複雑な感情がある。私は、どうすることが正解なのだろう。いっそ全てを無かったことに出来たら楽だと思ったこともあった。けれど、彼女はもういないのだ。彼女の存在を覚えている私がそれを忘れれば、本当に彼女は消えてしまう。彼女の存在を心から証明する人間が、一人もいなくなってしまう。それに、私は彼女が好きだ。確かに行き過ぎたところもあったと思う。それでも私は、彼女を忘れて日々を生きて行くことは出来無い。彼女から離れてしまうことは出来無い。
私の右手のシャープペンシルは、作文用紙の上を滑り続け、アマデウスの感想を綴った。しかし私の脳の半分は、依然、彼女が占有している。
授業が自習となったことに浮かれ、クラスメイト達は雑談に花を咲かせたり、席移動をして漫画を読んだりしていた。正直、騒がしく、気が滅入った。しかし私は、その騒然とした環境で、忘れ難い思い出を振り返りながら、音楽の授業で観た映画の感想文を黙々と書いた。やがて書き上がった感想文は、作文用紙に六枚になった。それを読み返しながら、モーツァルトとサリエリは、少しだけ私達に似ていると思った。私は心の奥底で、静かに同意を求める。
勿論、返事は聞こえない。分かっている。それでも求めてしまうのだ。姫君がどんな返事をするのか、想像してしまう。
――そうね、似ているかもしれないわね。
と、頷いてくれるだろうか。
それとも、
――どこが私達と似ているの?
と、否定を含めつつ尋ねるだろうか。どちらでも良い、何でも良い、答えてほしかった。しかし、それはもう、叶わない願いだった。
ぱき、と小気味良い音を立ててシャープペンシルの芯が折れる。芯は勢い良く机上を飛び出し、どこかへ行ってしまった。私はその行方を追いながら、彼女の姿を重ね合わせる。小さな姫君はどこへ行ってしまったのだろう。私は作文用紙をぴりぴりと切り離し、机の中に仕舞った。
帰りのホームルーム終了後、私は二組の教室前で沙矢を待った。私のクラスの方が早くに終わり、その途端にクラスメイトは騒がしく廊下へと排出されて行った。薄汚れた廊下の窓からは、少し強めに降り落ちる雨が見える。雨粒が窓を叩き、水滴が窓ガラスを濡らし、室温と気温の差が、それを白く曇らせていた。
「あれ、有来。早いね」
やがて沙矢のクラスもホームルームが終わり、教室の扉が開く。私達は、いつも一緒に帰る約束をしているわけでは無かった。けれど、今日は何となく沙矢と帰り道を歩きたいと思ったのだ。私と沙矢は今朝方のように他愛のない話をしながら、昇降口へと向かった。
「あ、今日、空いてたら数学を教えてくれない?」
こんこん、とつま先を鳴らして靴を履きながら、沙矢は言った。
「うん、良いよ」
私は、桃色の傘を広げながら答えた。
「やった。じゃあ、このまま私の家に来てくれる?」
「うん。お邪魔して良いの?」
勿論だよ、と沙矢は嬉しそうに笑った。私は桃色の傘、沙矢は空色の傘の下に入り、雨を避ける。雨の雫は傘や地面にぶつかり、意外に大きな音を立てて散って行く。朝の美しい秋晴れからは予想の付かない雨模様だった。
「朝は、良い天気だったのに。嫌だな、もう」
沙矢の言葉に私も頷いて肯定した。
「それに、少し寒いね」
水溜まりを避けつつ、私達は慎重に歩く。そこかしこにある大きな水溜まりは、まるで罠の如く私達を待ち受けているかのようだった。強い雨で煙り、視界がはっきりと見えない。学校指定の革靴には、着実に雨水が入り込んで行く。まるで、水の牢獄に閉じ込められたような気さえした。私は雨が苦手だった。
私と沙矢が正門を抜けて左へ曲がると、その左手側に人影が見えた。雨と傘で遮られた視界の中、革靴と黒いズボンだけが目に入る。私は特に気にも留めず、通り過ぎようとした。
「有来」
瞬間、体全体に緊張が走る。私はほとんど反射的に足を止め、そして立ち尽くした。
「こうでもしないと会えそうも無かったから」
桃色の傘の上に、優しく静かな声が舞い降りる。私は声の主が分かっていた。けれど分かっているからこそ顔を上げられ無かった。そんな私の右隣で、沙矢が心配そうに尋ねる。
「有来?」
降りしきる雨の中、沢山の生徒が私達の横を通り過ぎ、追い越して行く。狭く雨に満たされた視界には、彼らの後ろ姿が微かに映っていた。
「有来、話したいことがある。突然で悪いけど、聞いてほしいんだ」
私の体全体が、小さく震えていることが分かった。それはきっと寒さのせいだと自分に言い聞かせ、私は、ただ自分の足元を見つめていた。
「有来、知り合い?」
沙矢が、やはり先程同様、気遣うように尋ねる。私は頷き、その言葉を肯定するだけで精一杯だった。
「有来の友達かな? 俺は有来の幼なじみで、羽野慧です。突然で申し訳無いけれど、有来をお借りしても良いかな」
「あ、はい……私は構いませんけど」
沙矢が、私の顔を覗き込むようにして聞いた。
「ね、有来。大丈夫? 私とはまた今度で良いよ」
「……うん、ごめんね。数学、今度、教えるね」
かろうじて沙矢の顔を見る。そして私は、やっとそれだけを告げた。
「気にしないで。また今度ね。それじゃ」
水溜まりを避け、沙矢は私の前を歩いて行った。青空の色をした傘が徐々に遠ざかって行く。急に私の右隣は空っぽになり、心細ささえ感じてしまう。そして私の左隣からは、言いようのない強い存在感、あるいは威圧感に似たものを感じた。
「行こうか」
その言葉に従うしかない私は、視線を下げたまま頷き、歩き出した。
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